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人間が自然に寄り添う暮らし

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鎌倉にデュアルライフで生活するようになってあと2ヶ月で丸4年に、そして定住して1年になる。

鎌倉に拠点を持つまでの僕は東京以外に暮らしたことがなかった。しかもそのうちの40年以上が港区の麻布・六本木地区である。

つまり東京でも屈指の都心部で育ち、大人になってからもずっと暮らしてきた。

都心部に長く暮らし、特に幼少期や成長期に都心部だけで暮らしてきたため、僕はもともと自然との距離が遠かった。

なんせ大都市の真ん中だから、身近なところに自然が少ないのだ。

海もないし川もない、山もないし森も林もない。

あるのはちょっとした公園くらいのもので、それだって管理されて整えられた場所だから、リアルな自然は身近には全然ない環境で育った。

さらに僕の両親は二人ともミュージシャンだったせいか、二人ともインドア派であった(アウトドア派のミュージシャンもいるのかもしれないが、少なくとも僕の周りのミュージシャンはほとんどがインドア派だ)。

インドア派の両親のもとで育った僕は、自然は嫌いじゃないけど、自然との触れ合い方が分からない子供として育ったし、大人になってからも積極的に大自然と触れ合うような趣味は持ってこなかった。

運動は好きだけどランニングはアスファルトの道路を走るだけだし、筋トレは室内でするものだ。

六本木に住んでいると海も山も川も湖も遠いし、ドライブで行くことはあっても、実際に自然の中に踏み込んでいくところまではいかなかった。

そんな僕が鎌倉に拠点を持ち、海まで徒歩10分、山までも徒歩10分という環境に身を置くことになった。

そしてさらに去年2019年7月には引っ越しをして、海までの距離が一気に1分まで縮まってしまった。

ここまで海が近いと、さすがの僕も海に入らない生活というわけにはいかなくなり、夏場になると毎日1回か2回は海に入るようになった。

よっぽど海の近くに暮らしている人でなければ、「毎日海に入る」習慣がある人なんていないだろう。

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