【座組紹介:制作】佐久間泉真|舞台『ファーンズワース・インヴェンション』11/21-24
『ファーンズワース・インヴェンション』メンバー紹介! 今回は、制作として公演に関わる楽団員、佐久間泉真をご紹介します。
文章=イノッチ(弦巻楽団)
佐久間さんと出会ったのは確か、2014年、弦巻楽団演技講座の3学期「舞台に立つ」に参加した時。彼が中学を卒業して高校生になる頃だったと思います。
『夏の夜の夢』妖精のパックとして舞台を飛び回っていました。
昨今このような言い方は失礼なのかもしれませんが、10年前のことなので敢えて言わせてもらえれば「若いのにしっかりした子だな」と思ったものでした。
あと、話し方が弦巻さんに似てるよな…とも。
その後も彼は演技講座に継続的に参加し、中心的な存在となっていきます。
また、2014年『ナイトスイミング』から弦巻楽団の本公演にも度々出演をするようになります。
一方では、札幌の演劇情報を発信するWEBメディア・d-SAPを2017年に開設し編集長を務めています。
そんな佐久間さんが弦巻楽団に入団したのは(意外にも)2020年です。
俳優としてはもちろん制作としても活躍し、私たち楽団員から高評を得ています。
今作では制作に専念し、事務方としてその手腕を振るっています。
俳優としてのさっくんの姿が見られない、共演できないのは残念ではありますが、本邦初演となる『ファーンズワース・インヴェンション』を足元から支えてくれる頼もしい存在です。
公演情報
『ファーンズワース・インヴェンション』
脚本:アーロン・ソーキン
翻訳:青井陽治
演出:弦巻啓太
鬼才アーロン・ソーキンによる実話に基づいた傑作戯曲 “The Farnsworth Invention” 弦巻楽団の手により、日本初演!
“The Farnsworth Invention” は、映画『ア・フュー・グッドメン』や『ソーシャル・ネットワーク』で知られる脚本家アーロン・ソーキンの代表作の一つ。テレビ開発の歴史を実話を基に描く本作は、2007年にブロードウェイで上演されました。
ニール・サイモン『裸足で散歩』(2016年)、アリエル・ドーフマン『死と乙女』(2023年)など、これまで数々の海外戯曲を手掛けてきた弦巻楽団が、2024年11月、日本初演を行います。
日本を代表する翻訳家・青井陽治が亡くなる直前に「これをいつか上演して欲しい」と弦巻に手渡した未発表の翻訳を使用。演出家・弦巻啓太の一つの到達点となる舞台です。
出演は弦巻楽団の劇団員に、豪華俳優陣を迎えたオールスターキャスト。主人公である天才科学者フィロ・ファーンズワースを、これまで何度も弦巻楽団の舞台を共に作り上げた遠藤洋平が演じます。
初日を迎える2024年11月21日は「世界テレビ・デー」。テレビの発明をめぐる二人の《インヴェンション》の日本初上演をお見逃しなく。
キャスト
遠藤 洋平(ヒュー妄)
村上 義典(ディリバレー・ダイバーズ)
深浦 佑太(ディリバレー・ダイバーズ)
井上 嵩之(→GyozaNoKai→)
田村 嘉一(演劇公社ライトマン)
岩波 岳洋
相馬 日奈(弦巻楽団)
木村 愛香音(弦巻楽団)
イノッチ(弦巻楽団)
高橋 咲希(弦巻楽団)
髙野 茜(弦巻楽団)
来馬 修平(弦巻楽団)
温水 元(満天飯店)
町田 誠也(劇団words of hearts)
日時
2024年11月21日(木)〜24日(日)
21日(木)14:00/19:00
22日(金)14:00/19:00
23日(土)14:00/19:00
24日(日)14:00
会場
生活支援型文化施設コンカリーニョ
札幌市西区八軒1条西1丁目2-10 ザ・タワープレイス1F
TEL:011-615-4859
→Googleマップを開く
チケット
【前売・予約】
一般:4,000円
U-25:2,500円
高校生以下:1,000円
ペアチケット:6,000円(当日券なし)
【当日】
一般:4500円
U-25:3,000円
高校生以下:1,500円
【チケット取り扱い】
市民交流プラザチケットセンター
セコマチケット(セコマコード:D24112101)
【ご予約(当日受付にてお支払い)】
メールでの受付(①お名前、②ご観劇日時、③券種、④枚数 をご送信ください) info@tsurumaki-gakudan.com
スタッフ
音楽:加藤亜祐美
舞台美術:高村由紀子
照明プラン:山本雄飛
音響:大江芳樹(株式会社ほりぞんとあーと)
宣伝美術:勝山修平(彗星マジック)
ライセンス:シアターライツ
特別協力:土屋誠(カンパニー・ワン)
制作:佐久間泉真(弦巻楽団)
主催:一般社団法人劇団弦巻楽団
助成:芸術文化振興基金
後援:札幌市、札幌市教育委員会
協力:さっぽろアートステージ2024実行委員会、札幌劇場連絡会