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ややこしそうで実はシンプルだった。子どもにジェンダーの話をする時のリマインダー

ジェンダーの話、
5歳の娘に話すには、複雑すぎてどう話したらいいのか未知であった。でも、最近「あ、これだな」とひらめいたので、私のリマインダーをシェアします☺️

体は男性で心は女性の人、
体は女性で心は男性の人、

体は女性で恋愛対象が女性の人、
体は男性で恋愛対象が男性の人、

恋愛対象が男性と女性、どちらも対象の人、
自分の恋愛対象がわからない人、

女装がすきな男性、
男装が好きな女性、

男性同士のカップル
女性同士のカップル
男性同士に見える女性と男性のカップル
女性同士に見える女性と男性のカップル

などなど...

「性」と言ってもいろいろで、多種多様。
グラデーションのように、同じ色だったり違う色だったり、ちょっと違う色だったり...

オカマとかゲイとかレズビアンとか、
SOJIとか、LGBTQとか、トランスジェンダーとか
呼び方もいろいろ

ややこしくて、深くて、複雑でもあるけれど、
案外シンプルでもあることを最近発見した。

食べ物の好き嫌いがあるように、色の好みも様々で、みんな違う。

違って当たり前。そう、人は違って当たり前。

なのに、『違う』ことがおかしいと言われるような、おかしなことが起こっている

性格も、好みも顔も背丈も違うのに、なんで「性」のことだけあーだこーだ言われる必要があるのか。

相手を傷つけるようなことは言うべきじゃない、
これは普遍的なことでしょう?


世の中にはおかしなことを言う人もいる、さも常識そうに非常識なことを言う人もいるけれど、「それはおかしいし、非常識なことだ」とわかること、これがジェンダーについて理解することだよと、そう教えたい。

「違う」ことを、全部理解するにも無理がある。
各々の特性を理解するなんて、自分以外の人をくまなく理解するなんてできない(自分だって理解できないこともあるんだから)。それ以前に、そもそも違うんだから「違う」ことにめくじらをたてないで、『同じ』であることを強いられる時代はもう終わったよね。と、

「違っていい」より、「そもそも違う」

人は違うから、そこから自分と同じところを見つけたり、違うことを認めたり、違うことを楽しんでいったらいい。

そう思う。

だから、私が娘にジェンダーについて話すのは、

1. 人はそもそも違うこと
2. 人にはいろいろな性があること
3. 『違う』ことをとやかく言うのはおかしなこと
4. 性だけでなく、「違う」から「同じ」が生まれる。「違う」を認めて、自分を認めて、相手を認めて、尊敬できる人は尊敬して、そうでない人もそんな人もいるよねくらいで気にしない

世の中にはいろんな人がいる。
あなたも人から「同じ」と思われたり、「違う」と思われたりする。そして、ある時全く違う見方へ変化する時もある。

あなたはあなただし、どんなあなたも「あなた」でいい。その「あなた」ですら、「同じ」であったり「違う」あなたが出てきたり、日々変化するものだから。

『おもしろ楽しく生きてくれ。』


これに尽きる。



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