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#つなレビュー(2022/08/07)

 花火がドーンと。夏!な今週のサムネイル画像。製作者・ミナミちゃんのポートフォリオはこちら。

サイボウズでのお仕事

  • マネジャー層をまたいだディスカッション、交流の機会をつくるプロジェクトが進行。会議体の設計っていうのも、いろいろ工夫のしがいがある仕事だなー

  • 立教大学・中原淳先生の研究室メンバーの方々が主催の組織開発に関する読書会に参加。英語文献をあれだけ読んだの、学生ぶりでした。幅広く知識のシャワーを浴びたので、じっくり振り返ってまとめていきたい。

コーチング

 今週のセッション件数は0件。今週はセッションの実施なし。ゆるりとしていた。GCI103のポータルがオープン。学習もいいペースで進めていきたいー。

観たもの・聴いたもの・読んだもの

人事制度改革だけでなぜ組織は変わらないのか? 組織変革において効果を発揮する「組織開発」とは?

 中原先生や中村先生の著作で概要をつかんでいた組織開発の考え方と手法に関して、具体的な実施方法の参考になる資料でした。勉強になりました。

和田秀樹『自分が「自分」でいられる コフート心理学入門』

 かねてより気になっていたコフート心理学。「鏡」「理想化」そして「双子」という自己対象(=当人の主観世界を想像できる他者)の働きを心得た上で、コーチング等の対人支援に活かしていきたい。

 「間主観性」のキーワードも久しぶりに目にした。人間の心は本人の中で完結しているわけではなく、常に他者との相互関係の中で変化している。 コーチとしては、自らやクライアントの主観(ものの観方)についてそうした「無理のない」捉え方をしておくことが、セッションのゆとりを助けるように思う。

『研修開発入門「研修転移」の理論と実践』

 研修・人材開発は経営に資することが大事。研修前の設計、研修後の行動変容や組織目標の達成に度合いを丁寧にフォローアップすることの重要性を改めて実感。言うは易く行うは難しだけど、できるところから一つずつ。

 カークパトリックの研修評価の4レベル(反応、学習、行動、成果)もベースに置きつつ、研修設計の際は逆から考えるのが重要かな。どのような成果を目指すのか?から始まり、それを実現するための行動変容を促す環境要因にも着目する。 研修後のアンケート取っただけで一喜一憂では全然あかんなー。

プライベート・雑感

 日曜日は宮本さん主催の「本当の仕事」ワークショップ@多摩センターに参加。「本当の仕事」ワークショップに参加するのは久しぶりだし、リアルでの参加は初めて。いい時間でした。宮本さんによるアレンジもよかったです~

 自分の存在意義(生まれてきた目的・理由)の仮説もアップデートできてよかったです。今回生まれてきたのは「私は、ひとりひとりの物語を紡ぎ、新しい生き方への気づきを促すために生まれてきた」というもの。ひとりひとりの人生には、それまでに紡がれてきた物語があり、それらが織り合わせられた形として、チームや組織、家族、地域、社会など、いろいろなつながりがある。そこにある歴史、というか息づかいみたいなものを大切にしたい自分がおり、それは言い換えれば「伝統」を尊重することでもあるのだと思います。

 一方で、新しい価値観での生き方、家族観、教育などにも関心が湧いてきている最近。どうしたら人間はより創造性を発揮して、ひとりひとりが自分らしく生きられるのだろうか。そのためには、これまでの社会・世界を支えてきた旧来的なシステム・価値観のあり方を見直しつつ、新たな気づきを得て実践していくことが必要なのではないか。言い換えれば「革新」を描いていきたい、ということでもあると思っています。

 そういうところから、一つひとつの物語を尊重しつつ、そこから着想を得て新しい生き方への気づきを得られるような、その実践を促すような、そんなあり方でいられるといいなー、と思うわけです。一歩ずつ、今ここの身近な関係性からやっていこう。

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