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南フランス・ニースひとり旅をして感じた、現地の人の優しさ

去年の夏、退職届をだした日に

「そうだ、ヨーロッパ行こう」と思い

その2週間後に始まった16日間のヨーロッパ旅行。

旅行中はツアーに参加したり
ボストンで知り合った友達に合流したりして
ほとんど誰かと一緒に行動することが多かったけど、

一度「一人旅」を経験してみたくて
旅行中の3日間だけ南仏に行くことにしました。

もともと高校で4年間フランス語を習ってたので
まったく言葉が分からないと言うわけではなかったのですが、

ほとんど忘れていたのと
授業で習うのと実際に使うのはまったく違う!
と思いました。

ニースに着いた初日は、
虫よけスプレーがほしくてコンビニに買いにいったけど

フランス語で何て言うのか分からなかったり
お店の人にフランス語で聞くのもちょっと勇気がいったりして

久しぶりに言葉が通じないもどかしさを感じると同時に、
通じたときは嬉しく

その感覚がアメリカに移住したときに似ていて
少しだけ懐かしく感じました。


8月のニースはバカンスで来ているフランス人で賑わい、
パリとは対照的に観光客が少なく
街を歩いてるとアジア人はほとんど見かけませんでした。

気候もよく散歩してると少しだけ風が吹いてて気持ちいい。

ニースの海は透明感のあるコバルトブルーで
海岸は砂浜ではなく白い小石。

その上にパラソルやビーチチェアを置き
ゆっくりしてる人達を見ると

建物ばかりの都会やワイキキのビーチとはまったく違う
ゆっくりで贅沢な時間を味わえます。


ニースでおススメスポットの一つ、海岸通りの
プロメナード・デ・ザングレ
を散歩してから海を見てぼ~っとしてたら

“C’est jolie, n’est-ce pas?” (綺麗だよね?)

と声が。

横を見たら、
白髪でおしゃれな帽子をかぶった
フランス人のおじいさんがいました。

周りにはあまり人もいなかったので
あ、私に行ってるんだ
と思い、フランス語で

ええ、とても綺麗ですよね。

と返事する。

観光かい?

と聞かれカタコトフランス語で返事するけど
他に質問されても
言葉が分からず話せる事が限られれる。

向こうも英語が話せないので
結局、海がキレイ景色が綺麗
をリピートする。

ニース港にはもう行ったかい?

と聞かれ、まだと答え
案内してもらうことに。

ボートに乗ってカラフルなボートや建物を見たり


おしゃれなお菓子屋さんを紹介してもらったり

現地の人ならではのニースの見どころを教えてもらいました。

案内してもらってる最中、
おじいさんがSouvenir! Souvenir!と言ってて、
後で調べてみたらSouvenirはフランス語で

「思い出」

と言う意味。

英語ではお土産という意味なので、
なぜボートに乗ることがお土産?
と分からなかったけど

あ、旅行の思い出に
と言う事だったんだ、と思い納得。

そしてお別れする際には、

“Bon Voyage!” (良い旅を!)

と手を振りながら笑顔で言ってくれたおじいさん。

最初警戒してて少し申し訳ない気持ちと、
感謝の気持ちでお別れしました。

そしてニースを発つ日、
空港へ行くため少し早めにバス停に行ったら、
ポスターが張ってて

「〇〇番へ移動しました」

とのこと。

「〇〇番ってどこ!?」
と焦りスーツケースを引きながら
色々と探してみたけど見当たりません。

とりあえず、もうバスが来る時間だったので
近くのバス停へ移動し、
乗る予定とは違うバスが到着し
バスの運転手のお兄さんに英語で

「空港へのバスに乗る予定が移動したって書いてあるんだけど、
どこか分かります?」

と聞いたら
かなり離れたとこのバス停らしくて

「そのバス停通り過ぎるから、乗っけてってあげるよ」

となんてありがたい✨

新しいバス停で降りて違うバスに乗り、
今度は女性のバスの運転手さんに
空港行きのバスだと確認。

これで安心だ~と思ったら、
乗ってる最中にバスの運転手さんが

「ここで降りたらいいよ!」

と言ってきた。

え?でもここ、明らかに空港ではないよね?

と混乱してたら、

「その女性も空港に行くから、一緒に連れてってくれるってさ」

とのこと。

本当に信用していいのかな?
と思いながら、まあバスの運転手だし大丈夫か
と紹介されたフランス人の女性と一緒にバスを降りる。

「こっち、地下鉄に乗るよ」

と言われ、道路を渡り、エレベーターで地下へ行き
地下鉄に乗ることに。

どうやらその女性は英語が話せないらしく、
ハンドジェスチャーを使って案内してくれました。

そして二人で地下鉄を待ってる間、
ゆっくりフランス語で色々と説明してくれた。

バスは安全だけど、地下は治安が悪い人もいるから気をつけること。

バス・地下鉄のチケットは肌身離さず持ってること。

バッグやスーツケースも盗まれないようスリには気をつけること。

カタコトのフランス語で

「ありがとう。あなたも空港に行くの?」

と聞いたら微笑んで

「そうよ」とうなずいた。

空港行の地下鉄が到着し二人で乗る。

その女性曰く、バスよりも地下鉄のほうが楽だし早いそう。

とりあえず何か分からないけど
これで空港へ行ける、とホッとした。

そして空港に到着する3つ前の駅で、
一緒にいた女性が立ち上がる。

「私はここで降りるけど、このまま乗ってたら空港に着くわ」

え?あれ?あ、空港に行くわけじゃないんだ

と気が付き
あわてて案内してくれたお礼を言うと、

ニコッと笑い

“Bon Voyage!”

と言って降りた女性。

かっっっこいいーーー!!!!😍😍😍

と思いながら、
フランスの人はなんて優しくておしゃれ!と思った。

Bon Voyage、良い旅を。

フランス語も話せない
観光者の道案内をし
別に見返りを求めるわけでもなく
親切にしてくれた現地の人達。

以前は

「フランス人はアメリカ人を嫌う」とか
「フランス人は観光客には冷たい」と

聞いた事があったけど
決してぞんな事なかった。

もちろん、アメリカ人みたいに
めちゃくちゃフレンドリーてわけではないけど
困ってたら助けてくれたり
穏やかで温かい人達。

ニースにいたときも、
パリに行ったときもそう感じました。

そして今回は一人旅だったからこそ、
現地の人達に頼る場面が多く
さらにそう思った。

今は旅行するのは難しいけど、
いつかまたニースそしてフランスの他の街へも
行けることを願っています。

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