ユニゾンのライブで感じたこと
UNISON SQUARE GARDENの新しいアルバムが9月30日に発売する。
それが楽しみすぎてワクワクするので、初めて行ったユニゾンのライブで感じたこと(きわめて個人的な感想)を書きます。
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私が行ったライブは MODE MOOD MODEのツアーだ。
アルバムを聴いて感激した私は「当たったらラッキーだな」ぐらいの軽い気持ちでライブチケットを申し込み、そして運良く当たった。(1人だと当たりやすいのかな?)
夫に行ってもいいか、子どもをみててくれるか、と聞いたらそれもオッケー。
「ほんとに?ライブ行けるの?子ども置いていっていいの?急に熱出したりしない?ほら、大事な日に限って熱出したりするじゃない。
夜、1人で出かけるのなんて何年ぶり?
いやいや、1人でライブに行くの初めてなんだけど大丈夫なのか、私。ライブの自体20年ぶりぐらいなのでは?」
そんなフワフワした気持ちのまま当日を迎えた。
ライブに行く前はかなり不安だった。
だって、おばさんだから。
「ユニゾンのファンの人はたぶん若い人ばっかりだろうから、私が行ったら場違いだろうなぁ。行ってもいいのかなぁ。不審者みたいに思われたらどうしよう」
そんなことを考えながら会場に到着。
ホールの2階席。会場の様子がよく見える。
周りを見るとやはり若い人ばかりだけど、中には私と同年代と思しき人や親子で来ている人もいてちょっとホッとしたり。
不安やら何やらを抱えたまま、ライブの開始を待った。
しかし、それらの不安は些末なことだった。
ドラムとベースの音がズシンと肚に響いてきた。それだけで心が震えた。
次々と畳み掛けるように音が迫ってきた。そして、ステージ上には3人しかいないということに驚いた。だって、とても3人だけとは思えないような音だったから。「3人だけの演奏で、こんなに豊かな表現ができるのか!」と心底感動した。
さっきまでの不安など彼らの演奏を前にすれば、風の前の塵に同じだ。
心配も不安も、お母さんや奥さんという役割も、年齢も性別も、面倒なもめ事も瞬時に頭から消え去った。私は単なる観客になって、ただただ夢中でステージを見て演奏を聴いた。
魔法だろうか…。
本気でそう思ってしまった。
日常のしがらみのようなものを一気に断ち切って、音の世界に没頭させるってスゴイ。ここまで人を惹きつける演奏ができるなんて、この人たちはどれだけの時間と情熱を音楽にかけてきたのだろうか
…と考えていたら涙が出そうになった。
「ロックバンドを極めると、魔法を使えるようになるんだ。すごいなぁ」
そんなことを考えながら聴いていた。
あとは…
ドラムソロというのを初めてきいたのだけど、すごく素敵だった。ドラムがあんなにかっこいいとは知らなかった。
MCが全然ないのも良かった。音の世界に集中できた。
それから、照明がすごくきれいだった。
田淵さんが蛍光オレンジの靴紐をしていて(たぶん)。ステージ上で動き回るたびにライトに照らされた靴紐が、ヒラヒラと舞う蝶々のように見えてすごく幻想的だった。
感動しっぱなしのまま、あっという間にライブが終わった。
アルバムを聴くだけでもとても楽しかったけれど、ライブに行ったらすごくすごく良かった。
またライブに行きたいなぁ、と思いながら帰路に着いた。
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感想はおしまいです。
読み返してみると、いい年したおばさんが「魔法」とか書いてて、私の脳みそは大丈夫なのだろうか、と自分が心配になりました。。。
さてさて、何はともあれ新しいアルバムが楽しみです。
あと、オンラインライブを申し込んだので、それも楽しみです。
ではでは。
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