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つぐみでなにしよう?

なにがしたい!という目的よりも先に
つぐみを活かしたい・集える場所にしたいが一番にあります。

普通であれば何なにがしたいから、物件を探すの順番。
スタートから逆転してるのです。

つぐみがある場所は、
田園風景を守るために開発はしない、という市街化調整区域。
かつ、農家さんに住むことが認められた農家住宅。
そして閑静な住宅街を守ってくださいという第一種低層地域。

発展しないために規制している地域であって
営業活動ができません。
空き家を活用させるために条件があえば飲食や宿泊に!と
救済策があるのですが、接道面積が狭く条件クリアならず。。
でもわたしは他の古民家では意味がなくて、
この場所でないと意味がないんです。

なんとか、活かす方法があるのではないかと、
古民家再生協会の方と一緒に模索して数年。
ミラクルかと思うほどの嬉しいお声かけで
企業さんと一棟貸のお宿計画が契約書の作成まで
進むもののコロナ禍で無期限延期。

無期限延期っていつまで?コロナっていつまで?
もう待てなくて、自分でできる範囲で進めよう。
そもそもこの計画も規制対象で叶わなかったことなんだろうか?

まわりにモノを生み出すのが上手なひとがいて、
わたしも暮らしてきた中で得た楽器や撮影、手仕事品が好きだったので
そういうのを披露できるような場所にしたいなと思ってました。

少しずつ変わっていま。
SDGsや環境問題に対してアクションを起こせる場所でありたい。
プラごみゼロや、SDGs未来都市の取り組みに力をいれる市。
大学や職場で培ってきた地球環境のこと、
生産者や動物、環境を思いやりながら暮らすこと、
そしてもともと存在する自然の中にいると感じる心地よさ。

市のめざすところとやりたいことがリンクしてる気がしてならなくて、
歴史とか、アクティビティだけでない、
環境や暮らしについて馳せる時間を提供する、
新たな観光スペースになればぁなんて思っています。

①物販 ②貸スペース ③宿泊
■この3つそれぞれにイベントや体験企画をして交流できる場でありたい。

①物販
野菜や作家さんの地産地消に加え、他の地域や国のオーガニック品、
フェアトレードのものを置くことで地域のお買い物の選択肢を増やしたい。
日常のプラスチックが使いまわしできるようになるアイテムも揃えたい。

②貸スペース
教室 展示 撮影 発表会、講演会、会議 など?
場所貸しで使ってもらうことで、自分にはなかったアイディアがうまれたり、ひとが集ったり新たな繋がりができたらいいな。

貸す側でありながら、わたしも使いたくて、
もしも依頼があるならば、撮影したいし、
海で撮ってきた生き物の写真を展示して、
生物や海のおもしろさを広めたり
ごみが海に流れていかないよう心を動かせたらいいな。
古民家と海、どうナチュラルにつなげられるだろうか。
眠りつむあるクラリネットも活躍させたいし、
ご無沙汰のピアノやアカペラもしたい。

③宿泊
古民家のよさと、街の資源を存分に味わうならば、泊まらにゃ!
夕焼けに蛍、星見たらもう、泊まるしかない。
早起きして朝霧を見にいって、おなかに沁みるようなモーニング。
お味噌汁かな、こだわりパンかな。

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■イベントや体験での交流
今、できることとして色々挑戦してるのは
ここの部分なんだろうなと。

庭の植物や柿、ハーブを使って草木染めをしたり、
種まきから収穫まで育つ過程を知れる菜園もいいし、
梅仕事系、お漬物、味噌仕込みは鉄板よね。
瓦で作ったキッチンストーブで庭でとった野菜やピザを焼いたりBBQもね。

コーヒーかすも限りなく活用法があるようだし、
刺繍やダーニングをできるようになって、布物が長持ちするようにしたい。
自然の恵みをその場で感じながら、
人の手を介して形がかわってゆく姿を見れたら
使い方も変わるだろうと思う。
余すことなく使って捨てるものを減らしていく。
体験を通して得たことが日常にいかされるならすごく嬉しい。

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いろんな地域から観光でもちろんきてもらえたら嬉しいですが、
地元の方が休みの日に過ごせる場所であれたらな。

いつでも開始できるようにと、いろいろ準備済。
食品衛生責任者と防火管理者、開業届
役立ちそうと思って受けてみた古民家ツーリズムまちづくりプランナー。
つぐみが接道4m満たない問題と市街化調整区域、農家住宅でとれないのが
古民家での営業許可に、旅館業、保健所の食品取り扱い許可。

家族の家を継承する、空き家の課題解決のためのことなのに、
どうしてこうも制限がかかるのだろうとへこむ、、
くじけながらもたくましくなって叶えたい!
2022年は、どんな年になるかな。
少しずつでも進化していますように。

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(4m満たない橋2つ、なんとか増幅できないだろうか、、)



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