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良いブランドの条件とは?

こんにちは。TUMUGUです。


前回までは「中小企業こそブランディングを始めよう」「じゃあブランディングってなに?」についてお話ししてきました。


今回のテーマは「良いブランドの条件とは?」です。


いわゆる「良いブランド」とはどのような要素を持っているブランドなのか見ていきましょう。

良いブランドの条件:13カ条

良いブランドの条件は以下のものだと言われています。


●AUTHENTIC:偽りがない
●VISIONARY:ビジョンがある
●VALUABLE:価値がある
●COHERENT:一貫性がある
●SUSTAINABLE:持続可能である
●FLEXIBLE:柔軟である
●DIFFERENTIATED:差別化されている
●COMMITED:約束を守っている
●EMOTIONAL:感情を引き出す
●SOCIAL:社会貢献の要素がある
●ENVIRONMENTAL:環境に優しい
●GOVERNANCE:企業倫理/ガバナンスがある
●POSITIVE:ポジティブである

そのなかでも、近年特に重要視されている要素は以下の4つです。


●SOCIAL:社会貢献の要素がある
●ENVIRONMENTAL:環境に優しい
●GOVERNANCE:企業倫理/ガバナンスがある
●EMOTIONAL:感情を引き出す


現代の消費者、つまり商品やサービスのユーザーたちは、ほとんどがそのビジョンやポリシー、考え方に共感できるブランドを好んで選んでいます。


つまり、現代で「良いブランド」として在るためには「私もそう思う!」「その考え方に賛成!」というユーザーの共感が必要不可欠なのです。

また、ユーザーの感情を引き出すことも重要です。
似たり寄ったりな商品があふれる現代だからこそ、商品の機能や実用性ではなく、その商品に込められた想いや開発の背景などユーザーの感情を動かすブランドが選ばれています。


ユーザーとの距離が近い、親しみやすい、繋がりを感じやすい。
そんなブランドが好まれているのです。

上に挙げた4つの要素は、ユーザーの「共感」や「感情を引き出す」ために必要な要素というわけですね。

「こだわる」人の行動心理


こだわりを持つ人が何か商品やサービスを選ぶとき、値段の優先順位は低いと言われています。
その背景には以下のような行動心理が潜んでいます。


商品に込められた思いや背景を知り共感する
→ 商品を使う自分を想像して購入する
→ 環境に良い商品を使用している自分に満足する
→「わたしはこれじゃないと!」と思う
→ 商品を再度購入
→ 商品・ブランドのファンになる


この行動心理には、


商品やサービスを利用すると喜びを感じる+その商品やサービスを通じて魅力的な体験ができる+そのブランドを使うことでなりたい自分になれ、ブランドとの絆が深まる

という、その商品を通してブランドがユーザーに提供する価値=提供価値が含まれています。


ブランドへの共感を入り口としてブランドが提供する価値を体験してもらう。
それを体験したユーザーがブランドに魅力を感じ、ブランドに対し愛着がわくことでファンになってくれるのです。

人間味のあるブランドになろう

とっつきやすく好ましい 完璧なふりをしない
威圧的にならない 信用できる正直な人。


こんな人がいるとしたら、自然とまわりに人が集まり、人気者で、みんながその人と仲良くしたいと思うでしょう。

ブランドも同じです。

ユーザーの暮らしにそっと寄り添う、
"人間味のある" ブランドを作っていきましょう!

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