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異文化との出会い

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普段なかなか触れたことのなかった話、新しい気づきを得た話。そんな話をまとめたものです。
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記事一覧

弓を引くやる気

12月にウキウキと書いた「ラスボスをたずねて三千里」から、早4ヶ月。 正直にいって、最近少々…

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1ユーロの守護神

「1ユーロおじさん」に出会ったのは、大学二年生の夏だった。 スペインのマドリードからバス…

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不意打ちで 白杯誘う 紫の師匠

きっかけは、いつだって突然だ。 んんん? 紫乃さん、私に俳句詠めっておっしゃってる? 以前…

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沙々杯への冬の三句

みなさま、こんばんは。 秋の白杯にて冬の季語「小カブ」をフライングで詠んじまって、季語を…

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初心者ベイベー、ミッチーを浴びる

ミッチーこと及川光博氏のワンマンショーに行くことになったのは、完全に完全なる成り行きだっ…

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ロブスターのために生きてるわけじゃない

なんなの、サイドミラーが8個もついたバイクって。 なんなの、「ねるねるねるね」みたいな帽子…

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金のガチョウの沼

白状しよう。 私はあまり、鳥が得意ではなかった。 一番最初の記憶は、小学生の頃。 横浜マリンタワーに、バードピアという鳥類園があった(現在は閉園)。 紙コップに入った餌を片手に園内を歩き、鳥とじかに触れ合うことができる施設だった。 十数年前のその日、母と下の弟とともに、私はバードピアを訪れた。 ところが、母と私は入園直後にアネハヅルに紙コップごと餌を取られてしまった。 ここのアネハヅルは人間を脅すことに慣れているらしい。 彼らはひょいひょいと近づいてきて、ビビる私たちの手

たぐり寄せる物語

短編小説を書きはじめたのはごく最近、今年の初夏の「ピリカ☆グランプリ」への応募からだった…

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「ダダッダジョン」を知っていますか

あれは、ある秋の日のこと。 朝の電車で、びっしりとダダッダジョンが整列している柄の黄土色…

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スペイン語の再勉強はレシピ本で

友だちの多くがゲーム「どうぶつの森」の世界にこもってしまって、どう過ごそうか考えあぐねて…

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リトルインディアな東京暮らし

駅前にはインド系食材ショップやカレー屋が林立し、リサイクルショップにはサリーやクルタが並…

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ピーターを寄せ集めて、地球を救う

久しぶりにFacebookを開いたら、知らない外国人から友だち申請が来ていた。あまり深く考えずに…

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ホームステイの夢支度

私の将来の夢のひとつに、「ホームステイ先になる」がある。 これまでスペインのクエンカやペ…

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