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【座組紹介:演出】弦巻啓太|舞台『ファーンズワース・インヴェンション』11/21-24

2024年11月21日(木)〜24日(日)に生活支援型文化施設コンカリーニョにて上演する舞台『ファーンズワース・インヴェンション』。アーロン・ソーキンによる実話に基づいた傑作戯曲を、弦巻楽団の劇団員に加えて豪華俳優陣を迎えたオールスターキャストで日本初上演します!
このnoteでは、劇団員が出演者(と一部スタッフ)をご紹介!これまで何度も共に作品を創り上げてきたメンバーです。

『ファーンズワース・インヴェンション』メンバー紹介! 最後の紹介は劇団代表の弦巻啓太です。

文章=佐久間泉真(弦巻楽団)


弦巻楽団代表、脚本家・演出家。



演劇との出会いは、中学生のとき。学芸会で『十五少年漂流記』を脚本・演出をすることになり、舞台の面白さに目覚めます。
高校で演劇部に所属し創作脚本を執筆、高校卒業後、高校演劇の仲間と劇団を旗揚げしたのは1996年のときでした。2003年にその劇団を辞めるまで、ほぼすべての公演の作・演出を務めました。弦巻楽団を設立する前のことです。

当時の作品は弦巻楽団になってからも再演しています。たとえば『ワンダー☆ランド』。(2003年初演)


#33『ワンダー☆ランド』2019年、生活支援型文化施設コンカリーニョ(札幌演劇シーズン2019-夏)


『果実』。(2003年初演)


#25『果実』2016年、サンピアザ劇場


『センチメンタル』。(2000年初演)


#31『センチメンタル』2018年、サンピアザ劇場(札幌演劇シーズン2018-夏)


そして、2003年に弦巻楽団を旗揚げ。
第1回公演『秘密のままで』。


#1『秘密のままで』2003年、演劇専用小劇場BLOCH


2006年に第3回公演『死にたいヤツら』で、札幌劇場祭TGR2006で大賞、遊戯祭06で最優秀賞を受賞したことをきっかけに、弦巻楽団を本格始動させました。

『死にたいヤツら』は代表作となり、何度も再演を重ねています。


#21『死にたいヤツら』2014年、ターミナルプラザことにパトス(札幌演劇シーズン2014-夏)
#36 3/4『死にたいヤツら』2021年、サンピアザ劇場


それから18年間。
札幌でこつこつと年1〜3作の公演を行い、


#26『裸足で散歩』2016年、扇谷記念スタジオ・シアターZOO
#27『君は素敵』2017年、扇谷記念スタジオ・シアターZOO(札幌演劇シーズン2017-冬)
#28『ナイトスイミング』2017年、サンピアザ劇場
#34『ユー・キャント・ハリー・ラブ!』2019年、教育文化会館小ホール
#38 1/2『死と乙女』2023年、生活支援型文化施設コンカリーニョ


2013年からは演劇研究講座を開講し、


演技講座発表公演「舞台に立つ」『コリオレイナス』2017年、扇谷記念スタジオ・シアターZOO
演技講座発表公演「舞台に立つ」『ペリクリーズ』2022年、扇谷記念スタジオ・シアターZOO


2015年には日本演出者協会主催「若手演出家コンクール」で最優秀賞を受賞し、


#22 1/2『四月になれば彼女は彼は』2015年、扇谷記念スタジオ・シアターZOO


時には札幌を飛び出して旅公演を行い(道内は滝川、美唄、帯広、苫前、置戸、道外は東京、三重、愛知、京都、大阪、北九州、沖縄、韓国!)、


#38『セプテンバー』2023年、帯広市民文化ホール・大ホール
#39『ピース・ピース』2024年、置戸町中央公民館


そして、今作『ファーンズワース・インヴェンション』で第40回公演を迎えます。



どんな演出家か?
一言では難しいのですが、劇団のメンバーページ、プロフィールには次のようにあります。

弦巻啓太
弦巻楽団代表。脚本、演出。
1976年6月6日生まれ。札幌市出身。辰年、双子座。動物占いは「粘り強いひつじ」。

弦巻楽団 公式サイト

動物占いは「粘り強いひつじ」。

性格は地味で堅実。負けず嫌いで自信家。はっきりものが言える。始めたことは何があっても最後までやる。本当の自分を出すのが苦手。好きなことや興味のあることには全力を尽くす。



『ファーンズワース・インヴェンション』は、演出家・弦巻啓太の一つの到達点となるような作品です。

公演は11月21日(木)〜24日(日)。
JR琴似駅直結コンカリーニョにて。
劇場でお待ちしております!!



