2022年の忘れ物と。
たくさん「死ね」と言われ、たくさん「目障り」と言われ、たくさん「ありがとう」と言われ、たくさん「会えてよかった」と言われた2022年は、心臓を握られているような感覚の時間でした。惨かった現実と、日常の中に敷き詰められた幸せと、それらのおかげで、2022年はいろいろな拾い物をした気がします。
シェルターでもらった温かいお茶、友達とスポーツバーでW杯を見ながら飲んだビール、街を散歩する小さな犬の姿、大切な人と見たドラマ、これまで気がつけなかった小さな幸せを拾うことができるように