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【全文公開】 レオナルド・ディカプリオ:40億円かけても獲れないアカデミー賞レース (『アメリカン・セレブリティーズ』より) #アメセレ

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■アカデミー賞を獲れない大スター

2016年、レオナルド・ディカプリオがアカデミー賞を手にしたとき、ハリウッドはお祭り騒ぎになった。そこまでには長い長い旅路があったからだ。1972年カリフォルニアに生まれ、ティーンエイジャーの頃に出演した『ギルバート・グレイプ』(1993年)にてアカデミー助演男優部門にノミネートされたレオナルド・ウィルヘルム・ディカプリオは、主演作『タイタニック』(1997年)が大ヒットするなど、順風満帆なスターキャリアを歩んできた。

しかしながら、そのあまりの「レオ」人気で軽視もされたためか、アカデミー賞の結果に限れば苦難の道を歩むこととなる。2002年『ギャング・オブ・ニューヨーク』では、リーディングアクター(主演)とされたにもかかわらず、共演者のダニエル・デイ=ルイスが「主演男優」としてノミネートされてしまった。それから10余年、ディカプリオは主演男優部門と助演男優部門で合計4つのノミネートを受けるも、オスカー獲得には至っていない。そのあいだには、ベテラン監督/俳優クリント・イーストウッドのもと実在したゲイのFBI長官(『J・エドガー』/2011年)や、黒人奴隷を痛めつける鬼畜な悪役(『ジャンゴ 繋がれざる者』/2012年)など、俗に言う「アカデミー賞受けしそうな役柄」を演じつづけている。2014年の授賞式でプレゼンターがほかの男優の名前を呼んだ際は、非常に悲しそうな表情がインターネットで話題になったりもした。

本人が賞についてどう思っていたかはわからないが、世間でついたイメージは「アカデミー賞が欲しいのに獲らせてもらえないハリウッドスター」そうやって見守られてきた彼が41歳になった2016年、『レヴェナント:蘇えりし者』における極寒の地で動物の肝臓をも食べるエクストリームな演技によって、ついにアカデミー賞主演男優賞に輝いたのだ。もちろん、国民的スターと言っていい人気者だけあって、当時のアメリカはお祭り騒ぎだった。「おめでとうレオ」ハッシュタグがバイラルになり、ハリウッド現地には、オスカー像を手にした彼の横に「ネヴァー・ネヴァー・ギブアップ」と書かれた巨大な壁画(ウォールアート)まで出現している。

■「良い作品」というだけで受賞はできない

(エクストリーム演技によりアカデミー賞主演男優賞に達した映画『レヴェナント:蘇りし者』)

これを「いい話」として章を終わらせることもできるのだが、一旦、ちょっと前に戻ろう。まだ『レヴェナント』が公開されていない2014年の冬、レオはサン・バルテルミー島のクリスマス・パーティーにて、「ハリウッドの裏の女王」と呼ばれる人物とある会話をかわしていた。

「次のオスカーは誰が勝つの? 僕、賭けなきゃいけなくてさ」
「うーん、ジュリアン・ムーアでしょ。彼女、もう4回目のノミネートよ」
「じゃあ、僕が勝てるのはいつなんだ? もう4回ノミネートされてるよ」
「あなたは車椅子に乗ってるとき。そこでようやく(プロデューサーへの功労賞的な)アービング・G・タルバーグ賞をもらえるんじゃない?」

そう言われたレオは悲しそうだったという。しかし、この女性の態度は『レヴェナント』がリリースされた2015年、豹変する。彼に向かって力強く断言した。

「今回はあなたの年よ。あなたが勝つ。キャンペーンを行いなさい」

「キャンペーン」とはなんなのか? みごとレオの勝利を予言したこの女性は、実は一般的なハリウッドワーカーではない。彼女の名はペギー・シーゲル(※ 追記: Siegal姓なので「シーガル」表記が一般的)。ニューヨーク・コミュニティを中心とするフィクサーであり、ハリウッドにおいては「オスカーレース請負人」として知られる人物だ。一般的に知られる話として、アメリカ最高峰の映画アワードとされるアカデミー賞までの道のりには「ショービズ版の大統領選挙」と例えられる熾烈な競争がある。

(アカデミー賞のトロフィー、通称オスカー像)

カリスマ性やメディア受けも要求される大統領候補がベターな政策のみでは勝てないように、オスカーにしても「ただ良い作品」というだけでは獲れないのだ。映画祭などで作品をお披露目したあとは、スタジオが主導するアワードキャンペーンが重要になっていく。それゆえ、「アワード戦略家/コンサルタント」的職業が成立しているし、2016年『ブリッジ・オブ・スパイ』で助演男優賞を受けたマーク・ライランスのような「キャンペーン不参加だったにもかかわらず受賞できた存在」が出現した場合、業界紙から「大きなサプライズ」として報道される。

