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ドリームダイバー・02 妞妞 目覚める
アラームでもなく、誰かのたてる物音でもなく、自然と目が覚めた。
自然と、といっても爽快な目覚めにはほど遠い。
時計に目をやると午後の2時。
喉の渇きを覚えて、部屋の隅にある棚の上の水差しからコップに移し、口を付けた。
ぬるい。
寝汗で、髪もシャツもぐっしょりと濡れている。
古くて小さな扇風機は、眠っている間もずっと点いているいたけれど、その弱々しい風はこの夏の暑さを払い切れないでした。
ボーッとし
■イカには自制心があるのか?・カズレーザーと学ぶを見て
8月6日放映の『カズレーザーと学ぶ』において、イカには自制心があるのだと紹介されていた。筆者的に、ちょっと引っかかりがあったので、それについて考察を少し。
検索すると、その実験は以下のようなものだった。(イカだけに・・)
1.透明の水槽の一画を間仕切りし、片方をブースA、もう片方をブースBとする。
2.Aに冷凍エビを解凍したモノを設置する。(解凍エビはイカにとってあまり好ましい餌ではない)
■『ヤバい』がヤバくなくなったのは、いつだ?
初めてそれを聞いたのは、今から20年程前だった。
友人の女性と電話で話していた時、彼女が「アレ、ヤバいよねぇ」と発した。
『アレ』が何であったのか、何についての話をしていたのかは、もう憶えていない。
ただ・・
“あれ・・、彼女の言う「アレ、ヤバい」は「アレ、良いものだ」という意味で使ってる・・?”
という印象が強く残っているだけだ。
そう、昔は『ヤバい』は、本当にヤバかった。つまり『危険な状況
■『五条大橋トラップ』・平安時代なら牛車だろ
友人が、筆者が住まう京都に遊びに来た時の事。
夕飯を取るべく車で店まで向うがてら、車窓からでも見られる京都の名所もついでに見せようと五条大橋を渡った。
「ここが牛若丸と弁慶が初対面で決闘した五条大橋なんだよ」と橋を通過しつつ、そう説明した。
「へ~っ!、もっと小さな橋かと思っていた。こんなに大きいんだ!」
時代物のドラマで見る決闘シーンは、人2人がすれ違うことが出来る位の幅の狭い橋として描かれて
■「先に手を出させろ!」・国家間の『正当防衛』
最初におことわり、今回の記事はめっちゃ憶測で、何の責任も持てません。
イラン領内でハマス幹部ハニヤ氏が爆殺された件で、イランは「菅らずイスラエルに報復する」とコメントし、一方のイスラエルはこの件に関して、沈黙を貫いている。
そして4ヵ月前のイランから200数十のミサイルと無人ドローン攻撃は、ほぼ全て迎撃され、イスラエルの被害はないに等しい程の軽微。
ここからが筆者の憶測だが、イスラエル首脳部
■称賛欲しがりおじさん・第5章 あらゆるモノにダメ出しせよ
精神の寄生虫に棲み付かれ、劣等感に目を背けながら人生を送るようになってしまった男性・・
その歪んだ想いがが外面に向かった時に、称賛を求める行動となって発露する。
ある意味、『自分教』という自身が教祖であり、同時に信者である、そんな宗教が内面に作り上げられるようなものだ。
そして、常に頭の中ではマウントを仕掛けている。
例えば、こんな感じだ。
前を走っている車のブレーキランプが点灯したとする。
■称賛欲しがりおじさん・第4章 オレは特別な存在
3章では男性の強さへの執着を記したが、強さとほぼ同時に男が妄執する想いがある。
それが『オレは特別な存在』という妄想だ。
再び、筆者の好きな銭湯の話をしよう。
もう何度も経験し、学んでいる事なので、よっぽど腰を低くしてこの言葉をかけるように気を付けている。
それは「あの、すいませんが湯船にタオルを浸(つ)けないようにお願い出来ますか?、あそこにもそう書いてありますし・・」という声掛けだ。
相手が
■称賛欲しがりおじさん・3章 オレは最強ヒーロー
「生まれてこのかた、弱い女と強い男に会った事がないわよ」という美輪明宏さんの名言が喝破している通り、男(男子)は根っから弱い。
遭難現場で生き残るのは女性の方が多いのだという。
男性の方が血肉や体の熱量は多いはずだが、それでも命を落とすのは、やはり気力・精神力が先に尽きてしまうからなのだろう。
1章で記したように、筆者は小学校で、遊びたいという衝動が内面に生まれたら、それをおさえられない男子た
■称賛欲しがりおじさん・2章 その萌芽はいつから?
かなりの割合の男達が『称賛欲しがりおじさん』になってしまっている。
では、その萌芽は一体いつ芽生えるのだろうか?
職員室に入れねばならない時、女子生徒はスッとドアを開けられるが、男子は「お前が先に入れよぉ」などと一番手を押し付け合ったりする。
職員室での用事を終えたその直後、男子の頭の中で“ああ・・、オレって度胸がないダメな男だなぁ・・”とそう感じた直後、『別の何か』が脳内でささやく。
“そんな
■称賛欲しがりおじさん・第1章 手をたたきなさい、パチパチと
20数年ほどを京都で過ごし、京都市内で2回転居をした。
最初の引っ越しの時、あえて家賃の安い『風呂なし物件』へと移り、ほぼ毎日銭湯へ通って広い湯舟に浸かったのだった。
称賛欲しがりおじさん・1章 手を叩きなさいパチパチと
京都は銭湯数の多い土地で、色んな銭湯を巡ったのだった。
さて・・、1990年代からも日本はもう結構な高齢化で、大学生が多い京都にあっても銭湯に通う客のほとんどは高齢者だった。
■称賛欲しがりおじさん・序章 欧米(並)か?
筆者は2004~2006歳までの3年間、小学校・中学校・高校で情報教育の臨時講師をしていた。
地域の各小・中・高校へ出向き、PC教室で生徒たちにパソコンの使い方などを教える仕事だ。
PC教室には、毎時間ごとに全学年・全クラスの生徒が入れ替わり立ち替わりやってくる。しかも同時期に3つの小学校を担当しており、曜日によって勤務する学校が違ったので、よっぽど個性的な子をのぞいて、とても全生徒の名前を覚える
ドローン兵器は是か非か?
いつも見ているBSニュース番組で年配男性キャスターが「ドローン兵器という悪しきものなぞ作るべきではない」とコメントしていた。
仮に2つの勢力が争い、決着がついた後で片方はドローンが破壊されただけ、片方は戦闘員の人命が失われている、となったならば、「こんな事なら、俺たちの陣営も、もっとしっかりドローン兵器を開発・配備しておくべきだった・・」という話になるのではないだろうか?
少なくとも自衛隊員や