17年前に考えていたこと

17年前にこんなことかんがえていたんですねえ

=========================

マーケットタウン協同組合構想  (資料)
        ローカルロジスティク&ふるさとマーケット
                        平成15年6月5日 
                            渡辺恒久

 古河・総和・三和の合併を前にしてこれらの地域を見てみると都市部もあれば農村部もあり、多様な顔を持っている。東京から1時間の距離は手軽な故郷としての存在価値があるものと思う。古河の持つ歴史・総和の持つ緑・三和の持つ田園風景これらを元に街の活性化を図ることができるのではないだろうか?都会人の仮想故郷として、全国のネット利用者が仮想住人として利用できる街を創造してみてはどうだろう。
 もちろん、現在住んでいる我々も含めてこれらの地域にいる人々がより良い生活を送る上に必要な情報があり、それらを安心して利用できるインフラもまた必要である。情報のインフラはやり方によってはそれほど高額なものではなく、参加者の能力を持ちより組み合わせることで、大きな力を発揮できるであろう。


目 的 
1. 物流と情報を組み入れて街全体をマーケット・通販ショッピングモールと見なし、インターネット上にバーチャルタウンを創り顧客は市民として扱われる。それにより培われた関係から実際の街であるリアルタウンでより緊密な関係を構築し、ネットでも街歩きでも楽しめる街を創る。
2.  また地域の要望を受付けるコールセンター機能を持つことで地域内外の顧客の要望に応えられる体制を構築し、要望に応じた組合法人のサービスを提供・また当組合に関係のない事柄も極力応じ、適正情報の発信をおこなう。
3. 将来的には介護・育児分野での地域へのサービスの提供とマーケット規模拡大を目標とし雇用の確保と街の活性化を期す。


概 要 
1. バーチャルタウンの名称を「バーチャルタウン古河」として市民は街の旧住所が会員番号(天神町1235)各町内は趣味のフォーラム単位に(天神町は衣料・代官町はパソコンなど)なる。町内の情報は掲示板・辻には高札が時々出され、それを読むと得する情報が得られたりする。参加法人は商店街を形成し古河・総和・三和以外の商店にも出店してもらう(××商店古河支店のような名称で)
2.街の中にはいろいろな趣味の博物館もあり、路地裏には何か特別な仕掛けがあり、そこになんらかのアクションを加えるとなにかのリアクションがあるというような構成にする。
3.画像表現の高速化も出来るようになった現在の状況から、例えば商店街の商店の紹介は場合によっては有名俳優などに紹介または解説してもらったりすることで、より興味を持てるように誘導していき参加企業は顧客と直接画像メールでのコミュニケーションを取りビジネスチャンスを活かして頂きます。
4.参加市民は古河の祭に参加していただける権利を持ち、提灯もみなどにも参加できるようにします。このような環境を作るために参加企業で一括してパソコンを安く導入していくなりしてインフラの整備やその操作の勉強をする。
5. 地域の情報をネットを使わずに利用したい人々のためにコールセンターを作り、生活に必要な情報や要望を聞いていきます。コールセンターでは入力される電話から顧客登録を行い履歴をストックし、顧客の傾向と対策に利用する。受け付けた注文には素早く対応する体勢を作り、大型店の真似の出来ない小回りで攻める。そのためのあらゆる輸送をする部隊を市内に配置し対応する。これにはタクシー業者・宅配業者・短距離では加盟商店会の交代による輸送などの既存のインフラを利用する。
6.また、コールセンターにはその機能ごとの電話番号を登録することで、参加法人の終業後の受付・電話応対連絡などの代行業務も行える。
7. 街の情報を対外的に発信しメールのやりとりで古河に来る人々達の期待が何処にあるかを掴むことが出来、期待に合わせた町作りが出来る。街の中の空き店舗を改造し百人程度の席数を持つ劇場を作り、地元近隣のアマチュア劇団・中学・高校の授業としての演劇や演劇部の発表の場としてや、東京のプロ劇団の若手・若手落語家芸人・大衆演劇・日本舞踊などの発表の場にし市外からの人々と近隣のお年寄りの流入と街のイメージ昂揚を促す。
8.バーチャルタウン内で展示している博物館を実際の街の空き店舗に作ります。バーチャルの位置とリアルでの位置は当然違うので、スタンプラリーのようなおもしろさを付加することで街を歩く人に興味を持って貰う。状況によってはRPG制作会社とタイアップまたはその協力を得て、街をゲームタウン化するというのはどうだろうか
9 テレビ・映画製作会社にアピールしロケタウンとして利用して貰う。エキストラは商店の皆さんと市民が参加
10. 地域で生産される原料で地域の技術で地域のイメージを持った地域ブランドの創造。

=================================

17年がたってこの考えについては絵にかいた餅であったり、実際にほかの町で現実化したりしています。まだいくつかは実用化されてはいませんが、別の方法や考え方で行われているものと思います。このころは少子化より高齢化に注目していたようです。商店会の沈没が特に気になって考えているようですね。

5番なんかは今のウーバーシステムがそれに近いかな?ヴァーチャルシティなんかはゲーム性が受けそうですね。これはVRシステムの普及で何らかのアクションが期待されますね。私が市長になったなら古河市のある文化施設を開放、独自のイベントなどを開催して周辺の商店会に元気になってもらいたいと思う。その施設ができる前からそれっぽいこと考えていましたね。文化センターを建設すれば私はおとなしくなります。

ともかく考えるのはいくつになってもたのしい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?