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ワシには効かぬ

↑険しい顔で新幹線に乗る2歳児。楽しかったらしい

職域接種で早めにうけることができたので、その前後の我が家を書く。
本記事は、ワクチン接種をオススメするものでも否定するものでもないですので、へー程度で読んでいただけたら・・・。

まず、夫のワクチン記録。
私のワクチン接種の丁度1週間前、夫がモデルナ製を受けてきた。
午前中に受け、そのあと仕事の都合であちこち移動し15000歩ほど歩いた。それが原因なのか、体質的なものなのか、運なのか・・・。夕方から腕が少し痛くなり始め、その夜は「接種した腕を下にして眠れない」「寝返りを打つたび痛くて目が醒め、碌に寝られなかった」そう。
翌日は36.9〜37.2度くらいの微熱が出ていた。熱よりなにより腕が痛かったらしく、パジャマを脱ぐ、Tシャツを着るときにも「痛くて袖に手が通せない・・・」という。私は非情な人間なので、(ええい、わずらわしい)と思い「一瞬、一瞬」と勢いよく着せて悲鳴を上げさせた。鬼です、鬼嫁。シャワーを元栓でちゃんと閉めてなかったら怒る鬼嫁。
「腕のここ(接種したとこ)!熱持ってる!硬い!」などと主張する。そりゃそうもなるでしょうよ…。インフルのだってなるわ。「そうやね…。冷やしたい?」「いい!!」など、痛みを主張する夫と、あっさりした私の攻防であった。土日と抱っこやものを運ぶ系は私が行い、基本的にはゆっくり過ごしてもらった。
人の痛みなので他人事です。すみません。



私はなんとなく大丈夫な自信があった。
血が出る系や採血・血管注射は情けないほどにだめなのだけど、筋肉注射は不妊治療の時に散々やったし、内側からずきんずきん系にはまあまあ強いと思う。
あと、最近読んだ「子育てアフロ田中」で「北斗晶の人生で痛かったランキング」で、アジャコングの裏拳・バイクに轢かれるなどを超えて「2位 出産」があったのでちょっと励まされたというのもある。私出産したし、みたいな。アジャコングの裏拳は受ける勇気ないけど…。

私「私多分大丈夫やと思うよ。血管ちゃうし大丈夫。なんか、そんな気がする」
夫「絶対痛いから。絶対痛い。」

普通逆やろ。大丈夫っていうやろ。
まあ、私は大丈夫なのである。



7月2日、10時半。
私が受けるのもモデルナ製である。
前日の酒がわずかに残っているのかしら、刺す前からちょっと頭が痛い。二日酔いって…。
私「私明日ワクチンなんだけど…お酒どうしよっかな…」
後輩「つまり明日飲めないじゃないですか!飲みましょう!」
私「そうだね!飲もう!!」
飲む。あー楽しかった。楽しいお酒。…。

機械的に処理されていく。2歳の時に熱性けいれんをおこしたので、いちいち痙攣の項目を説明する必要がある。遺伝性で、みごとに娘も熱成けいれん経験済みのため、娘もこの運命を生きなければならないと思うと申し訳ない。

上腕を差し出し、深呼吸までしたのに、とっても注射の上手なお医者様で、一切痛みを感じなかった。チクリともしなかった…。ペン当たったくらい。
あまりに痛くないので、注射器みるの苦手なくせにフッと腕を見てしまったもの!
「あれ?刺さってる… あっ、これから肉にズズズ…みたいな痛みがくるんですね!」
と思ってたら、そのまま入っていって、抜かれたもの。
「えっ…えっ?すご……」
って動揺していたら、お医者さんと看護師さんが「なにか気持ち悪さ感じられますか?」と心配してくださったんだけど、
「あっ…すご…お注射上手ですね…」
って動揺したまま去りました。(完全に不審者)
今までに2,3人くらいしか当たったことないんだけど、注射のうまい人って当たるとものすごくラッキーだよね!!
そういう弁護士バッジみたいなものを発行すればいいのにと思う!もしくは「注射検定」みたいなのを打ち立てて、技術を継承していくべきだと思う!
注射が上手かろうが、痛かろうが、お医者さんの仕事の儲けや評価には影響なんてほぼないでしょ。名声にも関係ないでしょ。なのに上手いなんて!思いやりと信念の塊やん!!!激アツ!!!!
私はそういう医療従事者の方に出会うとフワァ…!と感激してしまうよ。


さて、その日は接種後早々に家に帰った。残りは家で在宅勤務だ。

13時ごろ、うーん気のせいではないかな?くらいにはうでがほんのり重たさを感じてくる。でも全然大丈夫。

在宅勤務の夫に、上手にうってもらって全然痛くなかったんだよーというと
「これからや。これからどんどん痛くなるで…。」
と脅された。
私が塩対応だったことを、今に後悔するぞと思っているのであろう。ほらみろと言いたいのであろう。

15時半ごろ。左肩(左腕に接種)と首がとても凝る。急に重めの肩こりきた!!みたいな感じ。左腕は筋肉痛みたいなかんじ。
ていうか、喉が痛い…。イガイガする。

夫「どう?」
私「なんか重めの肩こりみたいなん来たー。あと喉が痛い」
夫「そうやろう、そうやろう。これからもっとくるで。夜は眠れへんから覚悟した方がいい。」
※ドヤ顔

私はもともと不眠症ぎみだから慣れているし、翌日土曜日なので安心だ。一応、副作用に備えて予定入れていないしね。

私「てか喉。腕より何より喉がいたいんやけど」
夫「喉?喉は知らん…それ違うやろ。てか腕がどうのこうの(←ちゃんと聞いてないのでよく覚えてない)」
私「いや喉が痛いんやもん」


17時ごろ。微熱か二日酔いみたいな眠さとだるさ。仕事も家事も全然できるけど、なんかぼーっとする感じ。


20時ごろ。娘のお風呂。
夫「どう?痛い?なんでそんな普通なん?」
私「痛いよ。腕持ち上げたら(上にハーイ、みたいなのは)痛いからあんまり上げたくないかな。」
夫「なんでなん?おかしい・・・そんな軽いなんておかしい…(ブツブツ)」
私「てか・・・喉がめっちゃ痛い」
夫「それは知らん。それは副作用ではない」
私「え〜でも同じタイミングやん!」
娘「ゲッホエッホ!じゅる(鼻水)」
夫私「これか」

※調べる限り、副作用に喉の痛みはなかった。

いつも通り、22時ごろ就寝。
私「だるさはあるし、今日はゲームせんと寝るわー。」
なんせ喉が痛かった…かすれてきた。

全然普通に眠れた。

翌日も、微熱っぽいだるさと、上腕部の熱っぽさはあったもののその程度。でもまあ接種翌日ということで、眠気もあるしのんびり過ごしました。

私には大きな辛さはなかったので、予防接種受けることをきめていて、いろんな噂で怖くなっている人がいれば、これくらいの人もいるんだーって思っていただければ。
腕の痛みは、筋肉痛程度ですね。スノボ1日やった翌日に比べたら全然、大丈夫です。スノボは大変やったわ、ほんまに。ポツンと一軒家のおばあちゃんの方がよほどキビキビ歩いてるってくらいの老婆っぷりやったわ。

ほんで私多分風邪ひいてるわ。夫はわかってた。喉の痛みと、鼻の奥が詰まってる感じするから。咳も出るし、人目きになるからあんまり家でんとこ。

さっさと2回目を終わらせて、シールドを身に付けたいものですわ。

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