【江戸川乱歩:芋虫】読むのにマラソン並の体力使います。

画像1 江戸川乱歩。毎回読み終わるまでに、マラソン並の体力を使います・・・それぐらい、衝撃的な作品が多い。この本の最後に『芋虫』と言う作品が収録されているが、かなりの禁忌作。少し視点は逸れるが、この作品から『自分が犯してしまった罪に対して、相手が許してくれた場合。相手が寛容すぎるがあまり、自分の醜さがより強調され、更に苦しめられる。許してくれない方がまだ、マシだ。。。。』そんなことを感じた。人の心は難しいですが、それを着実に捉えて小説にできる江戸川乱歩。やはり色んな意味で凄すぎる作品。

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