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「コロナに負けるな」。それでも。あくまでも。

本日こちらの本番になります。

弦巻楽団×北海道大学CoSTEP コラボレーション企画『インヴィジブル・タッチ』サイエンスアゴラ2020参加配信公演

17:30からイベントはスタート。討議には参加できないですが、観劇のみならYouTubeで鑑賞可能です。

先日の通し稽古ではCoSTEPの種村さんからも、興奮気味に「演劇だった!」というメッセージが届いた。議論の展開に揺らぎ、迷い、どちらに転ぶかわからない危うさが心地良い時間。
この渦中で「接触追跡」をテーマに、「感染」を題材に上演する意味を改めて感じた通し稽古でした。象徴じゃなく、現実問題として「コロナ」や「接触確認アプリ」を取り上げる意義。日々ストレスになっている問題を、わざわざ眼前で繰り広げる意義。

登場人物の揺らぎに共鳴し、いつの間にか考えている時間。
その中で汲み取られる(浮かび上がってくる)解決でも祈りでもない、意思。それを掴み取るための思考の交換としての劇場。
ラストシーンに到る渦中で感じた感動は物語を味わうだけじゃない、登場人物3人の姿から受け取った何かへの感動だった。
何かってなんだろう。それは「物語」を私たちが必要とする理由、それに相当する何かでした。

「コロナに負けるな!」って言葉、初めに聞いた時「本気?!」と思いました。「負けるな」ってなんだよ。そもそも「負ける」ってなんだよ。グツグツと、苛立ちがお腹の中を渦巻いてました。その言葉を堂々と構え、脚本を執筆しました。大真面目です。だからこそ、それでも、あくまで、「コロナに負けるな」。

今週末には劇場での上演も始まります!

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弦巻楽団の会話劇(『サウンズ・オブ・サイレンシーズ』など)が好きな方は絶対に楽しめることも間違いないです。悪意とは違うドラマを堪能できるのも、なかなか無い魅力です。

劇場でもお待ちしてます。

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