■ 数億円が費やされるキャンペーン

オスカーキャンペーンについて説明しよう。ハリウッド最高峰のアカデミー賞で大きな賞を獲れば、作品収益のプラスになるだけでなく、受賞俳優のギャランティも上昇しやすいし、なにより栄誉がもたらされる。2010年代、同アワードで投票権を持つ映画芸術科学アカデミーの会員は5000人以上にのぼった。栄光を狙うスタジオからすれば、競合相手よりも目立って会員の気をひき、多くの票を獲得しなければいけないシステムになっている。それゆえ、各スタジオが数億円規模のマネーを費やすキャンペーン合戦が巻き起こるのだ。

一般的に知られるキャンペーンの例は、第一に、会員へのDVD配布である。高齢者も多いオスカー会員様に作品を観てもらわないと始まらない。事実、2013年には、当時の豪腕プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインが、クエンティン・タランティーノ監督作『ジャンゴ 繋がれざる者』について「劇場で観てほしかったこともあり、DVD配布のタイミングが遅かった(それが敗因だった)」と反省の意を示している。

年をまたいで続くアワードシーズンが開幕すると、各映画スタジオが存在感や意欲をアピールするため、ロサンゼルスなどにビルボード広告を掲げはじめる。たとえば、音楽スター同士の悲恋を描いた『アリー/スター誕生』(2019年)陣営は、レディー・ガガが演じる主人公を宣伝する劇中の看板をそのままロサンゼルスに出現させた。高額な広告料を払ってまで会員に向けたPRを行うのだ。映画の華であるメインキャストたちの多くも第一線に立つ。『ラ・ラ・ランド』(2016年)で主演女優賞を獲得したエマ・ストーンは、期間中VogueやRolling Stoneなど有名雑誌の表紙を飾りつづけたほか、普段は姿を見せない『エレンの部屋』や『ザ・トゥナイト・ショー』などの大衆テレビ番組にも出演している。

一方、2011年、こうしたメディア露出の機会を与えられなかった50歳の女優メリッサ・レオは、自前で用意した広告によって人々の度肝を抜いてみせた。そこでは、胸元のあいたドレスを着た彼女が前かがみになって谷間を見せつつ「(私への投票を)考えて……」とセクシーに誘惑している。もちろん顰蹙も買ったが、そのぶん脚光も浴びた。前哨戦フロントランナーであったメリッサは、そのままアカデミー助演女優賞を獲得している。

メディア媒体におけるPRは一般人の目にも入るものだが、業界の内部で行われるキャンペーンこそ重要とする声もある。毎年、アワードシーズンになると、有力作品の監督やキャストの多くが「会員向けツアー」に出る。ロサンゼルスやニューヨークでアカデミー賞会員たちを招待するQ&Aやプライベート上映イベント、それにともなうラグジュアリーな会食パーティーを朝・昼・晩にわたって行いつづけるのだ。このため、オスカー会員にとってのアワードシーズンは「タダ飯シーズン」と表現されている。反して、彼らの好意を獲得したい監督や俳優たちにとっては激務の季節にほかならない。アワードキャンペーンが「映画製作よりもハード」といわれる大きな理由もここにある。

■アカデミー会員向けイベント

(第88回アカデミー賞主演女優賞を獲得するブリー・ラーソン)

『ルーム』(2016年)にて主演女優賞を獲得したブリー・ラーソンは、アワードキャンペーン期間と他国での新作撮影が被ったことから、アカデミー賞ノミネート発表の時点でハワイからLAの移動を4回、オーストラリアとブラジルからLAへの移動を各2回ずつこなしていた。それほどまでに重要な会員向けイベントにおいて、監督や俳優たちは、場を盛り上げるトークのみならず、会員一人一人と握手したり写真を撮ったりして好感度を稼いでいく。レオナルドのほかにスコセッシ監督やベン・アフレック監督作『アルゴ』(2012年)のアワードキャンペーンを担当してきた前出ペギー・シーゲルは、この「会員向けイベント」において甚大な影響力を持つフィクサーとして知られている。彼女やワインスタインがあまりに活躍しすぎたため、アカデミー賞側がキャンペーン規則を変更したりもしているが、結局のところ、こうした文化は続いているとされる。

俗的な表現では「会員接待」みたいなものだが、ここに関する報道を読めば、サプライズとされた結果にも納得がいくかもしれない。代表例は2011年の作品賞だ。作品自体は絶賛されていた『ソーシャル・ネットワーク』の監督デヴィッド・フィンチャーは、海外における新作撮影を一因として、会員が集まる場にあまり顔を出さなかった。一方、プライベートイベントに通いつめて会員たちと熱い握手を続けた存在こそ、同年ウィナー『英国王のスピーチ』監督、トム・フーパーである。