公演情報

『ファーンズワース・インヴェンション』

脚本:アーロン・ソーキン
翻訳:青井陽治
演出:弦巻啓太

鬼才アーロン・ソーキンによる実話に基づいた傑作戯曲 “The Farnsworth Invention” 弦巻楽団の手により、日本初演!

“The Farnsworth Invention” は、映画『ア・フュー・グッドメン』や『ソーシャル・ネットワーク』で知られる脚本家アーロン・ソーキンの代表作の一つ。テレビ開発の歴史を実話を基に描く本作は、2007年にブロードウェイで上演されました。

ニール・サイモン『裸足で散歩』(2016年)、アリエル・ドーフマン『死と乙女』(2023年)など、これまで数々の海外戯曲を手掛けてきた弦巻楽団が、2024年11月、日本初演を行います。

日本を代表する翻訳家・青井陽治が亡くなる直前に「これをいつか上演して欲しい」と弦巻に手渡した未発表の翻訳を使用。演出家・弦巻啓太の一つの到達点となる舞台です。

出演は弦巻楽団の劇団員に、豪華俳優陣を迎えたオールスターキャスト。主人公である天才科学者フィロ・ファーンズワースを、これまで何度も弦巻楽団の舞台を共に作り上げた遠藤洋平が演じます。

初日を迎える2024年11月21日は「世界テレビ・デー」。テレビの発明をめぐる二人の《インヴェンション》の日本初上演をお見逃しなく。

ストーリー
1921年夏、14歳の天才少年フィロ・ファーンズワースは、誰も成し遂げていなかった「完全電子式テレビの設計図」を考案する。彼の描く革新的な技術は、当初多くの大人たちから真剣に受け止められていなかった。

しかし、彼の世界初の実験が成功したことで事態は急転。

彼の成功は、やがて大企業RCAの社長デイヴィッド・サーノフとの間に長期にわたる争いを引き起こすことになる——。

キャスト

遠藤 洋平(ヒュー妄)
村上 義典(ディリバレー・ダイバーズ)
深浦 佑太(ディリバレー・ダイバーズ)
井上 嵩之(→GyozaNoKai→)
田村 嘉一(演劇公社ライトマン)
岩波 岳洋

相馬 日奈(弦巻楽団)
木村 愛香音(弦巻楽団)
イノッチ(弦巻楽団)
高橋 咲希(弦巻楽団)
髙野 茜(弦巻楽団)
来馬 修平(弦巻楽団)

温水 元(満天飯店)
町田 誠也(劇団words of hearts)

日時

2024年11月21日(木)〜24日(日)
21日(木)14:00/19:00
22日(金)14:00/19:00
23日(土)14:00/19:00
24日(日)14:00

※全7ステージ
※開場は開演の30分前。
※上演時間は約120分を予定。

会場

生活支援型文化施設コンカリーニョ
札幌市西区八軒1条西1丁目2-10 ザ・タワープレイス1F
TEL:011-615-4859
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チケット

【前売・予約】
一般:4,000円
U-25:2,500円
高校生以下:1,000円
ペアチケット:6,000円(当日券なし)

【当日】
一般:4500円
U-25:3,000円
高校生以下:1,500円

注意事項
・ペアチケットは1枚で2名様が入場できるチケットです。ご利用の際は、2名同時に受付・入場していただく必要があります。別々での入場はできませんのであらかじめご了承ください。
・U-25(25歳以下)、高校生以下チケットは当日受付にて身分証をご提示ください。
・未就学児の入場はご遠慮いただいております。
・ご予約のお客様は、当日受付にて支払いが済んでからのご案内となります。前売券をお持ちのお客様を優先的にご案内する場合がございます。

【チケット取り扱い】

【ご予約(当日受付にてお支払い)】

  • オンライン予約フォーム

  • メールでの受付(①お名前、②ご観劇日時、③券種、④枚数 をご送信ください) info@tsurumaki-gakudan.com

スタッフ

音楽:加藤亜祐美
舞台美術:高村由紀子
照明プラン:山本雄飛
音響:大江芳樹(株式会社ほりぞんとあーと)
宣伝美術:勝山修平(彗星マジック)
ライセンス:シアターライツ
特別協力:土屋誠(カンパニー・ワン)
制作:佐久間泉真(弦巻楽団)

主催:一般社団法人劇団弦巻楽団
助成:芸術文化振興基金
後援:札幌市、札幌市教育委員会
協力:さっぽろアートステージ2024実行委員会、札幌劇場連絡会

お問い合わせ
一般社団法人劇団弦巻楽団
メール:info@tsurumaki-gakudan.com(担当:佐久間)

SNS
X:https://x.com/tsurugaku
Instagram:https://www.instagram.com/tsurugaku/
ハッシュタグ:#ファーンズワース・インヴェンション

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