Amzon PrimeについてくるKindleのPrime readingが、純文学好きには最強すぎる!!

画像1 森鴎外の有名作品の1つ。仕事で帰ってこない父の元へ、家族で向かいに行くが、途中子供達が人買い攫われてしまう。別々の人生を歩むこととなった家族たちの物語。そして、そもそも「なぜ父は帰ってこないのか」という理由も、最後に分かるのだが、衝撃の結末だった!
画像2 森鴎外がヒットした同時代に、夏目漱石もヒットしていた。夏目漱石にライバル心を抱いていたようだが、この『夏目漱石論』を読むと、単純に好きが溢れてて面白い(笑)
画像3 森鴎外の中で、一番好きな作品となった。罪を犯した罪人が、左遷される時に載る舟(=高瀬舟)。殺人は結果として良くないことだが、殺人に至るまでの背景を聞いた主人公は「本当にこの人が犯したことは、罪になるのか?」と疑った。ただ、それは到底自分で判断のできることではないと、現代にも通じる「善とは、悪とは」を見ているようで、考えさせられる一冊でした。

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