人と自分は違うという(救いようもない)現実

お疲れ様です。つっつんです。

超絶当たり前だけど、分かってるつもりで分かってないから人生や人間関係が勝手に難しくなってしまう。その再確認用の記事です。

読み終わったらきっと人に話したくなる、そんなおまじないをかけた記事にしていきます。

今の私、今のあなた、今の(私もしくはあなた)の周りの人

今私は、今日一日の仕事を終え、超大好きな奥さんが私の為に用意してくれた(ハズの)晩御飯を食べ終え、少しお酒を飲みながら、YouTubeの作業用BGMを聴きながらタイピングしています。

私の視界には、私の右手と左手がカチャカチャと動くのに合わせて文字が画面に現れ、消え。時々左手が缶チューハイを私の口に運び、そういう映像が映し出されています。(私の視界ではと一旦書いた「では」を「には」に改めたり、そんな映像です)耳をふさぐイヤホンからは、眠くなりそうなジャズが流れています。

さて、今これを読んでいるあなたは、ふとスマホやPCから視界を上や左右に移すと、どんな映像が見えているでしょうか。どんな匂いが?どんな音が?周りにはどんな人がいるでしょうか?

周りの人は、どのような視界の元、何をし、あなたに対してどんな印象、感情を持っているでしょうか?

ちょっと真剣に、その人の今を出来る限りリアルに自分の中に再現してみて下さい。

すぐに分かるハズです。いかにその再現が無理なものか。

ちゃんと分かると面白い(またはその他の感情)、「あなたはひとり」

もしあなたが、先の項で他の人の気持ち、感覚、考え、さらには「その人」が、「こんな感じだよね」と想像したとします。そんなの全然無理じゃないよ?と考えたとします。

それ、失礼ながら、ズレてます。断言できます。

大体あってる場合もありますが、全く同じではありません。絶対です。

たとえ親でも、一卵性双生児のきょうだいでも、あなた自身のクローンでも。あなたが想像する他の人の感覚、価値観は他の人のそれとは絶対に違います。

なぜなら、あなたと全く同じ経験の中で人生を歩んできた人は、あなたしかいないからです。たとえあなたの人生が後世に伝えられ、書籍になり、映画化されたとしても、そこで描かれるあなたの人生は、あなたが感じているそれとはまったく同じではありません。予測しかできないのです。

つまり私もあなたも、本質的で絶対的に、究極に孤独なのです。

気の合う友達、コミュニティも出来ますし存在します。話して、伝えて、伝わった気にもなれます。しかし、あなたが伝えたいことは相手のフィルターにかけられて相手がとりたいように取られます。

さて、ここまでお読みになって、「何を当たり前のことを」と思っていますか?

本当に「当たり前だ」と思っていますか?

ではなぜ、あなたの上司は、部下は、サービス提供者は、お客様は、友達は、パートナーは、教え子は、先生は、子供は、通りすがりの人は、見知らぬ誰かは、

あなたの言う事に、あなたが思う通り100%の理解を、実感を示さないのでしょうか?伝わらないのでしょうか?そして伝わらないことを「おかしい」と思うのでしょうか?

それは、あなたや他の人が、他の人やあなたを「自分と同じ価値観や意見に違いない、そうでなければおかしい、自分が正しい」と心のどこかで確かに感じている証拠です。

あなたは絶対的にあなたでしかなく、どれだけ近くにいても、100年一緒に暮らしても、親子でも、絶対にあなたにはなれない。逆も然りです。

これを本当に「分かる」と、面白いし、怖いし、楽しいし、気が抜けるし、難しいし、興味深いし、不思議だし、楽になるし、ばかばかしいし、有難いし。

あなたも私も他の人も、みんなひとり。

これが根っこにちゃんとある人は、次の言葉は使わないはずです。

「常識的に考えて」

「そんなの常識でしょ」

「何度言ったら分かるの?」

「〇〇に決まってる」

なぜなら、自分と他人が違うと理解し、尊重する方にとっては、「常識」は幅広いものですし、何度言っても伝わらないのは自分と理解する手法や理解の核が違うことを知っていますし、〇〇は極論、あなただけのものだからです。

本当に救いようもなく、人はひとりです。

所詮ひとり。されどひとり。

なのに、ひとりでは生きられない。ひとりでは、人は崩れてゆきます。

人のためにうごき、はたらき、役に立とうとし、支え、支えられ、生きていく。

喜んでもらい、それを自己実現、自己承認とし、幸福を得る。

それが「ひとりであること」の本質ではないでしょうか?

(おまじない。)

またこういったテーマ(めっちゃ頻繁に考えることだし好きなテーマ)で記事を書きます。

この記事を読んでどう感じたか、よかったら一言でも残してくださいね。

どう感じたか、消化吸収して今日、明日、あの人に「ネットで読んだんだけどね」と切り出して話してみて下さい。そこでも「あ、この人はこう考えるのか」という気づきがあるはずです。

それではまた会いに来てくださいね。

あなたの人生がもっと「ええ感じ」になりますように。

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