山田うどんファンへ伝えたい!1店だけのおむすび
【247むすび】山田うどん(南浦和)めんたいこ
テレビ朝日の深夜にやっている「すじがねファンです」という番組が面白い。
タレントやアーティストのファンが本人を前にして、好きや愛を語りまくるというポジティブ全開な内容。
その新企画として、企業や商品のファン編も始まり、その第1弾として「山田うどん」が特集されていた。
山田うどんとは
そもそも、「山田うどん」と聞いて、どれくらいの人がわかるんだろう?
自分は埼玉育ちなので、普通に存在しているイメージだけど、他の県の人にとってはまったくわからないのでは?
調べてみると、山田うどんは、埼玉県を地盤として1都6県に現在165店舗を展開しているそうだ。その半数以上の店舗が埼玉に集中していて、映画「翔んで埼玉」の中でもちょくちょく埼玉の象徴として、映り込んでいる。
この番組で知ったのだが、山田うどんのファンのことを、通称「山田者(やまだもの)」というらしい。
このファンたちが、ものすごく熱い!そして、ゆるい!
そもそも、1番応援してくれている立場のファンたちが、山田うどんの味について、テレビカメラの前で、こう表現しているのだ。
「普通」(笑)
通常、飲食店って、美味しいと言ってもらえるのが最高じゃないですか!しかも、熱烈なファンたちからだとしたら。
でも、山田うどんは、普通らしいのだ。でも、それがいいらしい。
山田者にとって、山田うどんの着飾っていない、逆に守ってあげたくなるような味や企業姿勢がたまらないらしいのだ。
他にも、カロリーがやたら多いだとか、他のチェーン店の人気メニューをほぼコピーしてしまって失敗するだとか、クーポン券を渡しすぎてクーポン蟻地獄におちいってしまうなど、なんだか憎めない話のオンパレード。
2週に渡った番組の後半では、各店舗を回り続ける熱烈なファンに密着取材をしたり、山田うどんに人生を救われた女性店長などが出てきたりと、かなり深い話に。
この番組を見ているだけで、自分も山田うどんのファンになってしまいそう。
(しばらくは、無料で見逃し配信などもやっているみたいなので、ご興味があれば、ぜひ)
ということで、山田うどんを食べに行こう!
でも、残念なことがひとつある。ホームページにあるメニュー一覧を見ても、おむすびというメニューはない。山田うどんはセントラルキッチン方式らしいので、どのお店もメニューは同じらしい。
そっか、山田うどんには、おむすびは存在していないのか…
ちょっと待って!どこかでおむすびの看板が出ていたのを見たことがある。
もしかしたら、幻だったのかも。
いや、確かに見たことがある!
それは、そう南浦和駅前の…
あった!
これがあるのは、山田うどん南浦和駅前店。
お店の方に聞いてみたら、山田うどんの系列で唯一の立ち食い店舗であり、おむすびを売っている店とのこと。
つまりは、幻の山田うどんのおむすび。
いったいどんなものか、期待が高まる!
頼んだのは、たぬきうどん250円とめんたいこおむすび120円。
これは、おいしそうな組み合わせ〜
まずは、うどんから食べてみよう。
うん、普通。(笑)
あまりコシが強すぎない、やさしいうどん。
甘く、濃い目のだし。
これが、ファンに愛されるうどんなのか!
出会えて、嬉しい。
そして、おむすびにもかじりつく。
うん。めっちゃ、普通!(笑)
このおむすびは、めんたいことわかめの混ぜごはん。可もなく不可もなく。
テレビでみんなが言っていた、山田うどんは、普通って言葉がよくわかる!
でも、この普通がジワジワと効いてくる。
ちょっとお行儀が悪いけど、
最後は、残った汁におむすびを浸して食べる。
題して「山田うどんスープおむすび」。
甘くて濃い目のだしを、お米が吸い込んで、めちゃくちゃうまい!
いや、うまいではなくて、普通(笑)
令和の時代にぴったりの、優しいうどんと優しいファンたち。
いつのまにか自分も、山田うどんのファンに。
ご馳走たまでした!
連載初期の「はなまるうどん編」歌ネタです。
おかわりよろしければ。
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ファンベースデザイナー、地域創生プロデューサーなどしてます。 おむすびnoteを毎日書いてたり、浦和レッズを応援したり… みんなが、好きなこと、応援したいことを素直に言える世の中にしたいなあ。 皆さんと、いろいろなコラボをしたいです! ぜひぜひご連絡ください!