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嵐の5人が語った「大きな夢」。21年目、決意のYouTubeライブ会見を観た。


嵐のCDデビューから、今日で丸20年。

11時30分、グループ初となるYouTubeライブ会見がスタートした。



まずは、5人から一言ずつ、挨拶と所信表明が語られる。


櫻井

温かみを感じられる線香花火のようなものから、ドデカい打ち上げ花火のようなものまで。みなさんに感謝の思いを伝えるべく、日々(新しい施策を)考えながら過ごしています。その「全貌」を、いや、もしかしたら「一端」かもしれません、なぜならば、我々はこれからもずっと考え続けながら日々を過ごしていくからです。まずは、大きな夢の「一端」をお伝えできればと思います。

大野

みなさんが作った「嵐」だと思っています。デビューしてから今日まで、そして今、ここに立てていることに、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

松本

21年目に入ったということでもあるので、自分なりにテーマを決めてやっていこうと思っています。そのテーマは「リボーン」。新たにチャレンジしたいこと、たくさん考えています。ここからまた、みんなと一緒に走って行きたいと思っています。

相葉

20年経って新しいことに挑戦できることは、すごく幸せなことです。その新しいことを、支えてくれるみなさんに、もっともっと近くに感じてもらえるような、そんな1年にしたいと思っています。

二宮

20年を人間の年齢に換算すると、「成人した」「大人になった」ということだと思います。今回のこの場は、嵐の成人式だと思って、新たな抱負と21年目の展望を、みなさまと一緒に共有できればと思っていますので、本日はどうぞよろしくお願いします。


そして、嵐の5人が語った「大きな夢」の「一端」となる、21年目のアクションが一気に発表された。その量と革新性に、とにかく圧倒されてしまう。来年末に活動休止が決まっているというにもかかわらず、いや、だからこそ、だろうか。彼らは、ここから更に大きくアクセルを踏むのだ。


・5つのSNSアカウント開設。
・全64曲のシングル楽曲をデジタル配信開始。
・初のデジタル配信シングル”Turning Up”リリース。
・YouTubeでの”Turning Up”のMV配信開始。
・アジア4都市を巡る「ジェットストーム」第2弾開催決定。
・12月25日の東京ドーム公演のライブビューイング決定。
・来年5月、国立競技場でのライブ決定。
・北京でのライブ決定。


僕が特に心を動かされたのは、松本によって語られた、楽曲のデジタル配信に踏み切った理由だ。

理由は、大きく2つあります。1つは、ファンのみなさんに、いつでも嵐の音楽を楽しんで頂きたいという思い。そうすることで、活動休止している間も寂しい思いをせずに楽しんでもらいたい。そんなふうに思っています。また、全世界のみなさんへエンターテイメントを届けることは、先日亡くなったジャニーさんの夢でもありました。そしてジャニーズには、素晴らしい先輩・後輩がたくさんいます。僕らには期限が決まっています。だからこそ、できるチャレンジもあると思っています。僕らの経験をジャニーズに還元すること、それが僕らにできる恩返しだと思っています。手探りにはなりますが、この新しいチャレンジを、ぜひ、みんなで楽しんでいきたいと思っているので、よろしくお願いします。


大げさな言い方かもしれないが、嵐の5人が開いた大きな扉の先には、日本のエンターテイメントの未来が広がっているのだと思う。この流れが、これからのジャニーズグループの活動に大きく波及していくことを願う。

今回の嵐の勇気ある決断に、最大限の敬意を表したい。




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