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はじめに | バセドウ病体験談#1

体験談を書くきっかけ

はじまりは、バセドウ病で体験した症状をまとめたイラストをTwitterで公開したことでした。

このイラストを掲載した時、思っていた以上に大きな反響があってとてもびっくりしました。

反響が大きかった理由のひとつに、体験談の情報が少ないということがあると思っています。

バセドウ病は調べれば情報はそれなりにヒットしますが、体験談はあまり無いように感じていました。バセドウ病で苦しんでいた時、アイソトープの決断に悩んでいた時、私が欲しいと思っていた情報はバセドウ病の一般的な症例集などではなく、個人の体験談でした。

甲状腺の病院に行けばたくさんの人がいるのに、ネットはこんなに広いのに、バセドウ病の体験談はほんの少ししかなくて…当時は不安で不安で、仕方がありませんでした。

このイラストを描こうと思ったきっかけも、そこにありました。そしてイラストを通して、バセドウ病患者の方と交流する機会を経て、そのような想いを抱えているのは私だけではないことを知りました。

しばらく経ってから、デジタルでイラストを描き直しました。

体験談で伝えたい想い

私の20代はバセドウ病と共にありました。

私は大学生の時にバセドウ病を発症し、病気と付き合いながら仕事を続け、結婚を経て妊娠や出産という未来を考えるようになり、27歳でアイソトープと退職の決断をしました。

ひとりの女性としてバセドウ病と共に歩んできた時間を、あの時欲しかった情報を、私自身がアウトプットすることで誰かの役に立てて欲しい。そんな想いを込めて綴っています。

「もしかしてバセドウ病かな」とご自身の体調に不安を感じている方。今まさにバセドウ病で苦しんでいる方。身近にバセドウ病の人がいるけれどどう接したら良いのか分からない方。バセドウ病を知らない人に上手く病状を伝えられない方。

様々な立場の方達にお読みいただき、何か良いきっかけをひとつでも掴んでいただけたら幸いです。

体験談を読むにあたって

私の場合は症状が多岐に渡り、主治医や別の病院に相談しても原因が特定できなかったものが沢山あります。バセドウ病以外の疾患も持っています。

体験談を通してお伝えする症状が必ずしもバセドウ病に関係しているとは断定できません。気になる症状がある場合には必ず主治医に相談のうえ、適切な医療機関を受診してください。私自身、甲状腺専門の病院以外で、心臓や胃など様々な検査を行ってきました。

バセドウ病の症状についても大きく個人差がありますので、あくまで一個人の体験談であることを前提としてお読み頂けますと幸いです。

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バセドウ病体験談の記事まとめ↓

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