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QOOPIE 2024年3月16日(土)吉祥寺WARP ONE-MAN LIVE

名古屋拠点の4人組インストバンドQOOPIE初のワンマンライブ。

このライブ、後世に伝えられるほどの熱量の高いライブだったと思う。

私の後ろに立ってたお兄さんがライブ前に友人と会話してた「インストバンド1人で見に来る女の人は大体メンバーの彼女か奥さん」。
目の前に女1人で見に来てる私に分かってて聞こえるように言ってます?
でもライブ後に絶対心の中でこの発言取り消してくれたと思う。
女性一人でも見に来るでしょこれは。
お兄さん達が会場で一番興奮してたしね!

この日のセットリスト

もう本当に楽しくて楽しくて仕方がなかった。
小さい箱のワンマンライブって以外とお客さんより関係者が多くて、この日もそうなのかな?とちょっと思ってた。でも違った。
一般のお客さんばっかりで関係者なんて極わずか。
ライブのレスポンスやそれに対するメンバー達の反応、ライブ後の物販の長蛇の列で分かったよ。

先月QOOPIE見に行った新宿Marbleのインスト3バンドのライブも良かったけど、こうやって音楽に没頭できる空間ってめちゃめちゃいいよね!
皆音楽が大好きじゃん!年齢、国籍、性別なんて意味がなくなるこの空間。
なにこの私の居場所はココですよ感。
幸せ過ぎて泣きそうになった。

インストバンドだけど、先日ボーカル入りの楽曲をリリースしたタイトル『TOKIMEKI』。

 寺本颯輝さつき、通称さっちゃんの歌が良かった。
ライブは音源の数段上をいく仕上がったグルーヴ感。
バンドメンバー募集中と言ってたけど、色々癖がありそうな雰囲気、でも才能の塊のようなオーラも併せ持っていたさっちゃん。
QOOPIE、このさっちゃんとまたライブしてほしい、これだけで終わらすの勿体ない。

アンコールではこの『TOKIMEKI』と『Alaska』をやってくれた。
2回も聴けるなんてお得。『Alaska』はなんぼ聴いても盛り上がっていいですからね。

今まで大き過ぎて言えなかったという夢を話してくれたギターの成祐さん。

「武道館でワンマンライブをやりたい」

 無責任に「出来るよー!」という声が飛んでこない。
インストバンドが武道館ワンマンなんてどれだけ難しいか皆分かってるからね。本人達が一番分かってる事だし。

でも無理とも思わない。
やりたいという目標にむかっていけばそこに道は必ず繋がるし、応援してくれる人も増えていくし、出来なくはない事のような気がする。
それまでの道のりに心折れず進み続けていけば必ずシンギュラーポイントはあると思う。
それを信じられるくらいの確かなライブだった。

ライブ後、見に来ていたSEQUOiAのギター、タカシとフロアで喋っている時にギターのお2人、加藤かずきと成祐さんにタカシが声をかけて私もついでにお話する事ができた。

加藤かずき、何かフルネームで呼びたくなる名前と雰囲気なのでずっと加藤かずきと心の中で呼んでる。
「ギターめっちゃ最高だったよ、加藤かずき!」
声に出てた。
「え、どこかで会いましたっけ??」と訝しげに言いながら、すぐ思い出してくれて「あざっす!」と笑顔で返してくれた。
思ってる事が顔に顕著に出るタイプの人だ。

SEQUOiAの次の対バン相手がQOOPIEだと言う事も教えてくれました。
やっぱりー!先週のSEQUOiAのライブのMCでベースのナオトが口を滑らせそうになった「く」だよ。
絶対QOOPIEだと思ってた。
「なんか最後の情報解禁で大物扱いしてもらって恐縮です。とっとと言ってくれて良かったんですが・・・」と成祐さん。
いやいや、SEQUOiAにとってもSEQUOiAファンにとってもQOOPIEは愛すべき存在で大物ですよ。
ちなみに、今は情報解禁してるので書いてもネタバレではないです。

QOOPIEは次の東京ライブは4月13日のSYNCRONICITY。しかも会場はO-EAST!
1,200キャパですよ、大っきい。
このフェスは大好きなバンドがたくさん出るので2日ともチケット持っていました。
QOOPIE出演が発表された時震えましたね、凄い!!
2,000組の応募から選ばれたと成祐さんが言ってましたが、ホントにヤバいですね。
QOOPIE急に凄いことになってます。
見ようと思ってたLAGHEADSと思い切り被ってるので途中抜けようかと思ってたのですが、QOOPIE最後まで見ます。絶対見た方がいいとこの日のライブ見て決めました。
このSYNCRONICITYの2週間後にSEQUOiAとのフロアライブなんてどうしよう。O-EASTキャパからの目の前で演奏とか振り幅やば過ぎ。
どこにいても
「QOOPIE最高!!!」
と叫んでる私が容易に想像できるのでした。

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