「道」のマインドフルネス(まとめ)
「道」のマインドフルネスについて、全体をシンプルにまとめてみる。
詳細や関連は【リンク】から他の記事を参照のこと。※個別に書いたものなので、統一感がなく読みにくいかもしれない。
○やること
「リラックスして、呼吸に気づいていること」
これが、すべてである。
「リラックス」、「呼吸」、「気づき」に分解して、それぞれを見る。
『リラックス』
【Doing(する)ではなく、Being(ある)】。
Doingとは、結果を求めること。
「I do meditation」
そのために、私が行為する。
【道は急がば回れ】
Beingとは、手段と目的が一致していること。
「【 I am 】」
リラックスしようとすることもなく、ただ静かにあること。
リラックスするためには、その障害を取り除くこと。それが、【耐えること】。
コントロールしようとするのは、Doingである。
なにかを肯定も否定もせず、【受け入れること】がBeingである。
そして、きっぱり【決めること】。
リラックスには、決意(【確信、信頼、信仰】)が必要。あれこれと悩んでいては、静まらない。
『気づき』
【気づき】とは「忘れないこと」。
すでに明らかな自明なものを、覚えていること。
【智慧】とは自明性。
呼吸をしていることは自明であり、「私がある」ことも自明。
自明なことは直接体験であり、【 Doing (観察) 】ではなく、【 Being (観照) 】。
【観察と気づきの違い】
『呼吸』
【四つの呼吸】がある。
意識→心→エネルギー→身体。
四つが重なっていつもある。
意識は、すべての基盤となるもの「Love(I−I)」
心は、呼吸の原因「I(主体)」
エネルギーは、呼吸の形成エネルギー「do(感覚)」
身体は、物質的な呼吸「meditation(行為)」
「Love」→「I」→「do」→「meditation」。
微妙なものから、ハッキリしたものへ。
(ポジティブ)至福→満足(安心)→喜び→快感。
(ネガティブ)至福→孤独(後悔)→憂い→痛み。
Loveには至福しかない。
○どうやるか
マインドフルネスは、瞑想技術(外)ではなく、自己認識(内)。
なにが見えるかは、自己をなにと見なしているかによる。なにを見るかではなく、【どう見るかが重要】なのである。
自己の制限を外すことが、マインドフルネス(道)。
○プロセスに分解してみる。
始まり(道以前)は、「【 考察 】」のみ。
ここで、【外から「内(道)」へ転換】する。
そして、【考察から観察へ】
役に立つのは、【思考を制御すること】【基本の集中】
目指すのは、【思考から自由になること】
身体のレベルでは、まずは、「考察」+「観察」。そして、「考察」+「観照」の2段階。
「見ないように、見る」
→「私=身体の自己同一化を離れる」
※プロセス例【 呼吸 】【歩くこと】
エネルギーのレベルでは、「考察」+「観照」。
「感じないように、感じる」
→「私=エネルギーの自己同一化を離れる」
【身体とエネルギーの違い】
心のレベルでは、「観照」のみ。
「知ろうとせずに、知る」
→「私=心の自己同一化を離れる」
【ラベリング(想念)を外す】
意識のレベルでは、「観照」+「【 識別 】」。
「考えないように、考える」
→「私=意識の自己同一化を離れる」
【概念と概念の間を見る】
このように、「Doing」から「Being」へ移行する。
やることは、はじめから終わりまで変わらない。現在地は目的地でもある。
○やること
「リラックスして、呼吸に気づいていること」
そのときそのときの、当たり前の、自然な呼吸を忘れないでいること。
マインドフルネスの目的は「Be happy」。
【幸福とは、当たり前で、とても自然なこと】なのだ。
いただいたサポートは、また誰かのために使わせていただきます。Be happy!