デッド バイ デイ ライト（dbd）の最近の動向について

暇さえあればデドバイをやっているtskです。
私がデッドバイデイライト（以下DBD）を始めたきっかけは、狩野英孝さんの有名なYoutubeの動画「勝手に斧振らないで」の動画を見たのがきっかけでした。

それ以来毎日のようにプレイしているのですが、最近の動向についてデザイナー視点で気になる点があります。

 次期アップデートでゲームプレイ中UIが変更される

プレイ中に表示されているUIには大きく分けて3つの情報があります。
1. 自分のパーク（スキル）情報
2. サバイバー情報
3. 残りの発電機数
これらを前提として新旧で比較してみましょう。

・現在の画面

・変更予定のUI

いかがでしょうか。
UIを変更する理由として、運営側は

 4年以上新コンテンツが追加されてきた結果、今が1から作り直すのによい機会だと判断しました。（引用）

と述べています。
私が知っている限り、プレイヤーから
「UIがわかりにくい！」
「もっと必要な情報を表示してほしい！」
といった声はなかったのではないかと思っています。

UIを変更すること自体に対して、私自身は反対ではないのですが今回の変更でプレイヤーが必要な情報が散らばってしまったことに批判の声がたくさん上がっています。

DBDは他のプレイヤーの動きを見ながらプレイするゲームです。そのためプレイ中の状況をできるだけ簡単に確認できることが理想的です。

現在の画面だとプレイ中に表示されている情報は左下と右下の2点だけを見れば確認できました。

しかし、新しい画面では右下・左下・左上・真上の4点を見なければいけなくなります。
新UIによって見なければいけない点が2つ増え、今までの2倍視点移動をしなければいけません。
これによってプレイがしにくくなるという意見が飛び交っています。

また変更予定のUIは色覚異常の人には非常に見辛いことが判明しました。
以前からDBDには色覚異常の人にはプレイしにくいと言われていました。
DBDはホラーゲームであり、画面全体が暗い中でのプレイになります。
その中で赤系の色でアイテムや足跡の色を目立たせて視認できるようにしています。
しかし、赤に敏感な視細胞の機能に異常がある方には非常に見辛いです。

色覚以上の人にはプレイしづらいということは以前からゲームコミュニティ内でも意見が挙げられていたようです。

しかし運営側は

デザイナーのEthan Larson氏は自身のTwitchストリームにて、「色覚調整について毎回ごちゃごちゃ言ってくる人たち」について言及。「本当に面白くない」「何百万回と聞いているし、我々にせがみ続けても何も変わらない」「実行する時間があるとき、または実行する必要があると誰かが判断した場合にやる」などと発言
（引用）

デザイナーとして信じられない発言ですね。

しかし、ついに運営側が色覚異常の方に向けた実装をしたようです。

この件についてはようやく解決の方向が見られるようです。

DBDの今後

DBDにはパブリックテストベータ（以下PTB）というものがあり、PC版を対象に正式版になる前にユーザーにテストしてもらい、その後に正式版としてリリースされる仕組みがあります。

一方でPTBで発見されたバグが修正されずにそのまま正式版になることがほとんどで、プレイヤーからは「アップデートされる度にバグが増える」という声も聞かれます。

DBDは以前からバグも多く、いつまでも放置されているバグも存在します。
これまでこういったバグや批判的なプレイヤーの意見を運営側は全て無視（もしくはBAN）をしていました。
しかし今回のUI変更によって多数のプレイヤーから批判が上がっていることもあり、先日からアンケートが実施されています。

アンケートについてはプレイヤーの意見を取り入れようとしている姿勢が見えて、とても好感的でした。
このアンケートを受けてより良いゲームになることを願っています。

また、デザイナー視点でも今後このゲームがどうなっていくか注視したいと思います。

それではまた。