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避けてたけどやってみたら意外と楽しめた FEif 暗夜王国クリア

以前も書きましたが私はシリーズものの大きなイメチェンにとても弱く、ifはストーリーも不評だったので避けてきました。
でも最近は考え方も変わったしカミラさんは好みだしマップが面白いらしいし、派生品の#FEや無双をやりたいと思っているのでどんなキャラか知ってるといいかなーと思ったので時を経てようやくプレイ。
そんなわけでこちらの記事は古参向けに書いております。また、キャラデザ、テキストのノリの関係で覚醒との比較をよくしています。
ご了承の上お読みくださいm(._.)m

使用ハード: 3DS
関連作プレイ歴: 紋章、聖戦、GBA3作、蒼炎、覚醒、エコーズ
プレイ時間:35時間(ノーマルクラシック キャラロストのやり直し含めると+3、4時間くらい)

〜だいたいの内容〜
王族カムイさんが生まれた国と育った国の戦争を止めようと頑張るSRPG。

面白かったです
面白い要素の8割は戦闘でしたけど、そもそもFEほぼ8割くらいは戦闘なのでそこが楽しいだけでとりあえず合格という感じもします。
シナリオは突っ込みどころもありましたがスルーして楽しく遊べる力がありました。

・戦闘の楽しかったところ3つ
①マップ
地形、ギミックを活用できるものが多くて満足です。
過去にあった「何の障害もない広いマップでたくさんの敵が四方八方から来る」というのは私としては大変なだけで面白くはないという印象でしたがifはそういうマップがなく、凹凸ある地形、多彩なスキル、敵の配置と単純に制圧だけではない勝利条件など、毎回次はどんなステージなのか楽しみでした。
龍脈の発動で地形を変えられたりしますが、これをすれば必ず有利になるものではなく、あえて使わず進軍する…という選択肢を取れるのも良いです。
攻略の方法がワンパターンではなく、キャラロストしてやり直す場合も違う戦略で挑んでみよう…と切り口を変えていけるのが楽しかったです。

②防陣と攻陣
覚醒では「ダブル」を組むことでパラメーター上がるわ攻撃回数増えるわほぼ無双で、初めて遊んだときには「味方を隠せて更にパラメーターが上がるとかなんかずるい事をしている気がする…」と思ったものです…。
ifではパラメーターは変化しないけど二人一緒に攻撃できる攻陣、攻撃回数は増えないけど前衛のパラメーターが上がる防陣と役割が別れ、その使い分けを戦略に組み込めるので楽しかったです。
しかもこの2つをうまく使わないと厳しい場面が何度もあるためズルしている感じもなく丁度いいバランスでした。

③演出がいい
これは覚醒からですが、モーションがかっこいいですね。
アニメーション非表示設定の方もいらっしゃるでしょうけど、声優さんの演技もいいので見ていて楽しいです。

・懸念していた点3つ
①シナリオ →評判通りだけど戦闘楽しいから許す
深く考えたら負けな気がします…w
全体通して「こういうシステムにしたい、こういう展開になってほしい」という製作者の意図によってキャラの言動、生死が無理やり動かされている感じがして不自然だったのが気になりました。
シナリオがそれならFEやる意味ないじゃんと思うでしょうけど本当に戦闘が頑張ってカバーし遊ぶ価値を作ってくれます…!
ただベースの設定の素材の良さは感じたのでまだ遊んでいない白夜、透魔でまとまっているなら面白い話になるのかも。

②軽そうに見えるキャラ →メインの親世代は覚醒より好きかも(オマケの子世代は覚醒の方が好きかも)
覚醒の親世代は「なんか遠足行くノリで戦争に参加してる」という印象でしたがifは「あなたの兄弟から頼まれてきました」という理由がほとんではあるものの、一応忠誠心的なものから戦争に参加しているんだなというのが見えたのは良かったです。
それに難易度の高さから、厳しい戦いを頑張ってくれているという愛着もわきます。
ただ子世代は「このキャラからこんな子供が!」というギャップ重視で狙った感がものすごくします。とはいえ今回は性能的にも話的にも本当に外伝なのでまぁいいかなと…。
子供といえば私は二次元内の腐女子が苦手でFEHで見たエポニーヌも覚醒のノリで登場直後からバンバン腐アピールするんだろうなと思ったら登場シナリオは最後の最後までその素振りを見せず、まともな理由で戦っているのには驚きました。支援会話はアレでしたが…ゼロとの支援会話だけ全部真面目な話だったら好感度はもっと上がったのでそこは残念。

③なでなで、お風呂 →必須じゃないから良かった
支援を上げたいときはやりましたが3回くらいしかやりませんでした。
これはやりたくなかったというより結構たくさん撫でないといけなくて面倒だったからです。
風呂は特に特典はないので1回しか入りませんでした。
古参に嫌われがちな要素ですがスルーしても全然問題ない箇所で「やりたくなければやらなくてOKです」という作りになっているのが良かったです。
ルナティックとかやる時は必要かもしれませんが…。

・総評
とにかく戦闘マップのおかげで楽しく遊べ、やっぱりこのシステムが好きなんだよなぁと思えた一本です。
昔から遊んでる方だとキャラと話のためだけで遊んでいるということはほぼないのではと思うので、ゲーム的な部分だけを目当てにやってみるのも良いのではないでしょうか。

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