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「どうやったら仕事になるんですか?」~副業、定年後プチ起業を考える人へ

好きなこと、打ち込んでいることはあるけれど、どうやったら「仕事」になるかイメージできない……そんなふうに、悩んではいませんか?

先日、美容室へ行った時のこと。

カラーをするために、担当さんに変わって最近入った若い(20代後半くらいの女性)アシスタントさんが私の髪をいじり始めると同時に、こう聞いてきたんです。

「俳句、教えてるんですよね?」

どうやら、前回来た時に、ちらりと話したことを覚えていたみたいで、世間話の前振りなのか、俳句に興味があるのか測りかねながら、

「はい……」

と答えると、意外な言葉が返ってきました。

「そういうのって、どうやったら、お仕事になるのかなって……」

なんとまあ!そういう関心の持ち方をされるとは、ちょっとビックリ。しかも、美容室でそんな話になるとは。

でも、確かに、「仕事になりそうもないことを、仕事にしている(っぽい)」人に出会ったら、私も興味津々になって、いろいろ背景を聞きたくなるかもしれません。

残念ながら、私の場合は、自ら開拓し仕事にしたというサクセスストーリーは持ち合わせていません。「俳句教えたい」とか「仕事にしよう」とか、自分から強く思って始めたわけではなく、いくつかの賞を受賞して、地元の新聞に紹介されたりしたことをきっかけに、教える仕事が舞い込んできた……という感じです。

そもそも、俳句は「稼げる」というジャンルではありませんし(笑)テレビ番組で俳句ブームが来たことのも、追い風になったと思います。私の年齢で俳句を教える人材が少ないというのも、声がかかりやすい要因でしょう。

けれども、ただラッキーとかタイミングがいいとかだけで片付けてしまうのも違う気がします。仕事にしようと思わなくても、好きでコツコツ20年続けてきたからこそ、お話をいただいた時に、それを受けられる「準備」が整っていた。そんなふうに思っています。

また、一度「仕事」として受けた後は、自ら発信をするなどして、「俳句講師業」を広げていくことにも努めました。それは、このお仕事に「やりがい」「楽しさ」を感じ、続けてやってみたいと思ったからです。

ネット上に経験や実績がわかる形で示されていると、頼むほうも頼みやすいですよね。そんなこんなで、今はいい感じで「俳句を教える」ことが「仕事」としてまわってきています。

さて、話を冒頭に戻すと、美容室の女の子が私に「どうやって俳句を仕事にしたのか?」と聞いてきたのは、自分の将来について考えていたからのようです。

美容師以外の何かを組み合わせて、自分の幅や可能性を広げられないか?年を重ねた時に、趣味のような分野で何かを教えるなどできないか?

これって、まさに「副業」「複業」の考え方ですよね。「美容師」とか「まつエク」とか手に職を得ているにもかかわらず、そこだけにとどまろうとしない。

将来への経済的な不安への備えというのもあるかもしれませんが、今の時代、「定年まで、この仕事に捧げる」というのではなく、いろいろな可能性を探りたいという人も増えているのかもしれないですね。本業ともう一つ別の世界。その別の世界も、ただ趣味として楽しむだけでなく、可能であれば収益化もできたら嬉しいというところでしょうか。

もし、あなたが同じように考えているなら、こちらの講座がおススメです!

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「俳句講師」として活動する以前は、書籍編集やライター、ブログ文章術の講師などを中心に活動していました(現在も一部続行中)。今回はこちらの顔で登壇します。

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