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補正下着の購入と、人生目標

noteをはじめて4周年の通知が来た。いつの間にか時間が過ぎていて、自分はいつの間にか32歳になっていた。もうすぐ33歳。

思い切って購入してみた補正下着5万円分は、一瞬で使わなくなった

昔からやせ型と言われてきて、体全体的に肉が少なかった。下着はユニクロのブラトップで事足りて、以前はもう少しグラマーになりたいと思っていたことも、いつの間にか全く気にならなくなっていた。
しかしふと、30超えてこのままでいいのだろうか?と思い立ち、補正下着を買いにブラデリスへ行った。
皆無だと思っていた胸はしっかり図ってもらうと割とあり(いまだに怪しんでいる)がっちり肉を集められる補正下着を買った。その時は頑張るぞ!と思っていたので、5万円くらい使った。
結果、一週間でつけなくなった。
もともとブラトップで控えめなシルエットだった胸が、急にごつくなったものだから、自分として非常に違和感を覚えてつけられなかったこと。そして、とにかく苦しかったので耐えられなかった。
ブラと一緒にしっかり肉を集められるブラトップも買っていて、それはつけられた。苦しくなかったし、気軽につけられたからだった。

肉が重力に負け始めた気がした

そんな風に結局ブラデリスのブラトップ+てきとーなブラトップを使い続けていたら、ふと、胸のラインが下がっている気がした。
気がしたというか、多分実際下がっていた。
最近急に老化…と感じることが増え、肉感の変化もその一つだった。
これは今手を打たないと取り返しがつかないことになるのでは、と不安になり、再びブラデリスの門を叩いた──実際はWEB予約をして、予約者しか行けない店へ行った。(他にお客さんがいるとそわそわして早く帰りたくなるから)

住んでいるところが若干田舎なので、店に行くまでは電車で片道1時間少し。都会が苦手な自分にとって、この暑い中行くにはなかなかの重労働だった。
店に行って、買ったけど全く使っていない旨を店員に伝えると、「土日だけでも使ってみると、今気になっていることもだんだん変わってくる」と言われた。
片側のカップが動くとすぐ浮いてしまうのが問題だったのだが、それはまだ肉が適正な状態になっていないからで、補正下着を付け続けていれば段々変わるらしい。
その説明は、納得できた。というか、ブラデリスはそうやって少しずつ胸の状態を変えて、バストメイクしていく商品を展開しているから、それはそうだという感じだ。
しかし、私は今回新しく買いたいものがあった。
ノンワイヤーブラである。

自分に合ったものを選ぶ

ブラトップが使い続けられているのは、ひとえに楽で、不安がないからであった。
なんか下着浮いてる気がする…とか、他人に変にみられないかな…(?)とか、そういったそわそわ感がないことは、俯瞰して私の人生を振り返ってみても、継続できていることの特徴だと思う。
多分、ワイヤーブラをがっちりつけて過ごした方が、全然良いのだろう。
でも、私にはそれは続けられない。
だから今回は、ノンワイヤーブラと、ブラトップと、スポーツブラのようなものを購入した。三枚で約17,000円。高い気もするが、まあそんなものだな、という感じだ。
これで私は、とりあえず平日はゆるくつけられるものでできるだけ肉をつめ、土日は気が向いたらがっちり固定してみる…という生活ができるようになった。
お金もかかるし肉体的にちょっとしんどい部分もあるが、不安を感じながらそのまま手遅れになるよりはずっと良い。

一年前を思い返すと、5万円を払いながら「苦しいし、つけられるかな…」という不安を普通に感じていた。
しかし、今までと違うという選択をしたかった。そして思い切って、今までと180度違う生活を選び、失敗した。

よくある失敗と今よりマシの意識

意識高い系になろうとして、もともとが意識低い系だから全く適応できず、無駄にお金だけ使うという行動をとりがちだなあと思う。
とにかく一つの選択で人生をがらりと変えようとして、失敗することを繰り返してきた。
これからは、「今より少しマシ」を心に刻んでいろいろなものを選択していきたいと思う。
それがつまり、自分が目指すべき「地に足がついた」選択なのかな。

これから

33歳を目前として、急に「若く見られるようになりたい」という気持ちになってきた。
コロナシーズンにだらだらし続け、街に戻ってふと気が付くと、自分が若い側ではなくなったことに気が付いてしまったからだ。
無くすと惜しくなるものである。
やせ型と言われていたのにいつの間にか、肉がぶよぶよで試着を進められたガードルがかなり不格好であるという現実を突きつけられ、肉体改造を…しなければ…と本気で思ったりもした。
一気に逆転を狙うようなことはせず、コツコツと、少しずつ、地道に身なりを整え、生活を整え、はつらつとした人間になりたい。

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