ゲーミフィケーション6つの要素
どうも、株式会社フライヤー UIデザイナーのつついです。
UIデザイン文脈におけるゲーミフィケーションの全体感を簡単に知りたい方向けに、概要をまとめました!
ゲーミフィケーションとは
定義
ゲームって楽しいですよね、
ゲーム開発者の方々スーパーリスペクトです。
ゲーミフィケーション市場グングン成長中
アメリカの調査会社Report Oceanの調査によると世界のゲーミフィケーションの市場全体は、2027年には350億米ドルに達すると予測されています。
350億ドルって、4-5兆円です。デカい。
ゲーミフィケーション6要素
日本ゲーミフィケーション協会曰く、ゲーミフィケーションは6つの要素で構成されています。
お仕事でゲーミフィケーションの話題が出たら、
以下6つのどこに当てはまるかを考えながら会話をしてみてください!
1.能動的な参加
ゲームは自分がやりたいときに始められ、やめたいときにやめられる。初級、中級、上級といった難易度が選択できるものも多い。 自分が最も楽しめるモードで取り組めるということが人間の活動には大きな意昧を持つ。また、ストーリーや世界観、キャラクターなどの魅力によリプレイヤーをゲームの世界に引き込むことで期待と興奮を設計し、継続的な参加を促す。
2.称賛を演出
ゲームではステージをクリアすると「GREAT」という表示とともに効果音が鳴ったリ花火が上がったリする。
3.即時のフィードバック設計
ボタンを押すと主人公がジャンプするなど、ゲームでは操作に対する反応が画面からすぐに返ってくる。
こうしたフィードバックが快感と安心をプレイヤーにもたらす。
4 .独自性の歓迎
主人公に自分好みの装備を施すことは分かりやすい自己表現であリ独自性だが、その他にも、友達の気づかない攻略法を見つけ出したり、試行錯誤の末に自分なりの工夫をし目標をクリアすることもゲームの大きな魅力である。厳然たるルールが存在するがゆえの快感、満足感だ。
5.成長の可視化
ゲームでは頑張った分だけレベルが上がり、自分の分身である主人公の見た目が変わるなどして成長が確かめられる。
6.達成可能な目標設定
RPG(ロールプレイングゲーム)では、最初に出現する敵は弱い。
主人公の成長に合わせて敵も強くなっていくが、工夫と頑張りで必ず倒せるよう設定されている。頑張れば破れる壁であることが重要だ。
対象を分類するバートルテスト
ゲーミフィケーションを取り入れる際、ユーザーを画一的ではなく大きく4つのタイプに分類して対策を練る必要があります。
オンライン研究者のリチャード・バートルさんが、それら4つのユーザータイプを分類するためのテストを開発してくださりました。
イケオジですね。
よかったらやってみてください
個人の性質は時と場合によって変わりますし、重複もするので、決めつけないように注意してください。
しかし、個々のUI施策を検討する上ではとても参考になる整理です!
ゲミー賞2022
先述の日本ゲーミフィケーション協会が主催している「ゲミー賞2022(勝手にゲーミフィケーション大賞 2022)」にて、最新のゲーミフィケーション事例が紹介されていたので、気になるものがあればチェックしてみてください。
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