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中居正広が語った「1%から99%の可能性」について

遅ればせながら、中居正広のジャニーズ事務所退所の記者会見映像を見た。

4年前、SMAP解散の時も、新しい地図の3人が事務所を退所した時も、メンバー本人の言葉が世に出ることはなかった。だからこそ、私たちファンは、嘘か本当かも分からない報道の嵐に惑わされるばかりであった。

この日、中居正広は、全てを背負い、全ての質問に答える覚悟で、記者会見の場に立った。


・新しい地図との共演の可能性は?

僕もね、30年の間、エンターテインメントの恵まれたことで、ど真ん中でやらせてもらいましたけど、エンターテインメントというのは、僕の中での感じですけど、本当に1%から99%の中で模索をしているというか、もしかして99%ダメかもしれないけれども、1%やったら何かがあるんじゃないかな。これは新しい挑戦ですよね。もちろん3人と共演する可能性も、0と100%の間ではなく、1%と99%の中にあるのは間違いないと思います。


・SMAP再結成の可能性は?

1%から99%の中にあると思いますよ。0ではないです。100%ないとは言えないと思います。それはもちろん、1人でできることではないですし、みんな環境がそれぞれになっていきますから。もちろん話をするにしろ何回か重ねていかないとできないんじゃないかなって思いますけど。「100%ありませんよ」っていうのはないと思います。


なんて、誠実な言葉なのだろう。

実際のところ、本当に、まだ何も分からないはずだ。それでも中居正広は、確かな「返答」をしてくれた。僕は、彼のファンに対する真っ直ぐな姿勢に、強く胸を打たれてしまった。


そして、会見翌日、「中居正広のニュースな会」において、彼はこう語ったという。

もう誇りしかないかなって。ちゃんと胸を張って「SMAPの一員でした」ってことは言える。

この言葉を、他でもない本人の口から聞けたことで、救われるような思いをした人は多いと思う。

この先、5人それぞれがどのような選択を重ねていくのかは、まだ誰にも分からない。それでも僕は、希望をもって、彼らの歩みを追い続けていきたい。



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