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ジャージ女子の写真サイト「tracktop girl」、ロゴ制作と“背景ストーリー”。

▶ 「tracktop girl(トラックトップガール)」ロゴの解説。


「動き・存在感」 というコンセプトで制作。つながりと可能性の拡散。

やわらかさとエッジを合わせ持つ、 独特のロゴタイプ。タイプフォルムと統一された、 ジャージのチャック・持ち手のシンボル。

ジャージ姿の女子。 アクティブでかわいく、 魅力あふれる、 写真とサイト。被写体・発信する側の存在感によって、 見る側の心も動くロゴマーク。


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△ 「tracktop girl」を立ち上げた、トーニャハーディングさん。

△ 「tracktop girl」サイト内の写真より。


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▶ 僕と「tracktop girl」の出会い。(書き手:永井弘人)


「tracktop girl」の存在を初めて知ったのは、Twitterからだった。「 ジャージ姿の女の子は好きですか? tracktop girlというサイトを作りました」。

なに言ってんだ! 好きに決まっているだろう! と頭が判断、口から発するよりも先に、指先クリック。tracktop.net にアクセス。

“トラックトップガールは、ジャージ姿の女性の写真サイトです。”

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カーン!!!!! ジャージ×女子。そのキーワード。鮮やかな写真から視覚的に見る。衝撃を受けた。掛け合わせの可能性。魅力のセッション。より注目すべきは、撮影される背景シーン。コンセプトに合った、ベストポイント。

ジャージ×女子×シーンが重なる。特上寿司。シャリとネタに、蟹味噌汁がついてくるように、え! いいんですか!!? こんなに堪能して……なのだ。

僕の指先カーソルは、「CONTACT」を選択。指先キーボード(しつこい)は、まだ面識のない、素晴らしき発信者に向け、メッセージを打ち込んでいた。

「“つなぐよ”という、“カルチャー次世代”をロゴ・ストーリーで後押しする企画を立ち上げた者です。ぜひ、『tracktop girl』のロゴをつくらせてください」


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▶ 「tracktop girl」キックスタート & ドラマチック。


本サイトを企画した、トーニャハーディングさん。はじめは、友人である美容師さんとの会話から生まれた企画であった。

DJ、シンガーソングライター、そして、美女冒険家。今までの経歴・実績を経てきたゆえ、頭の中にあるビジョン =「ジャージ×女子」の発信を形にする、人とのつながりはあった。モデル、メイク、フォトグラファー。

あとは、自分が走るかどうか。それだけだ。

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2017年末。「tracktop girl」実現への幕開け。撮影開始。2018年、1月。サイト公開。“ジャージ女子好き女子”や“おっさん”からの反響、モデル希望の声も上がってきた。同時に、さらに攻めることも忘れない。3月末。早咲き桜を見たトーニャハーディングさんは、Twitterで呼びかける。

「iPhone撮影でも問題ない方、ぜひお声かけください」

フォトグラファーへの敬意を払いつつ、早く咲いた桜をバックに「tracktop girl」の記録を残さねば。そんな、熱量と意地が伝わってきた。

写真は今の瞬間を切り取る。桜は今咲いている。明日には散るかもしれない。「今」、やるべきなのだ! 激熱! まだ春だけど、アチチ! その呼びかけに賛同するモデルさん。リアルタイムで進むドラマ。僕は、凝視していたスマホを強く握りしめていた。

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「tracktop girl」の魅力を、カルチャー視点で掘りさげる。


トーニャハーディングさんが乃木坂46愛を語るように、私も語らせていただく。誰に頼まれなくても。「tracktop girl」の魅力。それは、「多様性」である。

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鬼×金棒。あんドーナツ×牛乳。ボーダー×ニーハイ。ラーメン×半チャーハン。風×バイク。息抜き×生き抜き。……そして、ジャージ×女子。絶妙なコンビネーション。世界観の化学反応。ココロオドル、トリップトリップ!

