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おっぱいと平日の映画館

18/11/26

体調が悪かった日。朝起きた時点で、「今日はだめだ、保たない、人に会えない」と判断する。
数日頑張った日、ハイな日が続いた後はどうしてもエンジンが切れてしまうようになった。それが今日。
はるか彼方で季節外れの台風がぐるぐるしていることも関係しているのかもしれない。

元々入れていた予定をキャンセルして、ひとりの日を過ごすことにした。
すごく楽しみにしていたし、迷惑かけちゃうの申し訳ないけど、自分の体調が優先だと思い込むことにする。無理をしすぎるとまた体調を崩してしまいそうで怖い。

もう一度布団に潜りこんで11時過ぎまで眠る。6時に目覚めた時よりはマシ。
食欲はほとんどなかったけれど、無理やりおにぎりをお腹の中に詰め込んだ。

映画館へ行って「人魚の眠る家」を鑑賞。平日昼間の映画館は滅多に行かないけど、想像以上に人で埋まっていてびっくり。基本的には高齢者ばっかりだったけれど。
最近は後ろの端っこの方の席に座って、少し斜めの角度から映画を見るのにハマっている。
ど真ん中でど迫力の中見るのも楽しいけど、エネルギーを全身で受けるとヘトヘトに疲れてしまうこともある。斜めから見ると、客観的に映画を観れる気がして、色々考察しながら楽しむことができる。
ひとり映画はいい。いくら泣いても、どの席に座っても、誰を気にすることも必要ない。

それでもやっぱり平日夜の人の少ない映画館こそ至高だなと思いつつ、人魚の眠る家を観た。
将来はホームシアター作りたいなと、密かな夢がひとつ増えている。

原作と違う設定になっている部分が多々あったが、映画は映画で面白いと思った。あの分厚い作品を2時間の映画で緻密に表現し切る方が不可能よね。

映画を観終わっても、開放感は訪れない。キャンセルしてしまった予定に対して、無意識のうちに罪悪感を感じているのだ。

カフェへ足を運び、まなつさんの「おっぱいが大きかったので会社員を辞めてポールダンサーになった話」を読む。
例のブログは何度も何度も読み返しているから、大方のストーリーは頭に入っていた。好きな部分は書き下ろしのエピローグである。
やっぱりまなつさんの文章は面白い。1時間ほどであっという間に読了してしまった。
今度ゆっくりブログに感想を書こうと思う。Amazonのレビューにも書いた方がいいのかな、Amazonのレビューって書いたことないから書き方よくわからないのだけど。

その後、新しいiPad miniとキーボードを使ってこの日記を書いている。
ここ数日、インプットが多くて書き残したい出来事や感情や考察がたくさんあるのだけど、どうも追いついていない。
脳内でオーバーヒートしつつある情報量をゲロのように吐き出すように書き残すのがわたしのなかでとても大事な儀式。
というわけでこれからゲロのように感情を吐き出していこうと思う。いったんおわり。
明日も生きていきましょう。