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Cool head, but Warm heart【ロジカルに。激情に。】

今日は、僕がした就活での意思決定について書こうと思います。
本日、第1志望である企業の最終面接があり、内定をいただき、内定を受理させていただきました。自分なりに納得感のある決断ができたと。今は、うれしさというよりは、すがすがしさのほうが大きいです。


実は9月くらいから就職先をどうするのか?永遠と迷い続けていました。
今回は、最終的な意思決定までにどんな思考の過程をたどったのか?を書きたいと思います。


5年後とか、10年後に振り返ったときに、「当時の自分はこんなことを大切にしていたのか!」「変わってないな〜」とか「ここはまだまだ若かったな笑」とか、そんなことを思えるようにししたいからです。


また、思考過程を公開することで、今自分の進路とかに悩んでいる人に、ちょっぴりでも役立てればとも。あとは、就活時にお世話になったひとがたくさんいるので、その方々へのご報告も含めて。

では、書いていきます。



ロジカルに。徹底的な言語化

自分は比較的ロジカルに意思決定をしたいタイプなので、就活当初から「自分が入社する会社がみたすべき◯つの条件」みたいなかたちで、どんな会社に行きたいのかを言語化していました。ちなみに、最終的な条件は4つでこんな感じです。


1.問題点や解決策を構造化・言語化する人が高く評価されている会社であること
2.成果に応じて挑戦の機会が与えられる会社であること
3.キャッシュリッチであること
4.ライフステージに応じた年収が得られること


たしか就活を始めた当初の軸みたいのは3つくらいあって、いまメモをさかのぼってきて見つけたのですが、


1.25歳までに年売上10億円以上の売上を自分で作ることができるか?
2.経営陣が次々とより大きな山を目指して事業展開しているか?
3.スピード感のある業界がいい。仕事へのスピード感がほしい。

だったみたいです。まぁ、けっこうかわったというか、今のほうが自分の志向性とか、自分の無意識的に大切にしていることをうまく言語化できてるんじゃないかなっと思ってます。


ただですね、多分多くの人が気づくことだし、自分も本当に悩んだことではあるのですが、こういう条件って、選択肢にあたりをつけたり、選択肢を絞るのには役に立つんですけど、1つに絞るのには全然役に立たないんですよね笑
本当に、役に立たない笑


役に立たないどころか、「えっ全部当てはまっている会社多くない?どうやって決めるの?スコアリングして決める?」みたいな見当違いな方向にもいったりする。


最後の「エイヤッ!」をどうするのか?


困り果てた自分は、他にも軸があるんじゃないかな、、、っと言語化を続けてみました。
インターンに参加しておもったこと、財務的な指標だったり、将来したいことだったりを次々に条件に落とし込んでみて、全部に当てはまるものを選択したらどうかと!

えっ。ちょっと条件増えすぎ笑
しかも、その条件すらオールクリアする会社がいくつかあるんだけど笑


じゃあどうやって決めよう。
よし!今度は各条件ごとに◯、△、✕でもつけてみようと。
なんか重み付けして、スコアリングして点数付けすれば差が出てくるでしょ。


今、思うと笑ってしまうのですが、3,4週間ぐらい前は、こんな感じで無理やり決めようと努力してました。
でも、このときに気づいたのが、

きっとこのまま決めると、どの会社を選択しても、なんか困難があるたびに後悔するんだろうなっと。
やっぱりあっちの会社の方が良かったんじゃないかな?とか、そういえばあっちの選択肢はここのスコアは高かったんだよねとか。


そもそも、就職先は、こんなスコアリングしてとか、石橋を叩くように決めるものなのか?
違うだろう!っと。


しかも、事業会社に行こうとしていて、
事業会社で重要なことは意思決定、最後の「エイヤッ」をして、その選択肢を正解にしていくことなのに、
なに他人事のように「一見もっともらしい選択をしようとしているのか!」っと。


で、プラスとかマイナスとか、細かい条件を全部満たすとかじゃなくて、
自分が最も大切にしたい軸、もっというと自分が譲れない欲望を満たせる会社はどこなのか?それが最後の決め手になるだろう。と。


自分がもっとも大切にしたい欲望は、「達成欲」

自分の中には、なんとしても譲れない欲望があって、それは「目標を達成したい」という達成欲なんですよね。
飲んだりとか遊んだりとか、そんなことよりも仕事が好き。
なにか趣味をみつけてもだいたい飽きて、仕事ばかりしている。

チームで一丸になって、ただひたすらに目標に向かって、ひたむきに努力する。
そんな欲望が自分の中にはベッタリと張り付いていて、そんな達成欲を存分に発揮できる会社にいきたい。


じゃあ、そんな会社はどこなのか?


思いだしたのは、インターンの記憶でした。
「そういえば、あの会社のインターンの4人のメンバーは、ただひたすらに”いいプランニングをする”ことだけに集中していた」


サマーインターンって、一応採用イベントではあるので、一定程度評価されるにはどう行動すればいいのか?っていう思考が働きやすいんですよね。
「いまはこんなことを言っておけばいいでしょ!」とか、「リーダーの補佐役として立ち回ったほうが評価されやすいよね」とか、そんな行動が起きやすいのが採用イベントだと。
ただ、そんな中でも、あの3泊4日だけはチームみんなが、もちろんメンターの社員さんも含めて、
ただひたすらにチーム全員で良いプランを作り上げることに向っていた。

もちろん、クセも強ければ、強みも弱みもバラバラで、けっこうチームの方向性はまとまらない瞬間のほうがむしろ多かったんですけど笑
全員が結果をだすことに一生懸命だったと。


よく「社員さんと話していて。この会社は〇〇だと思って」みたいな言葉を聞くのですが、
僕はこの言葉にはちょっぴり嘘が入っているなっと思っていて、
そんなの話しているだけではわからんだろうと笑 会話ならなんとでもいえるだろうと。行動というファクトがもっとも信頼が置けるだろうと。


サマーインターンのチームメンバー全員が、目標達成をファースト・プライオリティーにおいている。

そんな参加者をこの会社ではサマーインターンの参加者として選抜している。この会社は、心から新卒にコトに向かう姿勢を求めているんだなっと。

ココらへんが言語化できたら、もう即決でした。
もちろん、当時内定はもらってないので、落とされる可能性はあったのですが、スタンスは取るべきだし、まぁ選考結果は本質的ではないだろうっと。

最初はロジカルに、そして最後は感情に動かされて意思決定をしました。


もう一度、自分の進路を意思決定するとしたらどうするのか?

将来、また自分の進路について見直す機会があったときのために、
ちょっと無理やり今回の教訓を言語化しておくと、

1.選択肢が満たすべき条件は、最低限のスクリーニング条件にしかならない
2.条件が言語化できたら、その言語化は正確なのか?一次情報を取りに行って検証をしよう
3.最後は、自分の意志がどこにあるのか?
4.そして、意思決定をするときは、その選択を「正解にしてやるぞ!」という覚悟を決めて!


ちょっぴり自己満足の欲求も混ざっている文章に長々とお付き合いいただきありがとうございました。
自分なりには、納得感のある意思決定ができました。
あとは、自分の意思決定を正解にしていく戦いですね。こっちのほうがよっぽど重要。

これからはチームDeNAの一員として、ただひたすらにコトに向かいたいと思います。


綱島将人

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