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人生で大事なことは、ものの真実の姿を正しく認識できるようになること


松下幸之助の本を読んだ。流石、松下幸之助。素晴らしい言葉を残してくれている。こんな言葉があった。


”現在の教育の誤りは、素直な心をことごとくなくしてしまっていることである。”


政治の世界、経済の世界、学問の世界、いろいろな世界がある。


今の日本の政治は特にそうだが、素直な心があるのだろうか。真心があるのだろうか。私は、「ない」と断じる。


日本の最高機関である国会がそもそも素直な心をなくしている。私は、この国の行く末を憂いている。国会議員の質、人間性をぜひ磨いてもらいたい。

松下幸之助は、次のような指摘をしている。


学問、技芸があればあるほど、独善的となり、我執と偏見をもつことになる。そしてものの実相をつかめないというようになるのではないかと思います。


学問、知識、権力にとらわれず、自然の理のままに”私のありのままの素直な心”で世界を見よう。そして、「私の中の真実」を生きよう。


そうすればきっと日本はもっとよくなる。そして、「私の人生」もきっとよくなる。そう思わせてくれた一冊だった。


文献

松下幸之助(2010)『親として大切なこと』PHP研究所



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