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麒麟がくる第39回議事録←

今回は信長さまのご乱心もあったりはしたけど
煕子が圧倒的主役の回だった。
長篠の戦いがすっ飛ばされたって問題なしw
十兵衛はきっと参戦していなかったのだ。

十兵衛の妻・煕子が亡くなった時期についても
例によって諸説あるんだけど
十兵衛が本願寺勢との戦いで倒れた後に煕子が病にかかったことは
十兵衛と昵懇だった公家の吉田兼見の残した『兼見卿記』に記述がある。
十兵衛は煕子ののために平癒の祈祷を吉田兼見に依頼したらしい。
「麒麟がくる」では駒が伊呂波大夫に
平癒の鬼やらいを依頼したようだが
オリジナルキャラを有効活用しやがって~
と思ったり思わなかったり。
ちなみに伝吾の弓じゃ威力が弱かったんだろうか、効き目合った?w

というか、煕子の病が重くなったのは
間違いなく望月東庵先生のせい(笑)
十兵衛が重体になって『あとはもう神仏に・・・』とか言っちゃうから
雨の中でも煕子がお百度参りを始めちゃったじゃないか!←
望月東庵先生には責任を取ってもらいたい(笑)
あ、そういえば十兵衛が重体になって望月東庵先生が診てくれたけど
史実では当時の名医・曲直瀬道三が診てくれたらしい。
「麒麟がくる」も最初は曲直瀬道三を登場させてはどうか
みたいな話があったんだけど
脚本家の池端俊策さんが難色を示して却下された
とかいうのをどこかで見かけた。
でも医者だといろんな人と接点を持てる死
行動範囲も広げられるので
望月東庵先生のキャラが生まれたとかなんとか。
ツイートで見かけたのかな、ちょっと忘れてしまったw

さて、煕子が亡くなる回だったからなのか、
今回はいろんなものが回収された。
十兵衛の父の形見である数珠。
やはりあれは最後まで煕子は質屋に売らなかったようだ。
質屋関係の煕子の逸話で黒髪を売った話があるんだけど
今回その話も思い出話として語っていた。
煕子が十兵衛にあげた温石もまさかここで出てくるとは思っていなかった。
十兵衛がどれぐらい煕子のことを大切に思っているかが
よく伝わって来る話だった。
そして煕子の最期のシーンでは
花弁が舞い散ることで逝ってしまったことを表現してたけど
煕子って一番最初に登場した時も花弁が舞っていたんだよね。

妻木の館に訪れた十兵衛が屋敷に舞う花弁に誘われるかのように
母屋(?)に入っていくと、可愛い小鬼とかくれんぼ中の煕子がいた。
十兵衛に見つかった煕子が抱える籠には
沢山の花弁が入っていて
それは何に使うのか?
と十兵衛が効くと
見つかったら小鬼たちに花吹雪を浴びせるんです
と、煕子は答える。
この煕子の答えで十兵衛は思い出す。
幼い頃にこの妻木の館で煕子とかくれんぼをしたこと
そして鬼だった十兵衛が煕子を見つけると
花吹雪を浴びせられたことを。

これが第何回だったかはちょっと調べてみないとわからないけど
(多分自分のブログで検索すると早い気もするw)
煕子の最期のシーンに舞った花弁を見て
煕子初登場のシーンが頭の中にバーッと浮かんできて
涙とは違う何かがこみあげてくるような感傷に浸っていた。
何かはよくわからないw
煕子が亡くなってしまって
もう十兵衛との仲睦まじいやり取りを見れなくなるのは
とってもとっても残念なんだけど
哀しさとか寂しさ以上に
煕子に『良かったね』って言ってあげたくなるような
なんか不思議な感情が湧いてきたw
まぁ何を言ってるかはよくわからないかもしれないけど
兎にも角にも、煕子は十兵衛にとって最高の妻であり
十兵衛も深い悲しみに包まれたであろうことは間違いない。
そして麒麟がくる世を煕子に託された十兵衛は
もはやコントロールの効かないサイコパス信長さまを
打倒すべく立ち上がるのである(笑)
本能寺の変を起こすか否かの葛藤の中で
煕子の最期の言葉は十兵衛の後押しをすることになるのかなぁ
なんて思ったりしている。

第39回は煕子の話がメインだったけど
何気に情報量が多かったし
前述のとおりスルーされた戦もあったりなので
その辺はブログの方で書く予定。

そういえば家康の正室・築山殿が登場したけど
「女城主 直虎」の築山殿の方が好きだ(笑)


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