パパのおヒゲが嫌いなの?

娘が生まれてからもうすぐ4カ月を迎えようとしています。最近では首もすわったので抱っこも楽になり、一緒に散歩したり買い物に行くことも楽しめる余裕が出てきました。

そんななか、最近ショックなことが起きてしまいました。

娘が自分の顔を見ただけで、まるで鬼を見るかのように大泣きしてしまうのです。2週間ぐらい前は自分をみて満面の笑みを見せてくれたのに。。。

久しぶりに真面目に落ち込みました。なんでだろう~なんでだろう~、をテツ and トモばりに繰り返しながら、原因を考えてみることにしました。まず一番初めに考えたのは嫁が自分のことを冗談半分でからかう時があったので、「子供の前でパパの悪口は言わないで」と半ば逆切れ気味に言いました。嫁は多分何言ってるんだろうと思いつつ、自分の剣幕に引きながら「うん」とだけ返してきました。

ここで我に返り、赤ちゃんが言葉を理解してママの味方している訳ではないことを冷静に把握しました。次に自分のビジュアルに問題があるのかもしれないと思いました。その時は休日ということもありヒゲが伸びていたのです。「あーこれや、ヒゲが怖いんだ」と長年の悩みが吹っ飛ぶぐらいのアハ体験を感じました。

慌ててヒゲを剃り、これで自分は娘の笑顔を取り戻せる。そう確信して娘の顔を覗き込むとみるみるうちに顔が曇ります。なぜ、ヒゲはないのに。もう心がズタボロです。あんなに可愛かったわが子にもう嫌われるなんて。そこから現代の技術を総動員してでも解決せねばと思い、スマホで「赤ちゃん パパ 泣く」で検索をしたところ下記の記事がヒットしました。

そうです。「パパ見知り」という現象があるみたいです。

赤ちゃんは生まれるまで長い時間をママのお腹の中で過ごし、産まれた後も授乳やオムツ替え、お風呂など、ほとんどのお世話をママにしてもらうことが多いです。その中で赤ちゃんにはママに対する安心感と信頼が芽生え、ママ以外の人が自分のお世話をすることを嫌がるようになる場合があります。                                また、記憶力や認知力が育って、近しい人と知らない人の区別がつくようになると人見知りが始まりますが、たとえ家族であっても、接する時間が少ない人は人見知りの対象になることがあります。             実際に、理由があって長期間にわたり入院したりや乳児院などに預けられていた赤ちゃんは、ママに対しても人見知りをすることがわかっています。仕事が忙しくて家をあけることが多いパパであれば、赤ちゃんがパパ見知りをするようになるのもしょうがないと言えますね。

あーそういえば、その週は仕事の帰りが遅くなり1日顔をあわせないこともあったと思い出しました。原因が分かると心に余裕が出てきます。まずは機嫌がよさそうな時を見計らって、下手に笑わせようとしてベタベタ触れずにひたすら抱っこやおむつ交換をして信頼を勝ち取る作戦です。

土曜日は笑顔をみることが出来ませんでしたが、僅かに改善の兆しが。日曜日には自分の顔をみて泣くことも減り、最後には笑顔を見せてくれました。

今回の出来事であらためて娘と一緒に過ごす時間の大切さを感じました。育児は原因不明のトラブルが起こると本当に焦りますし、冷静ではいられなくなるので、正しい知識を学ぶことも大事です。

最近はインターネットやSNSの発達により一緒に過ごしていなくてもコミュニケーションがとれたり、寂しい思いをしなくても済む時代になっています。ただ、こと育児に関しては絶対に「一緒に過ごす時間」こそが最も重要であることを認識した最近の週末でした!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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