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楽団日記

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日々の活動の様子や大切にしていることなどを徒然と書いていきます。弦巻楽団の弦巻楽団による皆様のための日記です。公演の特別企画も掲載。
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#演出

『演出のワークショップ』終了しました。何をやってもいいんだぜ。

代表です。 5月18日、19日、25日、26日に4日間にわたる劇場での『演出のワークショップ』が行われました。3年目となる今回は沢山の申し込みがあり、見学含め30名を越すメンバーが参加してくれました。 参加者も高校生から大人まで幅広く、出自も様々な方が集まってくれました。 メニューはまずベースとして3つの柱。 『演出とは何か?』 『演出の技術』 『実務としての演出(他パートとの関わり方)』を立て、 その中から『演出の技術』をさらに細かく四要素 『空間、ミザンス、転換、

長野県松本市「上土劇場」で演出WS

代表です。 世がクリスマスで華やかなりし頃。 かつて演技講座にみっちり参加し、お仕事の都合で長野に帰られたしのさん。長野に帰ってからも、弦巻楽団の活動だけじゃなく、受講生達それぞれの活動にまで足を運んでくれるようになったしのさん。 そのしのさんの発案で昨年今年と初夏に開催した『演出ワークショップ』を長野県松本市にある「上土劇場」で実施して参りました。 12月23日24日の二日間、合計10時間の集中WSです。 しのさんや上土劇場さんのご尽力で、20名を越す参加者が集まってくれ

劇場は創作する場所

代表の弦巻です。 5月20日21日、27日28日、二週にわたって開催された『演出のワークショップ』は、無事に4日間のメニュー全てが終了しました。 最終日は怒涛の5チーム場当たり、5チーム通し(ゲネ)、5チームの本番というタイトスケジュール。ゲネ前の最終調整の時間が殆どとれなかったけど、今回使用テキストに選ばれた『マクベス』を各チーム創意工夫に溢れた5種類に仕上げてくれました。 やっぱり面白かった。お疲れ様でしたー!! 今回の内容は 初日、二日目に『マクベス』の冒頭から1幕

若手演出家コンクール2022最終審査の審査員を務めてきました。

代表弦巻です。個人的なお仕事のことを。 東京に行ってきました。自分も2014年に参加した「若手演出家コンクール」の最終審査の審査をするためです。 これまでずっと一次審査、二次審査には関わってきましたが、最終審査の審査員は初めてです。様々な審査員を務めてきましたが、これまた重大な責任を負うことになりました(と、自分では思っていた)。最終審査に参加された4人の演出家は、さすがにどの方も技術は高く、考察は深く、己の演出について何度も何度も叩き鍛えてきた形跡がありました。いやあ、

秘密は何もない。本当に…。|第1回演出ワークショップの補足説明

代表の弦巻です。 あっという間に「演出ワークショップ」から半月が経ちました。 開催後のレポートがアップされた際、SNSで「近いうちに補足説明の文章をアップしますね〜」と書いていたのが10日前…。 早く補足説明を更新せねば、と思っていたのですが、 で、実際に書いてもいたのですが、 書けば書くほど膨大になり、補足説明よりむしろこっちが本論?のような様相を呈し、どうしたものかと考えあぐねていました。しかしそれでは受講してくれたみんなの中に残る感触もどんどん薄れてしまう、それは

【レポート】第1回演出ワークショップが開催されました!

こんにちは、楽団員の佐久間です。 2022年7月23日〜24日の二日間、弦巻楽団としての初の試み「演出ワークショップ」が開催されました。 これまで弦巻楽団では、通年で演技講座と戯曲講座を行ってきましたが、今回のテーマは「演出」。演出の理論と実践を学ぶという札幌でもあまり例のない取り組みでしたが、とても充実した時間となりました! 今回は、実際にどんなことが行われたのか、ワークショップの様子をご紹介します。 開催概要日時 7月23日(土)、24日(日) ともに13:00〜