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占い師の最初の壁とは

占い師が最初にぶち当たる壁ってなんだと思います?
霊感がない?占い技術がない?集客できない?
ぜーんぶ違います!そんなことはもっと先の話。

占い師最初の壁は「不倫占い」です!間違いない!
今やお笑い芸人ですら致命傷となるこの「不倫」が
一般社会に山ほど転がってるんですわ。

占術を勉強して占い師になりたい人って
良く言えば
人の心に光をさし、役に立ちたいと願う人
悪く言えば
人の人生にアドバイスしたいおせっかいな人
ざっくり言えばこんな性格だと思う。
正義感が強いといってもいいだろう。
だからこの「不倫」という犯罪ではないけれど
倫理観的にどーなのよって問題でつまずく占い師は意外と多い。
正義感が強い故に
「お相手は奥さんよりもあなたが好きですよ」とか
「複雑だけれどお二人は純粋に愛し合っています」とか
そんな台詞が苦しいわけ。
奥さんや子どもの修羅場を思えば当然の気持ちである。

じゃ、占わなきゃいいのでは?と思ったそこのあなた!
それについては、YESでもありNOでもある。
個人占い師でいく場合は「YES」だ。
個人で集客し、占う顧客を自身で選別する場合だ。
私は不倫を占いませんと言っている占い師は沢山いる。
ただ売れてからならいざしらず
無名の時にそれをやってしまうと集客できないリスクはある。
それだけ「不倫占い」の需要は高い。

占い会社に所属する場合は「NO」だ。
看板占い師であったら占う顧客を選択できるかもしれないが
少なくともその他大勢である占い師の一人であれば
不倫占いを断ることは出来ない。
チャットも電話占いも審査の段階で「不倫」を占えるかの確認がある。

じゃ、「不倫をやめたら」と言えばいいじゃんと思ったそこのあなた!
それについては「NO」だ。彼女らは(90%女性なので)
不倫を止めたいわけではない、実らせたくて占いにきているから。
無理そうなのは薄ら自分でも感じている。
でも自分も30代、40代になってしまい後に引けない状態!
そんな全うな意見(占い)を聞きたくもないし、聞く気もない。
愛されている確信や大丈夫って言葉が聞きたいだけなのだ。

こうして
自分の正義を曲げ、占い師として収入を得るのか
自分の信念を貫き、売れない師として収入を諦めるのか
2択のジレンマで心身を消耗する新人占い師は少なくないと思う。

私はどうしたかって…?
3ヶ月くらいで心を無にするスキルを身につけ
今日も元気に「不倫」を占っておりますよ!!
ただ会社所属と個人活動とでは差別化し
自分の正義や信念も失わない鑑定もしています。
その話はまたいつか…


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