アラフォーがバスケをするにあたって揃えておきたいもの
年を重ねるにつれて身体の動きは鈍くなり、若い頃は全く問題なかった痛みが故障につながることは多々ある。かくいう僕も両の足首、左膝、右親指と慢性的に故障中であり、いつ選手生命が終わってもおかしくない状況だ。悲しいけれど仕方ない。
とはいえ、もちろん可能な限り長い間プレイはしていたい。そこで今回は、個人的に揃えてよかったモノを挙げていきたいと思う。いくつか値が張る物もあるが、選手生命をお金で買ってると思えば腹も立たない。
足首周り
①ASICS以外のバッシュ
まず勘違いしないでほしいのは、僕はASICSが大好きだということだ。若い頃はゲルバーストとゲルフープを交互にはいていたし、GLIDE NOVAも一足持っている。フィット感やトラクションは最高だし、割と長持ちもする。
しかし悲しいかな、年をとると何よりもクッション性を求めたくなってくる。ASICSのGELでは年老いた足首と膝を介護しきれないのだ。
そんなわけで、一年ほど前からadidasのDAMEシリーズを愛用している。重さとクッション性とフィット感の案配がちょうどよい(残念ながらNIKEは足に合わない)。DAMEシリーズのレビューというかおすすめはどこかで書いてみたいと思う。
当たり前ではあるが、走ったり跳んだりの負荷を軽減してくれる靴に履き替えるのがよい。年をとるとクイックな動きもできなくなるし…。
ショート丈の高機能ソックスである。
REGUARD CGソックスEX33→CGサポートソックスという経緯を得てこうなった。
機能に関してはCGソックスEX33に軍配が上がるのだが、はきやすさと後述するMacDavidの膝ウェア、ZAMST A1ショートとの兼ね合いを考えると、くるぶし上までしっかりとカバーしてくれ、かつ生地も厚いこちらに落ち着いた。
アーチサポートもしっかりしてるし、5本指の快適さもよい。臭くもならないらしい笑
足首のサポーター。ミドルサポートを謳っていて、やや固めのプレートが内蔵されている。
本当はテーピングでガチガチに固めるのがよいんだろうが、ちゃんとやろうとすると手間もコストもなかなかにかかるそんなわけで、半永久的に使えるこちらを両の足首に着用している。
ロングかショートかはお好みで。一つ上のA2ーDXの方がもちろん固定具合は高いのだが、その分値も張るし足にフィットするまでに時間がかかる。厚みもかなり増すので、シューズによってはそもそも着用が難しい。昔持ってた気がするんだけれどな。
昨年末と今年の初めに左→右と連続でぐねって選手生命の終わりを覚悟したが、こちらのおかげでなんとか再発は防げている。
膝周り
膝当てのついた、太ももからくるぶしまでサポートしてくれるスリーブ。
前述したとおりCGソックスEX33を愛用していたのだが、とにかく履きづらく脱ぎづらいのが難点だったので、こちらの商品を選択した。ふくらはぎを着圧してくれるだけではなく、太ももまでサポートしてくれ、かつ膝当てもついているという高機能な逸品。
膝当てはとても大事である。なにせ年をとると足元がおぼつかなくなるので、若い頃とおんなじ感覚でペネトレイトしようものなら盛大にずっこける。そうなると膝をすりむくというおっさん的に恥ずかしい怪我をしてしまうので、これが重宝するわけだ。
一本で太もも、膝、ふくらはぎのサポートが行えるという手軽さは、価格に見合ったモノだといえる。
指周り
親指用サポーター。親指が外に反るのを防いでくれる。
バスケットボールの要ともいえる右手親指の付け根あたりに深刻なダメージがあって(レントゲン撮ってもらっても問題ないといわれた)、その再発防止に着用している。
ことバスケットボールにおいては手のひらや指が重要なのは言うまでもなく、多くの親指サポーターは結構な割合でそれを覆ってしまう。いろいろなモノを試した末、こちらの商品にいきついて愛用している。
プレートが内蔵されており、熱可逆性素材なので手の形にぴったりフィットできる。手首の動きも妨げないようになっており、シュートもパスもスムーズに行える。大満足であり、月に一回くらい痛みが再発していたのだがその頻度がグッと減った。
唯一の難点はお高いところだろうか。しかも、手のひらに当たる部分なので損耗が激しい。事実ベルト部分がだんだんすれてきている。これの買い換えはちょっと気が引ける。
健康は金で買え
ということを最後に金言としたい。
最初にも書いたとおり、アラフォーともなると選手生命の終わりが着々と近づいてくるのを感じる。ろうそくの最後のほうみたいなものである。NBAでアキレス腱断裂やACL損傷みたいな話題が出ると人ごとではないなといつも身構える。
なので、いるかどうかわからないけれどアラフォーバスケットボールプレイヤーには是非ともよいものを揃えてもらいたいと願う。たとえその総額が、日々のワードローブを軽々と超えていたとしても。
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