覚束無いのはウイスキーのせいか、それとも精神的なことの影響か。キツいアルコールに身を任せてもフラットにならない頭は、深夜でもうるさい。波状的に浮かぶ複数のワードが、磁石みたいに繋がってしまうからだ。部屋の静けさが痛みを誘うから、逃げるようにグラスに残ったウイスキーを口へと運んだ。 5 朝比奈ケイスケ 2019年1月9日 02:35 【140字小説27】 #小説 #物語 #掌編小説 #孤独 #140字小説 #寂しい #深夜 #ウィスキー #淋しい夜 5 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート