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C世代

子どもたちへ

日本の高度成長の時代に「3Cの時代」というのがありました。
車(Car)・カラーテレビ(Color television)・クーラー(Cooler)を
日本国民が憧れ、買い求めた時代でした。

時代は変わって、
今を生きる人々を「C世代」と呼んでいるそうです。
Computer(コンピュータ)を傍らに持ち、
ネットで知人とConnected(つながり)、
Community(共同体)をつくる。
Change(変化)をいとわず、
自分流をCreate(創造)する世代という意味だそうです。
まさに皆さんの世代がこれにあたると思います。

私は、「C世代」の人が、
生き抜くためには3つのものが必要と考えています。

1つは、Challenge(チャレンジ)です。
何事にも、積極果敢にチャレンジする精神ですね!

1つは、Communication(コミュニケーション)です。
「人に対して自分の意見を言う」「人の意見にしっかり耳を傾ける」
そういうコミュニケーション能力が必要です。
さらに言えば、
日本語だけでなく、英語でのコミュニケーション能力が必要です。

1つは、Sense(センス)です。
「あの人はユーモアのセンスがある」
「君には音楽のセンスがある」などと使われます。

「センス」「感性」は、生まれつき持っている人もいますが、
実は、自分の努力によって、磨くことができるのです。
例えば、サッカーのセンスは、一生懸命に基本の練習することを続けると、
あるとき、パッと「開花」すると言われています。

Sense(センス)を「感性」と訳す人もいます。

美しいものに気づく「感性(感受性)」は、
“本物”の美しいもの(例えば大自然・花・音楽・絵画など)を
見たり聴いたりすることによって、磨くことができます。
“本物”が、大切なポイントです。
本物だけが魂を打つのです。

“人の心の痛みがわかる”というのも、「感性」の1つです。
これは、日常生活の人間関係の中で、
「常に相手の気持ちを考える」「常に相手の身になって考える」
ということを繰り返せば、自然と磨かれます。

“ものごとの真理を追求できる”というのも、「感性」の1つです。
私は、読書や映画鑑賞や旅行などによって、
極めて鈍感な感性を、少しずつ少しずつ磨いています。

これからの時代は大変な時代ですが、
Challenge(チャレンジ精神)
Communication(コミュニケーション能力)
Sense(豊かな感性)
を磨いて、力強く生きて行ってくださいね。
応援しています!
           


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