起こっていることはすべて正しい

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「起こっていることはすべて正しい」。

この言葉は僕にとって非常に重要な意味を持つ。

僕の座右の銘に近い言葉なのかもしれない。

僕自身が望んでいるかいないかにかかわらず、起こるべき事は起こるし、必要ない事は起こらない。

この10年くらいで僕はそう考えるようになった。

起こっていることが間違い、ということはありえない。

どんなに辛くても、どんなに苦しくても、起こるべくして起こっているのだ。

僕はこの数年苦しい時も、常にその考えだけは持ち続けるようにしてきた。

ただし、どんなにそう考えようとしても、「何故、何のために今このことが起こっているのか」はまったく分からない、ということも良くある。

何のためにそれが起こっているのか、それが僕にとってどのような意味を持つようになるのかは、何年もたたないと分からないこともある。

最近、長らく分からなかったことが一つ、ようやく腑に落ちた。

「あぁ、あの事は、こういう理由で起こったのか」と、ようやく神様の采配の意図を理解できたのだ。