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太陽とシスコムーンが令和にトレンド入り!?

 先日、ツイッターで「太陽とシスコムーン」(以下、太シス)がトレンド入りしていた。麒麟の川島さんが司会を務める朝の情報番組『ラヴィット!』でK-Popのアイドルがこぶしを効かせて歌うといった話の流れから太シスの名前を出したらしい。番組視聴者はもちろんのこと、ハロプロのファン、『ASAYAN』世代などが大いに盛り上がり、放送直後から夕方までトレンド入りしていたそうだ。この反響の大きさには筆者も驚かされた。

 初めて筆者が太シスを知ったのは2000年の解散する直前で、コンピレーションアルバム歴代1位を記録した伝説の「プッチベスト 〜黄青あか〜」に収録されていた「丸い太陽(4人Ver.)」がお気に入りだった。「恋ダン」や「ハピサマ」で勢いに乗っていたモーニング娘。とは一味違って、オールユニゾンで温かみのあるところが良かったのかもしれない。他の「ガタメキラ」や「宇宙でLa Ta Ta」が収録していたら、興味を示すのに少し時間がかかったかもしれない。

 2002年にハロプロのファンクラブに入会してからグループが既に解散していたこと、シャ乱Qのまことと共にコンサートのMCを務めていた稲葉貴子がメンバーの一員だったという事実を知った。今ほどネットが身近ではなく、Wikipediaという便利なものはなかったため解散の事実を知る由もなかった。その後は改めてハロプロの歴史を知ろうと、小学生でありながら近所のレンタル店でアルバム「TAIYO&CISCOMOON 1」と「2nd STAGE」を借りて、コンポやCDプレイヤーを通じて聴いていた。そのため代々木のハロコンで「Magic of Love」を披露してくれた時は嬉しかった。

 稲葉貴子はハロコンでの出演時間は短かったが、明らかに他のメンバーに比べてダンスの切れ味が違い、めちゃくちゃカッコよかったのを覚えている。現在はハロ!ステ ダンス部といったメンバーをフューチャーする企画があるが、早いうちにダンス部が存在していたら、リーダー的存在として注目が集まっていたと思う。

 太シスの活動期間はトータルで1年半とかなり短いが、上海在住のRuRuを除いて何度か再結成されており、2009年にはデビュー10周年を記念した単独ライブ、2015年にはRuRuの来日をきっかけにトークイベント(※情報番組『ノンストップ!』でも取り上げられた)、2018年~2019年にはハロプロ20周年の企画に参加し、ステージに華を添えた。

 歴代ハロプロメンバーにおいて最年長にあたる信田美帆は今年の5月で50歳を迎える。数年前にピンク・レディーが年末の『日本レコード大賞』でノンストップメドレーを披露していたように太シスもピンク・レディーのような存在になってほしいと思う。

 絶対に太シスならやれる。

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