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【2021年版】Webエンジニアとアプリエンジニアの違い

近年、IT関連産業の急速な成長とグローバル化が進み、世界中にてITエンジニアの需要はますます高まってきています。日本でも義務教育でプログラミング教育が始まったり、職業訓練でコンピューター関連のスキル向上ができたりと、今後更なる市場拡大が見込まれている分野です。

今回は、そういった背景も踏まえて、これからエンジニアを目指す人達の疑問である「Webエンジニアとアプリエンジニアの違い」について触れていきたいと思います。そして各々に必要なプログラミング言語がある程度決まっているので、おすすめの学習ツールを紹介したいと思います。

1.Webエンジニア
2.アプリエンジニア

1.Webエンジニア

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Webエンジニアは、Webサイト上から確認できるSNS(FacebookやTwitter)やECサイト(Amazon)を手掛けるエンジニアです。

システムの構築・Webサイト制作・サイトの保守を担います。大きく分けると、フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアの2つに分けられます。前者は、HTML, CSS,やJavaScript、そして画像ファイルを駆使し、ユーザーが目にする部分を構築します。一方で、後者は、目に見えないサーバーおよびデータベースの構築やセキュリティ対策をします。

1-1 必要なプログラミング言語と年収について

【必要なプログラミング言語】

・HTML
・CSS
・JavaScript

まず、プログラマーを目指す方が学ぶ最初のステップであろう、HTML・CSSはもちろん、それに加え、JavaScriptはマスターしておく必要があるでしょう。

年収はおよそ、平均430万円と言われておりますが、PHP・Pythonなどのプログラム言語を習得し、Linux・Apache・MySQLなど複数の開発環境に対応することができるようになると、年収アップを狙うこともできます。

また、一般的にバックエンドエンジニアの方が複雑かつ複合的なスキルを求められるため、フロントエンドエンジニアよりも高額の案件単価を受け取ることになります。

1-2 おすすめの学習ツール

・世界一わかりやすい HTML5&CSS3コーディングとサイト制作の教科書(技術評論社)

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こちらの本では、基礎的なHTML・CSSを同時に学べるのでおすすめです。パート毎に詳しく説明が記載されており、各章最後には、確認テストがあるので復習も容易です。これから学んでいきたい方におすすめの一冊です。

・Udemy

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様々な分野の学習動画を提供しているオンライン動画学習サービスです。プロのWebデザイナーの方々が、HTML・CSS等様々な言語の使い方を教えてくれる学習動画が多数公開されているので、動画を通して色々な知識を身につけることができます。

書籍やインターネット上の記事等に関しては、字と画像のみでは分かりづらいと感じることが多いですが、こちらの学習ツールでは、実際にWebサイトを作っている様子、コーディングしている様子を動画で見ることができ、理解しやすいのが特徴です。

また、順序立てて分かりやすく解説してくれるのもメリットの一つです。YouTubeにも様々なコンテンツがありますが、順序立てて学びにくいことがデメリットとして挙げられますので、一度Udemyを活用してみることをおすすめ致します。

2.アプリエンジニア

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ITシステムに含まれるアプリケーションを作るエンジニアのことです。一口にアプリケーションと言っても。業務系アプリ開発・Webアプリ開発・スマホアプリ開発等が挙げられます。

昨今スマホを持っていない人は見かけないくらい普及しています。スマホ上では、ブラウザよりもアプリの閲覧時間の方が長くなっており、多くの人がスマホアプリを利用している状況です。なので、アプリ開発のできるエンジニアの需要は今後更に伸びていくと予想されます。

2-1 必要なプログラミング言語と年収について

【必要なプログラミング言語】

・業務系アプリ開発:Java・C・C#
・Webアプリ開発    :バックエンド: Java・C・Ruby・PHP 
                                     フロントエンド: HTML・CSS・JavaScript 
                                  ※サーバーやMySQLなどのデータベースの知識も必要
・スマホアプリ開発:iPhone用アプリ: Swift Android用アプリ: Java・Kotlin

アプリケーションエンジニアになるためには、プログラミングやデータベース、ネットワークなどの幅広い知識が要求されます。

また、コンピュータに関して深く理解していることも重要です。そのため、この仕事に就くことは容易とはいえません。それも影響し、平均年収は、Webエンジニアよりも水準が高く451万円程度です。

しかし、経験のない方をアプリケーションエンジニアとして採用している企業もあり、アプリ開発に興味があるのなら、未経験でもチャンスはあります。

2-2 おすすめの学習ツール

・絶対に挫折しないiPhoneアプリ開発「超」入門 増補第6版【Swift 4 & iOS 11】完全対応

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iPhone用アプリを作成するために必要なSwiftを学ぶことができます。アプリ開発で出会うことになる難しいプログラミングの概念も、アプリ開発の実例を交えながら取り上げているので、これから本格的にアプリ開発していきたい方にもとても分かりやすい本になっています。

・スッキリわかるJava入門 第3版 (スッキリシリーズ)

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Android用アプリを作成するために必要なJavaを学ぶことができます。Amazonでもベストセラーの一つになっており、「どうして? 」「なぜそうなる? 」が必ずわかるJava入門書史上最強の定番書です。読みやすさ、使いやすさが抜群なので、初心者にも最適な参考書です。

3.まとめ

Webエンジニア・アプリエンジニアともに需要はまだまだ下降する気配はないので、どちらを学習しても必ず自分の強みにすることができます。

しかし、アプリエンジニアの方が給与水準も高く、今後スマホアプリが更に普及することを考えれば、これからスキルを磨いていきたい、何か開発言語を勉強したいという方は、「アプリエンジニアになるためには」という切り口で勉強に取り組んでみてはいかがでしょうか?

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