(第89回アカデミー賞作品賞を獲得した『ムーンライト』のバリー・ジェンキンス監督と原案戯曲作家タレル・アルバン・マクレイニー)

2017年、重要前哨戦の多くを制した『ラ・ラ・ランド』を退けて『ムーンライト』が作品賞を獲得した際もサプライズと受けとめられたが、後日、ABC Newsにて「『ムーンライト』のチームはニューヨークだけで7回くらい会員向けイベントを展開していた。監督やキャストと有意義な話ができて素晴らしかった」との報告および感想が掲載されている。

「会員接待」スキルに優れたスター俳優も存在する。アメリカで知名度が低い頃より前出ペギー・シーゲルのお気に入りだった英国俳優エディ・レッドメインがよい例だ。『博士と彼女のセオリー』(2015年)にてアワードレースの先頭に立った彼は、オスカー会員向けイベントにて「その場全員の赤ちゃんにキスをしていった」ほどのサービスで大好評を博した結果、ベテラン俳優マイケル・キートンに競り勝ち、33歳の若さで主演男優賞に輝いている。

■バチカンでのローマ法王謁見

2016年のレオナルド・ディカプリオの受賞はサプライズでもなかったが、スーパースターさながらのキャンペーン展開は衝撃的だった。このシーズンに彼が訪れたレッドカーペットは合計53個との報告もある。ペギー・シーゲルはマディソン・アベニューのミシュラン獲得日本料理店「Kappo Masa」で会員向けパーティーを開き、極寒地でのサバイバル撮影の苦労を名優ロバート・デ・ニーロに重ねて演説してみせた。大御所歌手スティングが歌を披露する場面もあったようだ。

ミート・アンド・グリートつきの会員向けQ&Aイベントには、絶大な影響力を持つ伝説的歌手でありオスカー女優バーブラ・ストライサンドの姿もあったという。スターパワーを駆使したレオは、投票開始を前にした1月、さらなる大物を相手どる。なんと、バチカンでのローマ法王謁見を成し遂げたのだ。2人が話した話題は、レオが長年取り組んできた環境問題だったという。なにせ相手は法王なのだから、このタイミングは偶然だったのかもしれないが、「最大級のオスカーキャンペーン」と受けとめられたことは言うまでもない。とにかく、彼はペギー・シーゲルの宣告どおり、レースに勝った。

■栄誉ある賞はお金で買える?

(Amazon Studioが行ったメイゼル・デイ・キャンペーン)

余談だが、こうしたオープンなアワードキャンペーンは、なにも劇場映画界に限らない。テレビ界を代表するエミー賞においても同様の動きが観測できる。たとえば、2019年、最終投票開始の数日前に実施されたAmazonスタジオ製作コメディドラマ『マーベラス・ミセス・メイゼル』の企画は凄まじかった。エミーキャンペーンとして、ロサンゼルスの一地域を1日限りで作品と同じ1959年の世界に変える「メイゼル・デイ」を主催したのだ。ここでAmazonと協力した現地のホテルや飲食店は、揃って提供価格を1959年の物価とした。つまり、この日、街にいる人々は普段319ドルする高級ホテルに40ドルで泊まれたし、通常20ドルのハンバーガーを50セントで食べることができた。なかでも話題になったものは、1ガロンあたり3・6ドルのガソリンが30セントに値下げされたこと。ソーシャルメディアで話を聞きつけた人々が当該ガソリン・スタンドに集まった影響で車道と街がパンクする事態にまで発展している。投票者の関心を惹くために一体いくらかかったのか想像するだけで恐ろしいが、ここで費やされたマネーが最大の賞につながったわけではない。この年、『ミセス・メイゼル』はエミー賞のコメディ作品賞や主演女優賞を逃している。同じAmazon系列のドラマ『Fleabag フリーバッグ』にさらわれてしまったのだ。

(Netflixの莫大な『ROMA』オスカーキャンペーン費用を伝える画像)

