若い頃遊んでばかりだった僕の末路

皆さんは、

若い頃(ここでは人生を左右する10代後半～20代前半のこととします)

どんな生活、人生を送ってきましたか？

「俺は友達と遊びまわってたよ」という人もいれば、

「勉強ばかりしてたよ」という人もいたり、他にも趣味やスポーツに

没頭してきたとかいろいろあると思います。

今日は僕が考える若い頃の人生の大事さを自分の若い頃と

重ねながら、書いていこうと思います。

僕がなぜいきなりこんなことを書こうと思ったか、

・もうすぐ結婚という人生の節目を迎えること

・最近仕事をしていて若い頃を振り返ることが多い

・あと何年かで30歳になる

・ここ最近で懐かしい出会いがたくさんあった

結論から言うと、

若い頃は若い頃で楽しんだから後悔はしてないが、

強いて言うならもっと勉強しとけばよかった。

僕はそんな感じですね。

そのあたりを今日は詳しく話していきます。

僕は地元の中学校を卒業し、県内では中の下ぐらいの学力の

高校へ進学しました。

中学高校とも全く勉強もせず、成績もさんざんでした。

高校時代には留年の危機にまで陥りました。

ただ、唯一の救いだったのは、中学から始めたバドミントンが

僕は大好きでした。

だから、部活だけは熱心に取り組んで、留年の危機に陥った時も

「留年、退学したら大好きなバドミントンができなくなる。」という

思いで頑張りました。

しかし、その時の自分は将来などどうでもよくて、

「どうせ俺は一生結婚もしないだろうから、好きなように生きよう」

なんてことを考えていました。

こうして将来やりたいことも何もなく毎日遊んで高校を卒業しました。

僕が選んでいた進路は大学進学でした。

県外の誰でも入れるようなしかも金のかかる私立大学に入学し、

しかもその理由もやはり、「バドミントンがしたい」でした。

この期に及んでも将来について考える気がありませんでした。

大学生になってからというものの以前よりクズっぷりが

エスカレートしました。

煙草、麻雀、パチンコ、授業に行かない、借金

お決まりの転落パターンです。

今思えば何のために大学に行ったんでしょうか。

挙句の果てにあんなに大好きだったバドミントンもやめてしまい、

自動車学校に通うお金を親に出してもらい、入校したものの、

行かずに期限切れでパーにしてしまいます。(翌年自分でためたお金で取り直しました）

バイトはしていたとはいえ、そんなやりたい放題して遊んだ挙句、退学し、

毎日パチンコと麻雀しかしない生活を送ります。

この時も「今が楽しければそれでいい」という感じでした。

やがてそれから１年ぐらい経って、地元へ帰ります。

この時すでに22歳でした。

周りの人達もすでに就職してたり、結婚してる人もいるぐらいです。

しかし僕は遊びまわっていました。

県外でバイトやパチンコで貯めたお金で毎日パチンコや麻雀を

していました。

しかし、とうとう貯金が尽きてしまいます。

働きもせず、毎日遊びまわっていればそうなります。

ここでやっと就職する気になりました。(おせーよ）

先輩の紹介で荷物の仕分け作業の仕事を紹介してもらい、

自分のためだはなく先輩に迷惑をかけたくない一心で

真面目に働きました。

最初はバイトで働きやがて正社員になります。23歳の時です。

この年になっても僕は休みの日の過ごし方は相変わらずで、

パチンコ、麻雀、そして女の子のお店の3パターンでした。

この時になってもまだ「その時さえよければ」でした。

そんな僕に転機が訪れます。

今の仕事を辞めて転職しようとなったのです。

理由はいくつかありますが、大きな理由としては、

「将来や先を見据えて」の転職でした。

あんなに「今が楽しけりゃそれでいい」というまるで漫画の

「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の主人公両津勘吉のような

生き方だった僕がついに先のことを考え始めました。

25歳でした。(遅すぎる）

そして、転職し、夜勤もなく土日祝日休みの仕事に就き、

働き始めました。

そこで急に今まで見えてなかったものがたくさん

見えてきたのです。

自分の学のなさ、一般常識のなさ、自分の経歴、いかに何も考えずに生きてきたのか、自分という人間の薄っぺらさ。

この全てが一気にのしかかりました。

正直、何もしたくなくなるぐらいの衝撃です。

現に恥ずかしい思いなどもたくさんしてきました。

だから僕は周りのおかげでもありますが、今はギャンブルなど遊びをやめ、本を読んだり、勉強したり、物事をよく考えたり、

少しでも今からでもまともに生きることはできないか、

取り返せないかと思いながら日々生きています。

例えば、今の仕事や給料に不満があっても、今まで遊んできた

自分への罰だと受け止めるしかないのです。

これから結婚して奥さんやいつかできるであろう子供に

恥をかかせたくない一心で今は頑張っています。

まとめます。

今若い人へ僕が送りたいメッセージは

「確かに若い時はみんな遊びたいものです。それが悪いとは言わないけど、

少しでも勉強したり、将来やりたいことを探したり、少しでも将来のために

何かをした方がいいと思います。時間は戻せませんから」

僕自身、人生楽しかったのでそれなりに後悔はしてませんが、

ただ言えるなら、もっと学ぶべきだったと思います。

あとはこんな僕がここまで立ちなおれたのは

「周りの支えてくれた人」　のおかげです。

ありがとうございました。