ジャージのチャックは開ききった時がスタートか。締めきった時がスタートか。んなもんはどちらでもいいんだけど、どっちかってーと、締めきって、首にキュッとチャックがかかった、ピッタリフィット、密着感の方がジャージらしさがある。

素材のやわらかさが、女体の美しくかわいいラインを演出してくれる。ビビッドでカラフルな色合いが、エロさを健康的に変換してくれる。もう、最高だ。最高に変わる言葉があるとしたら、“超最高”なのだ。

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人々の興味や好きなモノ・コトは、「世の中の王道」から、「個々それぞれが持つもの」に移り変わってきた。無論、ファッションも。選べる岐路、選択肢が無数にできた。私はコレが好き! コレはビミョー! コレは好き!(そんなキミが大好き)

ジャージは着るものなので、ファッションの1つでもあるけど、「街中を歩く時に着るモノ」であると同時に、「スポーツ時に着るモノ」という二刀流。

それを着た女の子は、“ドストレートなオシャレ女子”という鉄壁シールドではなく、ジャージという“適度な軽さを持つアイコン”ゆえ、不思議と「ワシのような、おっさんも入り込んでいいんじゃなかろうか?」という感覚にさせてくれる。

もちろん、サイトを見た女子は女子で、“スポーティで健康的なかわいさ”の魅力にひかれる。

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▶ 「多様性」ゆえ、女子とおっさんをつなぐ「架け橋」。


つまり、「tracktop girl」は、その「多様性」ゆえ、“オシャレ女子”と“ジャージ好きおっさん”をつなぐ、「架け橋」でもあるのだ。

「架け橋」とは、共通言語、共通認識、ハローハロー! ひょっとしたら、

若い女子:「最近なにかハマってるコトってあります?」
おっさん:「『tracktop girl』ってサイトがあってね……」

若い女子:「あー! あのジャージ着た女の子がいっぱい載ってるサイトですよね! かわいいよね。私も出たいなぁ〜!!」
おっさん:「おおぉ! あのサイト、最高だよね! チミもモデル応募しちゃいなYO!!」

……ってな、盛り上がり会話を生み出す、魔法のオアシスになる可能性だって大いにある。(そもそも、この会話ができる状況はどうつくるか? は、あなた次第である)

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▶ 発信者、トーニャハーディングさんについて。

最後に。素晴らしき「tracktop girl」を発信し続ける、トーニャハーディングさんについて。

まず、Twitterのタイムラインを見てほしい。カッコ良さの境地に達する、ヤバさ、イカれ具合がわかるだろうか。音楽、アイドル、食い物……オンラインで息をするように、周囲の目を気にしない、純度高い思考をぶん投げ続ける姿勢。私は、マジでリスペクトしています。

……と、ロゴ制作を進める際はどうだったか? といいますと、それがもう……めちゃくちゃ真面目で、レスポンスも的確で、調整希望の指示も参考画像つきでわかりやすい。月並みなコメントで恐縮ですが、“仕事が早い・できる”代表。

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Twitterで見せる、言語弾丸は一面に過ぎなく、制作進行がサササとスムーズにいくのが、逆にコワかったのも、よき想い出です。

あと、トーニャハーディングさんがつくるDJ MIX。とっても心地良く、選曲もこれまた絶妙でして! 誠に勝手ながら、ジャージ女子とか音楽とか、“好き”のツボが重なった相手と一緒になって、デザインの方向性を見つけ出し、共同アウトプットすることは、心底楽しくて、グイグイうまくいくなぁ〜と、改めて感じたのでした。

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▶ 「tracktop girl」参考URLだよ。

ジャージ女子の写真サイト「tracktop girl」
トーニャハーディング Twitter
【 永久保存版 】彼女がジャージをジップ全閉にしたら…(ブログより)
ジャージ姿の女の子は好きですか? tracktop girlというサイトを作りました(ブログより)


△ 建設中の新国立競技場。「tracktop girl」撮影場所でもあり、諸々の意識に影響・変化を与えた。できていく過程は、リアルな想いも乗算する。

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……と、いうわけで! 「つなぐよ」記念すべき初の事例、ロゴとストーリー。ジャージ女子の写真サイト「tracktop girl」。いかがでしたでしょうか?? このnoteを読んでくれた、素敵なBoy&Girl。ぜひ、今後もチェックしてくれよな!(ベストな締め方の提案は、次回、かねこさんにゆずるとしよう)

【 B面 : ジャージ女子の写真サイト「tracktop girl」、ロゴ制作の“詳細フロー”。へ 】


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