アカデミー賞にしても、大金で買えるとは限らない。キャンペーン費用がかさみつづけた2010年代末期、主要映画スタジオがオスカーキャンペーンに投じる額は1000万ドルほどとされる。しかしながら、2018年、オスカーを本気で狙ったストリーミングサービスの巨人Netflixの資金力は桁が違った。同社が有力候補作『ROMA/ローマ』に費やした額は、映画製作費を大きく超える4000万ドルから6000万ドルと伝えられている。つまりは40億円以上。ここまで積み上げるとなると一見有利に思えるが、この年は反対に動いてしまったようだ。「劇場文化を侵すNetflixへの投票は映画の死を意味する」と主張していった競合チームのアンチキャンペーンもあって、会員のあいだで「金で買える賞と思わせてはいけない」気運が活発化していき敗因につながった旨がVultureより報告されている。ちなみに、ライバルの悪評を流す「ささやきキャンペーン」はオスカーレースにおける常套手段といわれており、同年の作品賞を受賞した『グリーンブック』にしても、脚本家が過去にツイートしたイスラム教徒差別発言など、多くのスキャンダルが噴出していた。
大金が舞うオスカーレースに難色を示す有名人も存在する。1980年代から1990年代にかけて合計5つのノミネートを得たオスカー女優スーザン・サランドンは、2016年、巨額の費用が投資されるアワードキャンペーンを直接的に批判し、改革を呼びかけている。もう少し若い俳優では、『それでも夜は明ける』(2014年)『スティーブ・ジョブズ』(2016年)にてノミネートを受けたマイケル・ファズベンダーが「自分は政治家ではなく役者」だと宣言して不参加を表明した。

(第82回アカデミー賞助演女優賞を獲得するモニーク)

アワードキャンペーンに参加しなかったにもかかわらず受賞に至るサプライズ展開もときどき起こる。『プレシャス』(2009年)に出演したモニークは、監督を怒らせるほどアワードキャンペーンに協力しなかったにもかかわらず、みごと助演女優賞を獲得してみせた。ステージに立った彼女の第一声は皮肉が利いていた。「まず感謝させてください。アカデミー、政治ではなく演技に目を向けてくれてありがとう!」後年、この逸話によって「気難しい女優」だと噂されたため役を失った、と告白する仕儀になってしまったが……。

■アカデミー賞を巡る競争の激化

(第52回アカデミー賞にて助演女優賞を獲得するメリル・ストリープ)

毎年ハリウッドを騒がせるアカデミー賞レースだが、元々は、今現在のようなキャンペーン競争は存在しなかったとされる。たとえば、20世紀と21世紀で合計3つの受賞を果たし、さらには同ワード史上最多ノミネート数を誇るメリル・ストリープは、オスカーキャンペーンを行わない存在として知られてきた。映画に出るたびお約束のようにノミネートされるため「アカデミー賞のお気に入り」と揶揄されることもあるが、2003年には、激化する競争に関して「見苦しく、アワードの整合性を失わせている」「まるで金で勝つ政治のよう」と苦言を呈したこともある。

しかし、そんな彼女も、『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』(2011年)シーズンにおいては、ハーヴェイ・ワインスタインとともに大々的なアワードキャンペーンを行った末、オスカー像を手中に収めている。「お約束のように毎回ノミネートされる女王様」すらもアピール合戦に加わらないと勝利が見えないほど、競争は激化しつづけているのかもしれない。

(第46回アカデミー賞に登壇したキャサリン・ヘップバーン)

ちなみにアカデミー賞史上、最多受賞を誇る俳優は、1930年代から1980年代にかけて4つの賞を得た大女優キャサリン・ヘプバーンだ。伝説的存在の彼女は、公の場を嫌い、アカデミー賞に出席しなかったことで知られる。唯一出席した回は、初受賞から約40年経った1973年、友人にアービング・G・タルバーグ賞を贈るプレゼンターとして登場したときのみだ。こうしたクールな逸話も人気に拍車をかけているわけだが、当時、友人のためについに壇上に立ったキャサリンは、ジョークで会場をわかせてみせた。

「怒号に包まれなくて良かったわ! 人間は、41年間ものあいだ、自己中心的にならず、辛抱強く待っていられる……私はそれを証明する存在ね!」

キャサリンの言葉は、「アカデミー賞に立つ彼女を見るために41年間も待った人々」に向けられているのだろう。ただし、捉え方によっては、辛抱強くチャレンジを続けたレオナルド・ディカプリオのような俳優に対する励ましになるかもしれない。はたまた、数十年後の功労賞まで待っていられずに、大金を投じて争いを繰り広げる者にとっては、耳が痛いセリフだろうか。

(第88回アカデミー賞主演男優賞を獲得したレオナルド・ディカプリオ)

書籍『アメリカン・セレブリティーズ』

2020年4月30日発売
定価1700円+税
四六判並製/1C/296ページ
ISBN978-4-905158-75-2
ハリウッドスター・ラッパー・ポップシンガー・政治家・インフルエンサー…… アメリカのセレブリティは、世界の政治や経済を動かすほどの巨大な影響力を持っている。その背景には、カルチャー、政治、ソーシャルメディアなどが複雑に絡み合った「アメリカという社会の仕組み(と、その歪み)」がある。気鋭のセレブリティ・ウォッチャー/ライター辰巳JUNKが、世界を席巻する20組のセレブリティを考察し、その謎を解き明かす!

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