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海老天むすが全国に広まったのは、あの笑福亭鶴瓶さんのおかげ!?

【755むすび】山重商店(北与野)海老天むす


1000日間で1000種類のおむすびを食べて、毎日リポートをするチャレンジを続けている。


今回で連続755日目だ。


ようやく、ゴールまでの4分の3を超えたところまできた。


まだ途中だけど、ここまでの道のりはいろいろあったなあ。
スタート時に、おむすびを手に入れやすいシチュエーションであるコンビニおむすびや自宅での手作りおむすびを禁止にしてしまったため、想像していたよりも難易度が高めのチャレンジになってしまったし…


(このチャレンジを始めた理由はこちらにまとめました)



ここまで続けてきたことで、おむすびや食文化について、わかってきたこともある。


世の中で、続けている自分でしか気づかないであろう、発見も多くあった。


全国のおむすび屋さんで売られている、おむすびの具の傾向なんかも見えてきたものかもしれない。

いわゆる、おむすびの具の定番と言って思い浮かぶものは、



梅干し、鮭、たらこ、明太子、おかか、ツナ、こんぶ、
ちょっとひねって焼きおむすび。


この、あたりだろう。


どのおむすび屋さんに、だいたいこのあたりの具は売られていて、まさに誰もが知る安心できる具になる。

過去のリポートを振り返っても、やっぱり定番の具が出てくることが多い。
でも、定番とまでは思っていなかったけれど、やたらある具が多く登場していたりもする。


それが、天むすだ。


天むすと言えば、中部地方名産のおむすび。

調べると、発祥は三重県津市らしく、その後1980年代に愛知に広がり、徐々にその名が全国へ広がっていったという。

おむすび界の中では、新しい存在だ。

また特別感のある具でもある。


調べてみてわかったのだけど、実はこの海老天むすを全国に広めた裏に、かなりの有名人の存在があったらしい。



その有名人とは…


笑福亭鶴瓶さん。


あの落語家の鶴瓶さんだ。



1980年代当時、名古屋を活動拠点としていた笑福亭鶴瓶さん。天むすを手土産として関東や関西のテレビ局関係者の間に配ったことから、番組でも取り上げられることが増えて、全国的にも広まっていったらしい。


まさに、おむすびに意外な歴史ありだ。



自分の、このおむすび1000日間リポートも鶴瓶さんみたいに大きな影響力はないかもしれないけれど、読んでくださった、みなさんに何かを伝えられるようにしたいな。


ということで、こんなところにも海老天おむすびがあったという話。


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北与野から17号バイパスに向かって歩いて行った先にある街のお米屋さん山重商店。

実は、山重商店さんはおむすびも販売している。

お米屋さんといえば、美味しいお米を知っているプロ。
そのお米のプロのおむすびを求めて、いつも行列ができている。

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おむすびの種類も多く、いつも悩んでしまう。

そして、ここにも、「天むす」があった!

お米屋さんの天むす。いったいどんな味がするのだろう。


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見よ、見事なまでの右曲がり!

実は、これまでも海老天の向きについてはいろいろ研究をしてきている。
いろいろな方にもご協力いただいて、なんとなく海老天の型も見えてきた。


さっそく、お米屋さんの海老天むすを食べてみよう。

まずは、尻尾から。

カリッ!

おぉ、香ばしい。
実はこの山重商店。過去にも唐揚げやコロッケなど揚げ物のおむすびが美味しかったところ。
海老天の揚げ具合も、いい感じだ。

お米の炊き方も絶妙。
ふっくらとしていて、それでいて粒がしっかりとしている。甘みもしっかり感じられる。さすがお米のプロだ。

そして、海老天とごはんの間に入った大葉の存在もいい。さっぱり爽やかな後口に仕上げてくれる。


鶴瓶さん。
お米屋さんの海老天むすもなかなか、いけますぞ。


続けていくことで、見えてくること。
もっともっと伝えていこう。

ご馳走たまでした!



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