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はじめてのアクリルスタンド

金曜夜に安いグッズ製作所見つけてアクスタ作らねえ奴はいねえ。

グッズ製作について調べていたところ、期間限定でのお試しアクリル1個+送料込フェアを発見。〆切は5日後。やるしかない。
相場知らんが1個で送料込み590円〜は安いでしょう! 頼めても小ロットからだったり、どうにも製作費より送料の方が上回りがちなグッズ製作でこれはありがたい。

ちなみに初回600円でTシャツ作れる神サービスもあった。こちらも後日ぜひ利用させてもらいたい。


私の一次創作グッズ製作経験は手作り差し引けば大昔に作った缶バッジのみ。アクリルグッズは一個も作ったことがない。でもアクリルグッズを買うのは大好きだ。いよいよ自創作キャラでも作る時が来た。作りたくて調べてたんだしな! 多分やれる! やろう!

かくして初めてのアクリルグッズ製作が始まった。

※尚、製作所様の名前を出さないのは私のような素人にはめちゃくちゃ分かりにくいとこだったからです。名指しで悪い印象与えたくない……。
(そんな私でも本が作れた製本直送.com仮面様、一生愛す)
とはいえ、単に慣れた方なら説明不要なところが私にはわからなかっただけでしょうな。
フェア自体のありがたさは勿論、ご親切に入稿用テンプレートがあり、白打ちもカットラインも向こう方がやってくれる。ていうかこれ私がやらないといけないケースがあったのね……ありがとうございます。

まずは絵を用意する

元々は絵柄違いアクリルキーホルダーを作りたくて製作所を探していたものの、今回はお試しということで1品で完結するアクリルスタンド(50mm×50mm)を作ることにした。

早速絵を用意する。頑張ればアクリルキーホルダーに出来そうな過去絵は手元にあるが、アクリルスタンド向きのポージングではない。上手くやればそれっぽくなる絵はあれど、折角作るんだし今から描いた方がいい。
で、描いた。

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アクスタっぽいか……????
完成まで6時間。寝る前に3時間 → 起きてから3時間である。一次創作だからコピーライトを入れられて、我らは商業擬態に一歩近づく。

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下絵からギリギリまでもっと緩い顔しててこの作風で仕上げるか最後まで悩んだ。先に言うと絵を描く作業がやっぱり一番楽しかった。俺はここまでだ。

台座を考える

いざ入稿!! という段階であることに気付く。台座の形が選べる。
9種類ある……。折角だし珍しい桜型にするか、あざとくハート方にするか、設定に絡めて星型か、それとも使い勝手を考えて丸型にするか。
でも丸型ってUSJでプレショ観賞後のテンションで買ったワンピ○スの台座が当のアクスタに比べてデカ過ぎて置きどころに困った記憶があるからあまり使い勝手がいいイメージがない……。
四角型は前後幅がスリムだと場所を取らないが、フェア元の製作だと丸型よりも面積が大きくなる。

ていうか台座にも印刷できるの? そんな太っ腹な……コピーライトは台座に印刷した方が「っぽい」のだろうか。
正解がわからないので手持ちの版権グッズを参考にする。コピーライトの有無は作品ごとにすげぇバラバラだった。でも参考にあらゆる商業文庫を棚から引っ張り出して本を作った日を思い出して楽しかった。

デザインという作業が嫌いすぎる(出来る人を尊敬する)私の台座はこうなりました。形は四角型。

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字書きさんが作るという文字アクキーを台座にしました。冴えてるんじゃないか? 光を当てれば影で文章が浮かび上がるというあれですよ。

内容はアクスタにする創作BLCPの長編共にある台詞を無難に回収したもの。ちゃんと光に透けるか、文字が斜めに並ぶ実物がキモくならないかが不安。どうあれ勉強だよね。なんせお試しフェアですから……。
あと壊滅的に色がダサいのが印刷したらおしゃれになってほしい。今がどん底なので以降は上がるだけなのよ。絵と文章が一つのアクスタになるという発想はよかった気がするんですがね。私には地獄がお似合いだ。

注文と入稿と死

阿鼻地獄。この作業 辛すぎました 辛すぎた。
愚痴 → どこを探しても漫画原稿用の入稿方法に飛ばされて、入稿データの形式の説明が読めるのは注文後の入稿ページの小さい文字で、グッズのテンプレートはその限りではない的な説明があってもそのグッズの説明が見当たらず、データ入稿についてのページは404、注意文が出たと思ったら問答無用でページが切り替わる。
助けてくれ!! もう二度とグッズ作りません!! 嘘! 作る! もうやめてくれ〜〜!!!!

この記事にやり方を調べにきてくれた人に伝えられることが何もなくて辛い。私も届くまでどうなったかわからない。せめて入稿してから現物届くまで手応えなくて怖いねという共感をここに記しておきます。
とにかく私から言えることは某あそこはファイル名半角英数字でzip入稿だぜということだけだ。特筆してレイヤー結合するなと書いていない場合はテンプレート枠を消して結合だ。
このレベルの私でも本を作れるのが製本直送.com様です。説明が物凄くわかりやすいので絶対本作れるよ。

まあ今回は非常に苦労しましたからね、届く時には感動もひとしおってもんでしょう。作る間は楽しくて入稿だけが辛かった。入稿の仕方を教えてくれる仙人が来る催事を家の前のスーパーでやってほしい。なんなんだよCMYK変換って。ヤングマンかよ???

終わりに

短い間でしたが「締め切りがある原稿作業」をしたのが初めてで面白かったです。まず注文してから印刷所に待ってもらって出来次第入稿するんだねぇ。こういうことだったんだな。

グッズ製作の流れのようなものはわかったのでこれで心置きなくアクリルキーホルダーの製作にかかれます。早く頼んだアクスタを手にして気が強くなりたい。
創作BLの2人がセリフ引っさげて机にいたら我が心向かうところ敵なし確定也今回入稿疲労過多一刻早所望アクスタ。貴殿読了感謝。


Tシャツ作れるプリントサービスではトートバッグも作れるよ


追記

できました!

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