三津五郎ショック再び

こんばんは。4期生のハラです。

2度の大雨により仮修正した既存道が限界をむかえました。ちなみに、ここで言う限界とはダンプの腹を擦りそうになるということです。実は昨年度の終盤に三津五郎現場でやってしまいました。何とかカバーの凹みで済みましたが、少しでも段差があるとビクビクしてしまいます。ちなみにココ↓↓↓↓↓↓

画像1

どっからどう見ても付いている位置が低すぎます。(カバー内側には排ガス浄化装置がある。)余談ですが、地元名古屋に帰る度飲みに行く友人がいるのですが、彼はこの排ガス浄化装置を研究しています。ヤモリーズを代表してしっかりと苦情を伝えておきました。(笑)

話が脱線してしまいました。第二次三津五郎ショックが起きてしまう前に既存道全体をしっかりと修正することにしました。まずはこれ↓↓↓(修正後)

画像2

元々はこんな感じでした↓↓↓(写真を撮り忘れたため図説)

画像3

カーブの内側が低く、外側が高い。これを内側が高く、外側が低くなるよう修正しました。なぜそうするのかと言いますと、流れてくる水を道の外側(谷)へ排水するためです。排水用の溝を掘ったので、後は水切りを入れるだけです。

そして今回の難所はココ‼‼‼

画像4

谷に作られたヘアピンカーブです。山側から常に水が湧き出ている・・・。着手前からこれは時間がかかるなと思いましたが、案の定。。。写真だとわかりづらいので図説をご覧ください。

ノート

カーブ前後の水の流れにも注目してください。常水とは言えど、普段はチョロチョロと流れる程度。しかし、大雨となるとこのカーブの路面を走る水量は凄まじい。道の傾きによって、流れてきた水は排水されないまま道の片側(谷側)に集中します。お、じゃあそのまま谷へ排水すればいいのでは?と思われる方もいらっしゃるかと思います。が赤線エリアが掘り割りになっているのです。こんな感じ↓↓↓↓↓↓

ノート2

排水用の溝を掘ろうにも大径木が並んでいるため、掘るに掘れない。。。というわけで、このカーブを流れる水を2分割して排水することにしました。雨天時カーブより先から流れてくる水+常水のチョロチョロに対して一箇所、雨天時谷沿いに流れてくる水に対して一箇所。とりあえず水切りを一箇所入れましたが、チョロチョロとは言え掘り返している土に絶え間なく水が流れ込んできたので案の定グチョグチョに。。。修正完了がまた先お送りに。。。

こんな感じで苦戦しながら既存道を修正しているわけなのですが、やはりヘアピンは尾根に作るべきですね。わざわざ水が集中する谷に作るのはリスキーですね。はじめに紹介した修正箇所も苦労しましたが、谷ヘアピンを我々が実践している道づくり通り修正するにはどれだけ時間とコストがかかるのやら。。。

明日から支障木のダンプ搬出を行うので、それが片付けば本本修正です。上手いこと水が排水されるよう工夫したいと思います。それでは~~~!!!

ご支援いただいたお金は、重機の修繕や消耗品の購入等、ヤモリーズの活動のために使わせていただきます!