ポップ・カルチャーと言葉たち 2018

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記事

いつか、「2018年」を振り返る時のために

「tsuyopongram」2018 記事一覧

【『シェイプ・オブ・ウォーター』/ギレルモ・デル・トロ監督】

【米津玄師/『Lemon』】

【ONE OK ROCK/『ONE OK ROCK 2016 SPECIAL LIVE IN NAGISAEN』】

【『ちはやふる ー結びー』/小泉徳宏監督】

【サカナクション/『魚図鑑』】

【乃木坂46/『シンクロニシティ』】

【『リメンバー・

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RADWIMPSの物語は、『君の名は。』の先へと続いていく

【RADWIMPS/『ANTI ANTI GENERATION』】

凄い。

全編にわたって、圧倒的な自信と確信に満ち溢れている。もはや、全能感、王者の風格さえ感じさせる作品だ。

1枚のアルバムが放つエネルギー量としては、明らかに常軌を逸していると言えるだろう。

この2年間、RADWIMPSが紡いできた「『君の名は。』以降」の物語が、見事に、そして思ってもいなかった形で結実している。

自分

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4年に1度、中島哲也監督の衝撃作が『来る』

【『来る』/中島哲也監督】

今作を、映画館で観るべき理由。

それは、鬼才・中島哲也監督の新作が公開されるということは、ただその事実だけをもってして「事件」であるからだ。

2010年、日本映画界に新風を巻き起こしてしまった『告白』。

全編にわたって凍てつく透徹な悪意、そして、物語をドライブさせていく黒い爽快感。

あまりにも冷酷で凄惨な映像演出の数々は、映画界の既存の概念やルールを一瞬にして

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それでもアジカンは「ロック」の荒野を歩む

【ASIAN KUNG-FU GENERATION/『ホームタウン』】

時代は変わってしまった。

3年半前にリリースされたアジカンの前作『Wonder Future』は、世界の「ロック」との接続を見事に果たした作品だった。(Foo Fightersのスタジオ「Studio 606」にて全曲レコーディング)

しかし今や、その「ロック」が全世界的に求心力を失いつつある。

この数

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そうだ、フレディの想いは死なない

【『ボヘミアン・ラプソディ』/ブライアン・シンガー監督】

ラスト21分の圧巻のライブパフォーマンス。

80年代、全世界がクイーンのスタジアムロックに捧げた狂騒的な期待、それを超越していく爆発的なカタルシス。

あまりにも高い純度と強度を誇る楽曲、そして、歌声。

それこそが、この映画の全てだ。

革新的なソングライターとして、唯一無二のパフォーマーとして、そして、ロックの未

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「切なさ」の意味を、BUMP OF CHICKENは教えてくれた

【BUMP OF CHICKEN/『話がしたいよ/シリウス/Spica』】

半径1メートルのフォーク・ロック"話がしたいよ"と、壮大な宇宙で煌々と輝く恒星の名を冠した"シリウス"、"Spica"。

楽曲の手ざわりやスケール感はそれぞれ異なるにもかかわらず、しかしこの3曲は、バンドの揺るぎない想いのもとに、確かに繋がっている。

僕は以前、BUMP OF CHICKENの全国ツアー「

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幽玄なる映画体験、92分間の”時間旅行”に酔え

【『A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー』/デヴィッド・ロウリー監督】

「僕は、死んだ。でも、ここにいる。」

『ルーム』、『ムーンライト』、『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』、そして『アンダー・ザ・シルバーレイク』。

次から次へと話題作の製作・配給を手掛けてきた新興のインディペンデント映画会社「A24」。

設立からたった数年で、映画界全体への大きな影響力を持つに至った同

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きっと、西野七瀬の未来は、もっと眩しい

【乃木坂46/『帰り道は遠回りしたくなる』】

「西野七瀬には、いくつもの意外な部分がある。自分について多くを語らないから、意外に思うだけなのだろうか? 彼女の魅力はその神秘性にある。」

秋元康は、西野七瀬についてこう語っていた。

日本の音楽シーンにおける、現行トップアイドル・乃木坂46において、グループ最多7度目のセンターを担う西野七瀬について、そう、僕たちは、まだまだ知らないことばかりだ。

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My Hair is Badの「続き」はこれから

【My Hair is Bad/『hadaka e.p.』】

僕は、同世代のアーティストの中で、日本語で日々の生活の心情や情景を綴らせたら、椎木知仁の右に出るものはいないと思っている。

《ブラジャーのホックを外す時だけ/心の中までわかった気がした》

この必殺のパンチラインから幕を開ける"真赤"を初めて聴いた時の衝撃は、数年が経った今でも鮮明に覚えている。

この曲をはじめ、M

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