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漫画について

漫画について話そうと思います。別に喋らなくてもいいけどね。
どうする?女性器の話をする?私はどっちでもいいけど。
漫画かマン……いや、この単語はやめよう。去年とは違う。今年からはクリーンな創作者を目指しているのだ。

もうマンコなどという下品な俗称を出すのはやめよう。品のあるnoteを目指そう。皆さんとは違い、私は人間的な身分が高いので。

最近健全であるという事を考えている。健全とはどういうことか?個人的な範囲では心と体のバランスが釣り合っていることだと思う。
社会的な範囲では?それもまた、『バランス』が釣り合っていることでしょう。何の?

現状のバランスは釣り合っていると思います。
SNSを込みの社会観にはなりますが、丁度いいですよね。

ここから余計な介入があると、またこじれるのでしょうか。配慮と情緒のそのまた先にある啓蒙号的パノラマ劇場の茶番さえ無視できれば世の中はひどく単純な情報だけが同じ数だけ意見としてぶつかり合っています。

で、私の今回の漫画のテーマ、それが過去への恩返し。
インターネットの一番楽しかったバランスも糞もないエゴとアングラの碌でもない時代に転がっていたWEB漫画に敬意をもって当時のヤバな漫画達を思い出しながら描きました。

そもそも私が読んでいた頃ってまだつくすんとかが描いていて(今も描いているけど)若干怖いというか、病んでいる雰囲気強めでそれも含めて当時のネットのノリだなと感じています。まぁ、これも、今も病んでるけど。

私が読んでいた漫画とか、好きだったものなどを回顧して今回要素として強めに意識したのは杜撰さとか、煩雑さ、それはある意味での適当さ。これを求めて一度描いていた17ページほどのネーム(漫画のラフ)を全没にして、下書きもなしで白紙にコマをアドリブで引いて描きました。

内容は、最初の構想では滅茶苦茶で収拾のつかない感じ。キャラクターもその時でデザイン無しで描いて、だからシーンごとに背の高さやスカートの長さが違ってたりする。
一ページ目を描いた辺りで、何となくシナリオが出来た。

私はチャーリーとチョコレート工場という映画に異常な執着をしていて、その映画って、子供たちが一人ずつそれぞれの方法で脱落していって、最後に心優しい少年が残るんですよね。そんな話。

だからこの漫画も、ある目的でやってきた女の子が面接中に部員を一人ずつ色んな方法で殺していって、部員たちは面接だから女の子の対応をしないといけないんだけど、死ぬ。死んでいく。というある意味昔から描きたかったパニックホラーというか、筒井康隆の小説に「死にかた」っていう話があるけど、ああいう感じ。それがイメージとして湧いてきた。

なんだけど、ただのグロ漫画にはしたくなかった。好きだけどね、安いスプラッターも。でも今回のテーマは恩返しだから、ホラーというより病んでいる?少しサブカルの方に寄ってなくてはいけなくて。
当時の漫画、それはカフカエスクな喜劇とシニカルな態度、単純さや面白さが欲しいなら外の商業漫画を読んでいればいいわけで、ことインターネット漫画というものには病的な複雑怪奇さ、プリミティブな情動が求められていました。

てなわけで、一人ずつ脱落していくわけだけど、そこには滑稽さを足してスラップスティック・コメディ的な導線に沿って展開していくようにまとめました。
その際にかなり参考にした動画があり、それがこれですけど、大体この動画を見れば漫画でやりたかったこともわかってもらえるのではと思います。

ウンコはねトび☆輪姦SUSHI.mp4

ここからは少し詳しく内容についても語ります。
まだ読んでない人は是非……!→ここから読めます。

タイトルだけど、ずっと案だけは有ったものを利用しました。胚徳館女子高等学校って意味不明ながらに淫靡な印象があっていいですよね。
あと、まうしさんっていう滅茶苦茶面白い動画作ってる人がいて、その人が動画の裏話で勧善懲悪について書いていましたが、それ、私も同意します。
そんなわけなんで、輪姦部。普通の、真面目に部活動に打ち込んでいる部員が被害にあうとかわいそうだけど、輪姦部ならいいよってなりますからね。

後書きで暗殺教室みたいな物騒な言葉を使いたかったと書きましたが、優しい世界と合わせて全部適当ですからね。あれに書いていることは。

後書きとキャラクター設定は、当時の漫画でありそう感というか、どちらかというと個人ホームページ時代?いらない後書きと長文のキャラクター設定は狙いつつも、作品としてどちらも上手い事取り込めたかと思います。ジョジョネタも、入れたかった。今時あんなに真っ直ぐパロディするのは珍しくて逆に面白いですよね。?

キャラクター。

主人公?の神崎は輪姦部に乗り込んできて暴れる役。でも目的はふたなりとの交尾なので最終的に犯されて終わる。勧善懲悪。まぁそもそも彼女自体設定にもある通り宗教の影響を無意識に知らず知らずのうちに刷り込まれているという厄介な状態でして、ある意味縛られているキャラ?なので髪の毛を縛っているデザインです。
このnoteのサムネも彼女で、髪も解かれてますが、これはふたなりレイプによってそうなってたらいいなぁという願望込みの想像図。実際はわかりません。よりこじらせてるかも。作品外でどうこう言いたくないし、そもそもそういう作品じゃないですしね。

他のキャラは、犠牲者。誰がどうなって脱落するかは全く決めてなかったのでアドリブです。でも、四肢切断と脱糞は描くと決めてました(上の動画参照)。パロスペシャルは土管くんっていう作品で確かそういうシーンがあったはずです。でも、パロスペシャルってあれは肩にダメージを与える技なので、背骨が折れたりは無いはずなんですよね。まぁあれはポルチオ責め真拳奥義のひとつなので。プロレス技とは違うのでしょう。最後のシーンは団員全員が映ることも考えましたが、画面がやかましくなりそうでやめました。早乙女が犯されたのは、ロドリゲスの手足を切ったからです。勧善懲悪。ロドリゲスも、切られるだけの設定を書いてますが、彼女自体が悪いわけではないんですよね。ほんと、宗教って糞っすね。

漫画については、こんなところですかね。

本当は、昔私が好きだった作品なんかも語りたいですが、長くなるので辞めておきます。またの機会に。

今回テーマを恩返しにした理由、それを名目に個人的な思い出の還元を行ったのは、今後の活動で短編集を作りたかったからなんですよね。
漫画をまとめて、まだ売るかどうかは決めてませんが、一つの作品にして発表したい。何にせよあと数作は無料で公開すると思います。

新都社は、マルチポスト禁止で商業的な関りもアウトなんで、短編集用の漫画を載せられないんですよね。なので、その作業に取り掛かる前に区切りとして一つ読み切りを描きました。

創作に対する無垢さ。これを実践したいですが、意識している段階ではまだまだですね。今作を描いているとき、米津玄師のBremenを通しで聞いてみたのですが、悪くないんですよね。悪くないなぁと思って。
私は自分のために創作をしていて、それで実際に楽しいからいいのだけれど、もう少しだけ他の人も楽しんでもらえるようにしようかなと、去年のCOEIROINK投稿祭ですかね。普段見ないようなジャンルの作品にも触れたことで、なんとなくそれを目標にしようと思いました。

まぁ今後、とりあえずは動画です。活動の主として、今やっていることを終わらせる。それを満足にやり切ってから次のことを考えたいと思います。

そういうわけなんで、応援よろしくお願いします。
それではみなさん、ここまで読んでくださりありがとうございました。

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